2022年8月28日(日)に開催された「スプラトゥーン3前夜祭」の感想をまとめました。
記事：chiro(前作最高腕前S+2)
前夜祭とは
スプラトゥーン３発売前に8/28(日)限定で、無料で遊べた体験版です。
前夜祭ではスプラトゥーンシリーズで開催される「フェス」と呼ばれる、好きな勢力に所属してみんなで順位を競うお祭りのようなイベントが楽しめました。
操作性に違和感なし
初代の無印スプラトゥーン(WiiU)からプレイ経験のある筆者ですが、今回は前作スプラトゥーン２と同じプラットホームということもあり、操作性で混乱することはありませんでした。
新アクション
スプラトゥーン３では新たに「アクション」と呼ばれる動作が可能になりました。主に、進行方向と逆にスティックを入力してジャンプボタンを押すと可能な「イカロール」、壁にセンプクした状態でジャンプボタンを長押ししてパワーを溜め、ジャンプボタンを離すことで一気に壁の頂上から飛び出す「イカノボリ」です。
この新アクションはチュートリアルでは説明されませんでした。
つまり初心者やウデマエを気にせず楽しく遊びたいイカたちが最初から覚える必要はないようです。
逆に高みを目指すガチイカたちにとっては、バトル中相手と対面する場面で必須のテクニックとなっています。すでに前作ガチ勢の方々が新アクションを利用したさまざまな応用技をあみ出しています。
ちなみにスプラトゥーン３では新しいギアパワーとして「アクション強化」が追加されています。効果は「イカロールやイカノボリが行いやすくなるとともに、ジャンプ直後に攻撃する時の射撃のブレが少なくなる」です。
こちらを併用すればかなり高度で繊細なバトルが楽しめるでしょうね！
便利に改良されたポイント！
スプラトゥーン2発売から5年以上が経過し、満を持して発売されるスプラトゥーン３ですが、個人的にとても便利になった！と感じる点を挙げていきます。
ロビーが革命レベルで進化！
バトルのマッチングをするロビーですが、スプラトゥーン３からはこのロビーと試射場が一体化されました。
それにより、マッチングを待っている時間や、フレンドの合流を待っている時、試射場で自由に動けるようになったのはかなり大きなことだと思います。（マッチング待ち時間にブキやギアを変更することはできません）
スプラトゥーンにとって試射場でエイム練習をすることはとても重要なことであり、起動したらまずエイム練習！という方も多いはず。スプラトゥーン３ではめんどくさくてつい試し撃ちをサボってしまうイカでもちょこちょこ試し撃ちすることができるため、自然と地力の向上につながると感じました。
ちなみに試し撃ちをしていてすぐマッチに参加したい時はXボタンを押すことで即座にロビーのメニューが開けます。（Xを押して試射場のマップが表示されるときはLスティックを押すことでXボタンの割り当てを試射場マップからロビーメニューに切り替えることができます）
試射場の内容がグレードアップ！
その試射場ですが、広くなったのはもちろんのこと、あらゆる便利機能が追加されています。
どんなシチュエーションもある程度際限が可能な豊富な段差とバルーン、無限にダメージ量を測れる無敵バルーンや、こちらに撃ち返してくる「ダミイカ」などです。
このダミイカの追加により、これまではプレイべートマッチでしかできなかった「相手インクを必要とする検証」が一人で可能になりました。「相手インク影響軽減」のギアパワーの必要個数や、新スペシャル「キューインキ」を使用した練習や実験も一人でできるのはうれしいです。
また地味な変更ですが、試射場で塗りをリセットする時の入力が「Lを2回押してA」で可能になりました。
スプラトゥーン２ではマイナスボタンを押さなくてはならずなんとなく手間でしたが、一度コントローラーを持ち直す手間がなくなるのは大きいです。
ブンシン機能
マルチプレイを募集をしているフレンドにより簡単に合流できるようになったブンシン機能。ナワバリバトルではフレンドに合流したもののそのフレンドは部屋から抜けてしまっていて合流できなかった…なんてことが多く起きましたが、これからはフレンドに合流待ちを通知できるようになるようです。
しかしこれが少しややこしく感じました。
前夜祭が「フェス」だったせいかもしれませんが、部屋を作ってフレンドに募集通知を発信できるのはわかるのですが、自分がバトルに入ってしまってもその間フレンドが合流できるのかどうかがよくわかりませんでした。
これまで同様ロビーメニューからプレイ中のフレンドに合流することも可能なのですが、こちらはそのフレンドがバトルに入ってしまうと「試合中」と表示されて合流することができなかったのです。
フェスの4人マッチだったので部屋がいっぱいだった可能性もありますが、ナワバリバトルなどでどうなるのか発売後に検証が必要だと思いました。ブンシンに慣れるまではあまり便利には使用できなさそうです。
ブキやサブスぺの感想
発売時には修正されているかもしれませんが、スプラトゥーン２にある同じブキより塗りが広げやすいと感じました。
これはおそらくLスティックを倒した時に生じる「勝手な視点の移動」が軽減されたせいかもしれません。インクを打ちながら真横に移動ができるので、シューターなどでは打ちながら横移動するだけで簡単に全面に塗りを広げられました。
新ブキであるストリンガーとワイパーは単純に、私レベルのプレーヤーでは使いこなすのに時間が要りそうです。ストリンガーは３つの弾を発射する仕様なため、エイム力がないと射程内の相手でも1確でキルを取ることができません。3弾とも綺麗に当たるとリールガンのようなチン♪という音がなるようなので発売後練習したいと思います。
チャレンジマッチなどでマッチングした相手にたまにすでにストリンガーを使いこなしてたくさんキルを取ってくる方もおられたので、極めたら強いブキかもしれませんね！
強いと感じたスペシャルウェポン
強いと感じたスペシャルウェポンは「エナジースタンド」です。
スタンド本体を壊すことができないため、好きな場所に障害物を設置できることになり、さらに効果が適用されている時にデスすると復活までの時間が「1秒」になるため、早すぎてゆっくりマップを確認するヒマもないほどでした。しかもそれを設置した時のイカちゃんたちの声がめちゃくちゃカワイイです。
機動力の高いZApに付いているため、前夜祭ではZAPが大活躍でした。
ステージの感想
新しく追加されたステージはどれも理不尽に長射程が強い、などの地形が少なく、どれもしっかり立ち回れば勝ち筋が見える、内容の良い試合が可能なマップだと感じました。これからたくさんの攻略技や立ち回り、ホコルートなどを研究しがいがありそうです。
まとめ
以上が、前作中級者の筆者chiroの感想です。
スプラトゥーン２でXPの高かった上位勢の方々の感想はまた全然違ったものになっているかと思います。
当サイトのウデマエXライターの方も感想をアップする予定ですので楽しみにお待ちください！
記事の間違いやご意見・ご要望はこちらへお願いします。