【マイクラJava版/統合版/スイッチ】fillコマンドを使って整地する方法【Minecraft】

攻略大百科編集部
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対象プラットフォーム:Java版 統合版

マインクラフト (Minecraft) Java版、統合版で使用できるコマンド「fill」を使って整地する方法を紹介します。

fillコマンドとは?

コマンドfillは指定した範囲にブロックを敷き詰めることができるコマンドです。

fillコマンド基本の構文はこれ!

/fill [ブロックを置く始まりの場所の x y z] [ブロックを置く終わりの場所の x y z] [置きたいブロックID]

敷き詰めることができるブロックは通常のプレイで使う石(stone)ブロックや草(grass)ブロックのほかに、空気(air)ブロックも含まれます。

空気ブロックを敷き詰めると、敷き詰めた場所のブロックが無くなるので、整地に利用できます。

fillコマンドを使用すると、多くのブロックが同時に変更されるため一時的にゲームが重くなる可能性があります。

Switchや古いスマホ/PCなど重くなりやすい端末では指定範囲を広くしすぎないように注意しましょう。

fillコマンドの結果は戻せない

fillコマンドは非常に便利ですが、fillコマンドで変更した地形は元に戻すことができません!

建築や地形、構造物などを間違って消してしまわないように注意しましょう。

使い方

コマンドは半角小文字でチャット画面に書きます。

fillの場合は下の入力ルールどおりに書き込みます。

/fill [始点のx座標] [始点のy座標] [始点のz座標] [終点のx座標] [終点のy座標] [終点のz座標] [ブロックID] [データ値] [設置モード]

fillではブロックを置く範囲を指定するので、始まりの場所の座標(x y z)と終わりの場所の座標(x y z)を書き込む必要があります。

データ値とは

データ値は、ブロックの状態を表す値であり基本は0です。

fillコマンドにおいては指定しなくても動作します

階段ブロックのように向きが変化するブロックなどは、データ値を指定することで特定の向きに設置することも可能です。

座標の指定方法

fillコマンドにおいて座標を指定する方法は、絶対座標を使用する方法と相対座標を使用する方法があります。

絶対座標で指定する

絶対座標を使用する方法は、整地したい範囲の座標を確認し、数字を入力する方法です。

絶対座標での指定例
  • /fill 923 67 51 908 88 64 air

相対座標で指定する

相対座標で指定する方法は、「~」の記号を使用し、自分のいる位置から何マス先までを整地するかを入力する方法です。

「~」の記号を使った入力では、現在位置を「~ ~ ~」と表記します。

現在位置から離れた位置は、~のすぐ後に現在位置からの距離を入力します。

相対座標での指定例
  • /fill ~ ~ ~ ~10 ~5 ~10 air
  • /fill ~ ~-1 ~ ~-3 ~-50 ~-3 stone

実際に整地する様子

整地したい範囲の座標をメモします。

メモする座標は、範囲の始まりの場所の座標終わりの場所の座標の2か所です。

 

上の図のように、整地したい範囲の角の部分の座標1つとその対角にある座標をメモしましょう。

 

メモした座標をfillコマンドの入力方法に当てはめて入力して実行します。

入力するときの文字は半角英数です。文字(数字)間のスペースは半角です。スイッチの場合はアルファベットや数字と記号の入力画面でYボタンを押すと半角スペースが入ります。

今回の場合は以下のように入力します。

/fill 923 67 51 908 88 64 air

置きたいブロックの名前はair(空気)にします。こうすることで、範囲内にあるブロックを消せます。

コマンドでブロックを空気に置き換えて消した結果の画像です。
これを繰り返して、整地していきます。

設置モード一覧

設置モードを指定することで、fillコマンドでブロックをどのように設置するかを指定することができるようになります。

設置モードは、座標と設置するブロックを入力した後に、モードを表す単語を入力することで指定できます。

設置モードはブロックIDの後ろ

/fill [始点x y z] [終点x y z] [ブロックID] [設置モード]

設置モードの一覧表

設置モード

説明

destroy

置換する前にあったブロックは破壊される

keep

指定された範囲のなにもない部分のみ設置する(空気を埋める)

replace [ブロック名]

指定したブロックのある座標だけ置き換える

hollow

指定された範囲の外側だけ設置する(内部は空洞にされる)

outline

指定された範囲の外側だけ設置する(内部はそのまま)

以下では、それぞれのより詳しい解説や入力例を紹介します。

destroy

destroyモードは、範囲内にすでにあったブロックをすべて破壊し、新たなブロックを設置し直すモードです。

設置モードを何も指定しなかった場合もdestroyモードとして動作します。

destroyモードは、土地を平らにしたい場合など範囲内のすべてのブロックが不要な場合に使用できます。

入力例

/fill ~ ~ ~ ~40 ~20 ~40 air destroy

現在位置からx=40、y=20、z=40離れた地点までのブロックを消す(空気で埋める)

keep

keepモードでは、指定範囲内の何もない場所(空気のみ)を埋めるようにブロックが設置されます。

建築した建物や地形などを、水没させたり他のブロックで埋め尽くしたりする際に使用できるコマンドです。

入力例

/fill ~ ~ ~ ~20 ~20 ~20 water keep

現在位置からx=20、y=20、z=20離れた地点までの範囲を水で埋める

replace

replaceモードは、指定したブロックのみを別のブロックに置き換えることのできるモードです。

replaceと入力した後ろに半角スペースを入力し、消したいブロックのIDを入力することで動作します。

replaceモードの構文はこちら

/fill [始点x y z] [終点x y z] [設置するブロックID] replace [消したいブロックID]

replaceモードは建築に使用した特定のブロックのみを別のブロックへ変更したい場合に便利です。また、地下に埋まった構造物などを掘りぬく際にも使用できます。周囲の石や深層岩のみを指定し取り除くことで、構造物を傷つけずに整地することが可能です。

入力例

/fill ~ ~ ~ ~40 ~-20 ~40 air replace stone
現在位置からx=40、y=-20、z=40離れた地点までの範囲ののみを消す(空気に変える)

hollow

hollowモードをは、指定した範囲の外側を指定したブロックで埋め、内部を空洞にするモードです。

指定範囲内に元々設置されていたブロックは消えるため注意してください。

hollowモードでは、中が空洞になった直方体を簡単に作ることができるため、広い空間の確保や、家の建築の基礎を作成する用途などに使用できます。

▲hollowモードで設置したブロックの壁を破壊した様子

入力例

/fill ~ ~ ~ ~20 ~10 ~20 quartz_block hollow

現在位置からx=20、y=10、z=20離れた地点までクォーツの壁を設置する

outline

outlineモードは、指定した範囲のすぐ外側を囲うようにブロックを設置するモードです。

hollowモードと異なり、内部は置換されませんが、指定範囲のすぐ外側1列と被っているブロックは置き換えられるため壊したくないブロックが重ならないように注意が必要です。

outlineモードは、既存の構造物や建築の周囲を囲いたい場合に有力なモードです。

入力例

/fill ~ ~ ~ ~40 ~20 ~40 glass outline

現在位置からx=40、y=20、z=40離れた地点までをガラスで囲う

エラーが出たときの対処法

fillコマンドの使用中には、エラーが発生しfillが完了しない場合があります。

以下では、エラーの例とエラーが発生した場合の対処法を解説します。

「指定した領域にあるブロックが多すぎます」のエラー

「指定した領域にあるブロックが多すぎます」というエラーは、fillコマンドで指定した範囲が大きすぎる場合に起こるエラーです。

fillコマンドで指定できるブロックの数は、デフォルトの設定だと最大で32768ブロックです。

指定範囲を最大ブロック以下にすることで、コマンドが実行できるようになります。

エラー発生時に指定していた座標は、エラーメッセージとともに表示されます。そちらを参考にfillコマンドに入力する座標を変更し指定範囲を減らしましょう

選択可能な範囲を変更する方法(Java版)

Java版では、gameruleコマンドを使用することで、コマンドで指定できるブロックの最大数を変更することができます。

指定できる最大数を変更するコマンド

/gamerule commandModificationBlockLimit (指定したい最大数)

指定できるブロックの最大数を増やすことで、一度のfillコマンドでより多くのブロックを書き換えられるようになります。

「世界の範囲外にブロックを設置することはできません」「座標は読み込まれていません」のエラー

  • 世界の範囲外にブロックを設置することはできません
    (統合版)
  • その座標は読み込まれていません
    (Java版)

上記のエラーは、指定範囲のチャンクが読み込まれていないか、指定範囲が演算距離(シミュレーション距離)を超える場合に起こるエラーです。

チャンクが読み込まれていない時の対処法

マイクラのワールドには、チャンクという16×16ブロックの範囲で区切られた単位があります。

▲チャンクごとに地面を色分けした様子

ワールドはチャンクごとに生成されており、近寄ったことのないチャンクは未生成でありfillコマンドで変更できません

fillコマンドで指定した範囲内に行ったことのないチャンクが含まれている場合は、そのチャンクに近寄り読み込むことでエラーが発生しなくなります。

Java版ではF3キー+Gキーを同時に押すことで、チャンクの境界を表示することができます。

チャンクを読み込んでも解決しない場合は、指定範囲が演算距離を超えていると考えられます。

演算距離をはみ出す時の対処法

演算距離(シミュレーション距離)は、プレイヤーの現在位置を中心に周囲何チャンクの時間が流れるかを指定しています。

演算距離の外はfillコマンドで変更することができません

例えば、演算距離が4チャンクの場合、今いるチャンクから4つ先のチャンクまではfillコマンドが動作します。

指定範囲が演算距離をはみ出している場合は、指定範囲を演算距離より狭くすることでコマンドが実行できるようになります。

プレイヤーの移動も有効

指定範囲を狭めたくない場合は、プレイヤーが指定範囲の中心付近へ移動することで解決できるかもしれません
fillしたい範囲にプレイヤーが近づくことで、指定範囲全てが演算距離に収まる場合があります。

それでも解決しない場合は、演算距離を広く設定することでより広範囲を同時に整地できるようになります。

演算距離を変更する方法

以下では、演算距離(シミュレーション距離)を変更する方法を統合版、Java版それぞれ紹介します。
▼統合版の場合


統合版では、設定から世界ごとに演算距離を指定することができます。

演算距離を設定したいワールドの設定を開き、「ゲーム」の項目内にある「演算距離」の値を上げることで、演算距離を広げることができます。

演算距離を変更したい場合は、一度ワールドを終了させ、ワールドに入っていない状態で設定を行う必要があります。

▼Java版の場合

Java版では、設定からゲーム内全ての演算距離を指定することができます。

プレイ中のゲームメニューから「設定」内の「ビデオ設定」の項目にある「演算距離」の値を上げることで、演算距離を広げることができます。

Java版では、ゲームをプレイしながら必要なときに演算距離を調節することができます。

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