こちらは、『ポケットモンスタースカーレット・バイオレット』のポケモン育成要素の1つ「個体値」についての解説や、個体値を判定する手段を解説する記事になります。
目次
個体値とは
ポケモンのステータスに関わってくる値の1つです。
戦闘をしていない(努力値が振られていない)状態の同じポケモン、同じレベル、同じ性格でもステータスを比較すると差があるのは、この個体値というシステムの影響です。
ポケモンのランクマッチや対人戦では、数値1の差が勝敗を分けるほどシビアなゲームなので、対人戦をプレイするトレーナーの方は個体値が高いポケモンを厳選して育成していきましょう。
個体値の仕組み
個体値は、「HP、こうげき、ぼうぎょ、とくこう、とくぼう、すばやさ」のそれぞれ6ステータスに設定されています。
ポケモンと出会った時に、そのポケモンの各ステータスに0~31の数値がランダムに設定され、この数値が高いほどステータスも高くなります。
タマゴの場合、ポケモンをタマゴとして入手した時点で、どちらかの親ポケモンの個体値からランダムで3箇所遺伝し、残りの数値は0~31の数値がランダムで設定されます。
後天的に個体値を31(最大)にする方法
個体値はポケモンを捕まえた時やタマゴの時点で決定されているため、個体値そのものにその後変更を加える事は出来ませんが、「ぎんのおうかん」「きんのおうかん」というアイテムを使い、「すごいとっくん」を施すことで、ステータス上の数値を個体値の最大値である31に固定することができます。
個体値でよく言われている”V”とは?
個体値が31(最高)の状態をV(=32進数で31を表す)と呼びます。
個体値が31である数に応じて1V~6Vと表される事が多く、個体値0のステータスの部分に関しては逆Vと呼ばれます。すばやさを極端に遅く調整するため、一部のポケモンの育成時ではすばやさが逆Vのポケモンが重宝されることもあります。
個体値を判別する方法
エンディングを見た後、ポケモンセンターで回復を受けると「ジャッジ機能」が解放されます。
ボックスで+ボタンを押すことで、ポケモンの個体値を確認できるようになります。
殿堂入りだけでは解放されません
今作『ポケットモンスターSV」でポケモンの個体値を判別するには、従来通りバッジを集める「チャンピオンロード」、スパイスを巡り各地のヌシを倒して回る「レジェンドルート」、スター団と戦う「スターダスト★ストリート」3つの全てのストーリーをクリアし、その後のストーリーをクリアする必要があります。殿堂バッジを持っているだけでは解禁されないので注意しましょう。
個体値の評価について詳しく解説
各能力での個体値について
評価 |
個体値 |
---|---|
さいこう |
31(V) |
すばらしい |
30(U) |
すごくいい |
26~29 |
かなりいい |
16~25 |
まあまあ |
1~15 |
ダメかも |
0(逆V) |
「すごくいい」「かなりいい」「まあまあ」は、ゲーム内のジャッジ機能の情報からだけでは正確な個体値を割り出すことはできません。
「さいこう」はV(最大値の31)、「すばらしい」はU(最大値-1の30)「ダメかも」は0(逆V)であることが判断できます。
個体値の総合評価について
評価 |
個体値の合計(最大186) |
---|---|
素晴らしい 能力! |
151~186 |
相当優秀な 能力 |
121~150 |
平均以上の 能力 |
91~120 |
まずまずの能力 |
0~90 |
用は凄いポケモンってことですね