オーバーウォッチ2で、2024/09/18 早朝に配信されたシーズン12のパッチノート・調整を紹介する記事になります。
WORLD OF WARCRAFTとのコラボ
今年20周年を迎えるBlizzardの人気MMORPG「World of Warcraft」。
同作のファンタジー世界が「オーバーウォッチ 2」の近未来世界と融合しました!
9月18日から30日まで、ウィドウメイカー用「シルヴァナス」、ラインハルト用「リッチキング」、ゼニヤッタ用「スロール」、トールビョーン用「マグニ」からなるレジェンダリー・スキン4種を配信しています。
同作をテーマとしたボイス・ラインや、エモート、プレイ・オブ・ザ・ゲーム、そして8個の無料報酬も入手可能です。
「World of Warcraft」の栄光と魔法の世界をご体感ください。
▼World of Warcraftコラボについて
※作成中です。
ヒーローの調整
バフ/ナーフまとめ表
これらのヒーローにバフやナーフ、調整が施されています。
ロール |
バフ(上方修正) |
ナーフ(下方修正) |
調整 (操作感の調整や、バフ+ナーフがともにされているヒーロー等) |
---|---|---|---|
タンク |
ロール・パッシブ |
||
ダメージ |
|||
サポート |
– |
– |
|
ステータス |
アーマーの軽減量 |
※以下で解説している赤文字がバフ/青文字がナーフ要素です。
どちらとも判別がつきづらいものや、新要素などの調整に関しては緑文字で表記しています。
アーマー
変更点
・アーマー
ダメージの一律軽減量(直撃1回あたり)が 10→7に減少
開発者コメント(意訳)
以前のアップデートでアーマーの性能を上げた結果、アーマーを持つヒーローの耐久力が想定以上に高くなりました。
アーマーの有無で性能が大きく変わるような状況は避けたいので、妥協できる値にまでアーマーを弱めています。
タンクのロール・パッシブ
変更点
ノックバックへの耐性が40%→25%に減少
開発者コメント(意訳)
ノックバック耐性はこれまでに数回、ゲームの環境の変化に応じて変わっています。
ジュノがデビューし、移動速度をブーストできる機会がさらに増えた今、以前よりも敵チームへラッシュを仕掛けやすくなっているので、タンクヒーローの行動妨害系アビリティに対する耐性をふたたび下げることにしました。
D.VA
変更点
・<ステータス>
→メックのアーマーが375→325に低下
→メックの基礎ライフが200→225に増加
開発者コメント
最近、D.Vaに関する意見がコミュニティ内で多く聞かれています。
D.Vaは現在、他を圧倒するような平均パフォーマンスを持っているわけではありませんが、倒しにくい相手であることも確かです。
そこで今回は、一部アーマーを基礎ライフに変換すると同時に、ライフの合計を25減らすことにしました。
アーマーの性能にも手を加えたことを考慮して、この変更の実際の効果をモニタリングし、必要に応じて追加調整していくつもりです。
オリーサ
変更点
・<フォーティファイ>
→移動速度の低下率が20%→10%に軽減
開発者コメント
〈フォーティファイ〉使用時の移動速度の低下率を軽減し、同アビリティの利便性を上げることにしました。
ただし、鉄壁の防御そのままに敵を簡単に追いかけられるようになっては相手側が対処に苦しむので、移動速度低下のペナルティ自体は残しています。
ロードホッグ
変更点
・<テイク・ア・ブリーザー>
→リソースの毎秒チャージ量が8→10に増加
開発者コメント
ロードホッグがタンクとしてより長く立ち回れるよう、〈テイク・ア・ブリーザー〉のチャージ率を以前の値にまで戻しました。
これまでに〈テイク・ア・ブリーザー〉の下方修正を何度も行ってきましたが、ロードホッグのパフォーマンスが時折想定より下回ることから、過剰調整と判断した次第です。
シグマ
変更点
・<ハイパースフィア>(メイン武器)
→直撃ダメージが25→15に減少
→爆発ダメージが30→40に増加
→自爆ダメージを消去
開発者コメント
〈ハイパースフィア〉の直撃ダメージを下げて、代わりに爆発によるダメージ量を上げました。
これには、最大距離における爆風攻撃のパフォーマンスと、密集する敵グループに対する効力を上げる狙いがあります。
バスティオン
変更点
・<強襲モード>
→拡散のアングルを2.2度→2度に変更
・<砲台モード>(アルティメット)
→アルティメットのコストを12%減少
開発者コメント
比較的小さいターゲットを〈強襲モード〉でより遠くから攻撃できるよう、同モードの武器の拡散率を下げました。
ただし、身体の大きいタンクヒーローに対するパフォーマンスが以前から高いことを考慮して、調整の規模は抑えています。
キャスディ
変更点
・<フラッシュバン>
→妨害能力の持続時間が1.2秒→0.9秒に減少
→爆発ダメージが45→75に増加
・<デッド・アイ>(アルティメット)
→アルティメットのコストを12%減少
開発者コメント
〈フラッシュバン〉は、クラウド・コントロールの側面を持つがゆえに、相手プレイヤーにとってストレスの温床と言えます。
この状況を改善するべく、〈フラッシュバン〉の持続時間を減らして、同アビリティの妨害能力を和らげました。
ひるんだ相手に弾を撃ち込める隙が減る問題には、〈フラッシュバン〉の爆発ダメージを増やすことで対処しています。
ハンゾー
変更点
・<嵐ノ弓>(メイン武器)
→通常の矢を、投射物サイズの一律変更の対象から外すように変更
→最大ダメージが120→125に増加
→最大チャージ時間が0.72秒→0.87秒に延長
開発者コメント
ライフが250のヒーローをふたたびヘッドショット1発で倒せるようにしました。
ただし、矢のサイズが小さくなったうえ、チャージ時間ひいては投射間隔が長くなったので、ヘッドショット・キル自体の敷居は高くなっています。
私たちは、ハンゾーをシーズン9以降の環境に適合させようと試行錯誤を重ねてきましたが、検討を進めていくうちに「ワンショット・キルは、ウィドウメイカーのようなスナイパー系のヒーローにとって必要不可欠なゲームプレイ要素なのでは」、「ゆえにこうしたヒーローの大規模なリワークは不要では」という考えに至りました。
確かにライフが225(またはそれ以下)のヒーロー枠ができて、ヒーローの構成にこそ幅が出ましたが、ワンショット・キルできるヒーローがこの枠に限られる従来の環境は、妥協点としてまだまだ中途半端と感じられます。
ベンチャー
変更点
・<探検家の決意>
→発動時に得られるアーマーの量が40→30に減少
開発者コメント
「機動性に優れたダメージヒーロー」という性質と、パフォーマンスが最近特に優れている点を考えると、今のベンチャーにとってパッシブのシールドは比較的重要でないと言えるでしょう。
ベンチャーは近距離攻撃をメインとするヒーローですが、アビリティを駆使さえすれば、ダメージを大量に受けることなく、すぐに間合いを詰められます。
モイラ
変更点
・<コアレッセンス>(アルティメット)
→1秒あたりのダメージが70→85に増加
開発者コメント
一部ヒーローを対象とした前回のライフ調整の後、〈コアレッセンス〉の脅威度が、モイラの少ないライフに釣り合わないと感じられたため、同アビリティを調整しました。
ライフウィーバー
変更点
・<ソーン・ボレー>(メイン武器)
→弾薬数が80→100に増加
開発者コメント
〈ソーン・ボレー〉の射撃継続時間を延長させました。
これにより、ライフウィーバーの攻撃力が上がるだけでなく、自動チャージが導入された〈ヒーリング・ブロッサム〉への切り替えの流れがもっと自然になるかと思います。
ゼニヤッタ
変更点
・<破壊のオーブ>(メイン武器)
→ダメージが48→50に増加
・<不和のオーブ>
→ターゲットごとのクールダウンが7秒→6秒に短縮
開発者コメント
移動速度をブーストできる手段が増えた今、移動速度が遅く脆弱なゼニヤッタ(と、ポーク寄りのチーム編成)の脅威度は以前よりも減りました。
以前、ゼニヤッタのライフを増やすことでこの問題に対処しようとしたところ別の問題が発生したので、今回は紙装甲そのままに攻撃力を上げる形で対策を取りたいと思います。
ダメージ量が増えた分、キルに必要な〈破壊のオーブ〉のショット数は、これまでよりも少なくなるはずです。
一般的なアップデート
ミステリー・ヒーロー(ロールキュー)が追加
人気ゲーム・モード「ミステリー・ヒーロー」の別バージョン「ミステリー・ヒーロー(ロールキュー)」を導入しました。
ミステリー・ヒーロー(ロールキュー)はその名のとおり、ロール・キューのルールを適用したミステリー・ヒーローです。
選択したロールに該当するヒーローがランダムに選ばれます(ロールを途中で変更することはできません)。
デスマッチがアーケードモードに移動
デスマッチをアンランクからアーケードのメニューに移動となりました。
今後は、他のデスマッチ・モードとともに日替わりで登場します。
ライバル・プレイのアップデート
新要素「ドライブ」が追加
ドライブは、シーズン終盤にライバル・プレイのロールキューで開催される期間限定イベントです。
ドライブのチャレンジをクリアすると、ライバル・ダストと新アイテム「シグネチャー」を報酬として獲得できます。
シグネチャーはネームに装着できるカスタマイズ・アイテムの1つで、ネームカード、プレイ・オブ・ザ・ゲームのハイライト画面、スコアボード、ヒーロー選択画面といったネームが表示されるほとんどの箇所で表示できます。
シグネチャーはアップグレードにも対応しており、ドライブのチャレンジにて特定のチェックポイントに到達することで、シグネチャーの仕様がどんどん華やかになっていきます。
ライバル・プレイのマッチ(ロールキュー)に勝利すると、ドライブ・ポイントが貯まり、逆に敗北するとドライブ・ポイントが減ります。
ただし、敗北した際の減少量はたいていの場合、勝利時の増加量を下回るので、ご安心ください。
ドライブのチャレンジには、いくつかチェックポイントが設けられています。
一度、ドライブ・ポイントを一定量貯めてチェックポイントに到達すると、その後ポイントがいくら減少しても、ポイントの総量がそのチェックポイント地点のポイント量を下回ることはありません。
設けられているチェックポイントは全部で6つです。チェックポイントへ到達するごとに、以下のアイテムが、上から順に報酬として手に入ります。
手に入るアイテム
アイテム |
|
---|---|
① |
ライバル・ダスト ×500 |
➁ |
シグネチャー |
③ |
ライバル・ダスト×1000 |
④ |
アドバンスト・シグネチャー |
⑤ |
ライバル・ダスト ×500 |
⑥ |
エリート・シグネチャー |
マップのアップデート
クラッシュ
キャプチャー・ポイントの確保にあわせてリスポーンの時間が短くなる従来の仕様を廃止しました。ただいま、この仕様に代わる新たな要素が検討されていっます。
また、攻撃チームが最終ポイントの各セグメントを確保するごとに、防衛側のリスポーン時間が2秒短くなる新ルールを導入しました。
フラッシュポイント
リスポーンエリアを出た際に得られるスピード・ブーストの持続時間が1秒→2秒に延長されました。
また、スピード・ブースト最大持続時間が5秒→6秒に延長されました。
不具合の修正
全般
- ロールキュー「すべて」への参加がチャレンジや進捗に反映されない不具合を修正しました
- 状況によって、壁登り中に段差を掴んだままになる不具合を修正しました
ヒーロー
キャスディ
〈デッド・アイ〉の最中、キル可能を示すアイコンがラマットラに誤表示される不具合を修正
D.Va
スピード・ブーストを使うたびに、〈ブースター〉の移動速度のブースト量が倍になっていく不具合を修正
ライフウィーバー
・〈ペタル・プラットフォーム〉が、メイの氷系アビリティと干渉すると上昇したままになる不具合が修正
・移動するオブジェクトに設置すると〈ペタル・プラットフォーム〉が水平に動く不具合が修正
シグマ
〈グラビティ・フラックス〉の残りライフ値に基づくダメージ効果が、ダメージ軽減の影響を受ける不具合が修正
シンメトラ
妨害(HINDER)を受けている最中に〈テレポーター〉を使うと、音声がこもったままになる不具合が修正
情報元
公式サイト
X(Twitter)
New #Overwatch2 Mid-Season Patch Notes 🧰
👤 General Hero Updates:
→ Armor flat damage reduction decreased from 10 to 7 per impact.🛡️ Tank Role Passive:
→ Knockback resistance reduced from 40% to 25%.🐰 DVa
Mech armor health:
→ Reduced from 375 to 325.
Mech base health:… pic.twitter.com/YySyiTej0r— Overwatch Cavalry (@OWCavalry) September 17, 2024
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