オーバーウォッチ2に登場するヒーロー、シグマの解説記事です。
ステータスやアビリティの性能、立ち回りのほか、対策やアンチピック(カウンターピック)、相性の良いヒーローも紹介しています。
目次
シグマの性能
シグマ |
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---|---|
天体物理学者であるシグマは、 軌道上実験の失敗が引き金となって重力を操る力を手に入れた。 タロンに生体兵器として操られ、戦場では無視できない存在感を放つ。 |
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CV(声優) |
島田岳洋 |
ロール |
タンク ・25%のノックバック耐性 ・ヘッドショットのクリティカルダメージに対して、25%のダメージ軽減を持つ ・受けたダメージ/回復による、アルティメットチャージを40%減少 |
難易度(★☆☆~★★★) |
★★★ |
ステータス ロールキュー時 |
HP350 シールド275 合計625 |
ステータス 非ロールキュー時 |
HP200 アーマー275 合計475 |
解放条件 |
マッチを40回完了する。1勝すると2マッチ分としてカウント OW1プレイヤーは初期から解放 |
シグマのアビリティ
アビリティ |
性能 |
備考 |
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メイン武器 |
ハイパースフィア |
2つのチャージを射出する。 射出したチャージは一定時間後に爆発し、一定範囲にダメージを与える |
直撃ダメージ:15 爆発ダメージ:9~40 射程:22m 効果範囲:半径3m 弾数:∞ ヘッドショット不可 自爆ダメージは2024/09/18に削除 |
アビリティ1 |
キネティック・グラスプ |
正面からの投射物を吸収し、シールドに変換する |
シールド:吸収したダメージの60%(最大400) 吸収時間:2秒 クールダウン:12秒 |
アビリティ2 |
アクリーション |
大量の岩石を引き寄せ、敵に向かって投げつけてノックダウンさせる |
直撃ダメージ:40+4mノックバック 爆発ダメージ:40+,1~2mノックバック 合計ダメージ:80 詠唱中速度:-75% ノックダウン時間:1.1秒 クールダウン:10秒 自爆ダメージあり |
アビリティ3 |
エクスペリメンタル・バリア
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長押しで浮遊するバリアが前進し、離すと停止する。 もう一度押すとバリアを呼び戻す |
耐久値:700 クールダウン:2秒,破壊されると5秒 バリアを戻してから2秒後、秒間75ずつ回復 |
アルティメット |
グラビティ・フラックス |
重力を操作して敵を空中に持ち上げ、地面に叩きつける |
ダメージ:50(持ち上げ)+最大HPの50%(叩きつけ) 効果範囲:半径7m 射程:最大35m 発動時は飛行可能 |
直近の調整履歴
2024/09/18(シーズン12ミッドパッチ) 調整
タンクのロール・パッシブには下方修正が入りました。
シグマ自体のアビリティには上方修正が入っています。
変更点
・<ハイパースフィア>(メイン武器)
→直撃ダメージが25→15に減少
→爆発ダメージが30→40に増加
→自爆ダメージを消去
・タンクのロール・パッシブ
→ノックバックへの耐性が40%→25%に減少
開発者コメント(意訳)
シグマ
〈ハイパースフィア〉の直撃ダメージを下げて、代わりに爆発によるダメージ量を上げました。
これには、最大距離における爆風攻撃のパフォーマンスと、密集する敵グループに対する効力を上げる狙いがあります。
ロール・パッシブ
ノックバック耐性はこれまでに数回、ゲームの環境の変化に応じて変わっています。
ジュノがデビューし、移動速度をブーストできる機会がさらに増えた今、以前よりも敵チームへラッシュを仕掛けやすくなっているので、タンクヒーローの行動妨害系アビリティに対する耐性をふたたび下げることにしました。
シグマの立ち回り
シグマの立ち回り、注意点を解説しています。
前線の押し引きのコツ
基本的に、押し引きの際は任意の位置に固定でき、耐久値が減ったタイミングで回収できる「エクスペリメンタル・バリア」をこまめに使っていくことになります。
破壊されると次のバリアが使えるようになるまで5秒かかるため、壊されないようにこまめに収納していきましょう。
バリアがない間は、キネティック・グラスプで相手の攻撃を吸収し自身のシールドにしましょう。撃つことを躊躇させるか 撃たれることでバリア増加の2択になり倒されづらくなります。
また、デスするとバリアは消滅するため極力撃破されないようにしましょう。
メイン武器「ハイパースフィア」の特徴
弾速はやや遅く偏差撃ちが必要ですが、壁や障害物に当たると跳ね返る特徴を持っています。
2発目のスフィアが爆発すると、次のスフィアを発射できます。この特徴を生かして、近距離戦で連続して直撃させることで高いダメージを出すこともできます。
アクリーションについて
岩は山なりの軌道を描き飛んでいきます。ノックバック効果で環境キルを狙えるほか、モイラやキャスディのアルティメットの詠唱を止める目的での使用も可能です。
コンボ
アクリーション直撃(100)+メイン2発直撃(55×2)→210ダメージとなり、HP200以下のヒーローを倒すことができます。
グラビティ・フラックスについて
グラビティ・フラックスは、範囲内の敵を持ち上げ(50ダメージ)、その後叩きつけで最大HPの50%のダメージを与える強力なアルティメットです。
この特徴を活かして単独でのキルを狙うのも強力ですが、ヒットした敵ヒーローはHPが半分以下になるため味方との連携ではさらに効果を発揮します。
発動中はジャンプボタンで自在に飛行でき、上空からの射撃も可能ですが妨害には注意しましょう。
特殊な使い方
地点内の相手を浮かせると地点内に入っていない扱いになるため、ペイロードや制圧地点から引きはがし、強引にそのラウンドに勝利するという使い方もあります。
シグマの対策
中距離戦を距離する
シグマは中距離戦が得意なヒーローのため、一気に距離を詰めやすい構成で苦手な近距離戦に切り替えることがおすすめです。
キネティック・グラスプ中は攻撃しない
キネティック・グラスプ中に正面から攻撃すると無効化され、効果時間終了後に最大400の増加ヘルスを獲得されてしまいます。
ザリアのバリアと同様、発動中は撃たないように徹底しましょう。
グラビティ・フラックスの対処法
持ち上げで50ダメージ+叩きつけで最大HPの半分のダメージです。
捕まってしまっても、叩きつけまでにHPが50%を上回っているとデスしないので、浮かされてからもすぐに自身の体力を回復したり味方のHPを高く保つようにしましょう。
シグマのアンチピック(カウンター)
タンク
オリーサ
正面からの通常攻撃を「ジャベリン・スピン」で無効化できます。
アクリーションに対しても「フォーティファイ」でスタンを無効化でき、エクスペリメンタル・バリアをメイン武器で割りやすくシグマは仕事しづらくなります。
ザリア
メイン武器のビームはキネティック・グラスプを貫通してダメージを与えられます。
アクリーションも発動を見てからバリアを展開することで無効化できます。
ラインハルト
オリーサと同様、正面からの攻撃を無効化しやすいヒーローです。
バリアの耐久値も高いため前線を維持する能力で有利を取りやすく、キネティック・グラスプ中も近接攻撃で無理やりダメージを通すことができます。
ダメージ
フランカー系(ゲンジ、トレーサー、ソンブラ)
シグマは中距離戦が強いためインファイトになると厳しくなります。アクリーションに当たると一気に不利になるので極力回避しましょう。
ソンブラはアルティメット「グラビティ・フラックス」発動中のシグマをハックし中断させることもできます。
ゲンジの「木の葉返し」でアクリーションは無効化できないので注意してください。
キャスディ
グラビティ・フラックス発動中にわざと浮かされ、空中からアルティメット「デッド・アイ」でカウンターを狙うことができます。
普段はファニングでバリアの破壊にも貢献できます。キネティック・グラスプ発動中はマグネティック・グレネードや射撃は吸収されるため撃たないようにしましょう。
リーパー
裏取りがしやすいためバリアを無効化しつつ攻撃が可能です。
HPが250のためアクリーション(100)+メイン直撃(55×2)のコンボでも即死しません。
アルティメット「デス・ブロッサム」はキネティック・グラスプで吸収され、アクリーションでも止められるため視界外で発動させることをおすすめします。
サポート
ルシオ
スピード・ブーストで味方と一緒に距離を詰めやすく、得意の中距離戦を拒否しやすくなります。タンクヒーローと共に前線を上げましょう。
バリアの位置次第ではサウンド・ウェーブで押し出すこともできます。
アルティメットもカウンターとして「サウンド・バリア」を発動することで凌ぎきることができます。
シグマと相性の良いヒーロー
シグマとシナジーのあるヒーローを紹介します。
ダメージ
エコー
アルティメット「グラビティ・フラックス」に当たったヒーローはHPが半分以下になるため、HPが50%以下の敵に対して秒間175ダメージを与えるアビリティ「フォーカス・ビーム」を合わせて使うことで人数有利を作りやすくなります。
アッシュ、キャスディ、ソルジャー76
メイン武器が即時着弾のため、グラビティ・フラックスで浮いた敵ヒーローを倒したり削りを入れやすいヒーローたちです。
キャスディはシグマや後衛が相手しづらいフランカー系を追い払いやすい構成になります。
ソルジャー76はアルティメットの発動を合わせることで、浮かされた後衛を「タクティカル・バイザー」のオートエイムで一気に削り取ることができます。
シグマのストーリー
出典: www.youtube.com
天才的な天体物理学者、シーブレン・デ・カイパーの人生は、ある実験の失敗をきっかけにすっかり変わってしまった。その失敗によって彼は重力を操る能力を得たが、同時に精神がバラバラとなってしまったのだ。現実との繋がりがおぼつかない彼は、タロンに利用されていることに気づいていない。
過去の調整履歴
過去のシーズンパッチなどでの調整履歴をまとめています。
2024/07/10(シーズン11ミッドパッチ)上方修正
変更点
・<アクリーション>
→直撃ダメージが40から80に増加(合計ダメージは80→120)
・タンクのロール・パッシブ
→アルティメット・チャージの減少率が30%から40%に増加
→ノックバックの減少率を50%から40%に減少
開発者コメント(意訳)
シグマの生存能力は、バリアと〈キネティック・グラスプ〉の使用サイクル、そして武器の射程さえ見極めることができれば特に問題ありません。
ですが今回は、投射物の一律拡大の恩恵を受けていなかった〈アクリーション〉に目を向けることにしました。
ダメージ量が増えたので、アビリティの脅威度がある程度復活したほか、命中時の達成感も上がっています。
開発者コメント(意訳)
タンクを攻撃するメリットを減らすべく、タンクから得られるアルティメット・チャージ量を少なくしました。この変更には、ダメージのロール・パッシブの仕様変更(タンクの回復量増加)との整合性を取る意味合いもあります。
ノックバックの減少パッシブはおおむね便利で、「位置取り」というタンクの役割を強調するうえでも効果的でしたが、敵のタンクが本当にノックバックしたのか判断できないレベルにまで達してしまったので、調整することにしました。
2024/05/25 下方修正
以前の05/15のパッチ(ポルシェコラボの際)の変更が差し戻されています。
変更点
・<グラビティ・フラックス>(アルティメット)
→射線を確保していない限り、相手を持ち上げられないように変更
2024/05/15(シーズン10リテイルパッチ)上方修正
シグマ自体の上方修正と、タンクのロール・パッシブに上方修正が入りました。
変更点
・<グラビティ・フラックス>(アルティメット)
→効果範囲の中心への視線が不要に
開発者コメント(意訳)
<グラビトン・サージ>の機能と同様に、<グラビティ・フラックス>は 効果範囲内の敵に影響を与えるために 視線を通す必要がなくなりました。
シグマのアルティメットに対するカウンタープレイの選択肢はかなり多いため、効果範囲内の敵ターゲットをより確実に捕らえることができるように変更しています
変更点
・ロール・パッシブ
①ヘッドショットのクリティカルダメージに対して、25%のダメージ軽減を持つように変更
➁ノックバック耐性が30%→50%に増加
開発者コメント(意訳)
アーマーとHPの調整で、厳しい状況においてはより効果的になりましたが、通常より射撃レートが遅く高いダメージの武器に対しては効力を失うと考えています。
そこで、高いバーストダメージ(瞬間火力)でタンクがすぐに倒されてしまうことを減らすため、ロール・パッシブでクリティカルヘッドショットダメージに対する防御力が向上しています。
2024/04/17(シーズン10開始)上方修正
変更点
・<エクスペリメンタル・バリア>
→バリアの移動速度が、毎秒16.5m→20mに増加
開発者コメント(意訳)
この変更により、シグマが遠く離れた味方を保護する能力が向上しました。
2024/02/14(シーズン9開始)調整
[/hide title="02/14の調整内容"]変更点
・ステータス
→シールドが200→275に増加
[/hide]
2023/12/06 (シーズン8開始) 下方修正
シーズン6開始時(2023/08/11)に調整
シーズン4開始時(2023/04/12)に調整
シーズン3開始(2023/02/08)時に調整
非ロールキュー時のタンクの変更に伴い調整されています。
弱体化入ったから80であってる気が
アンチピックにオリーサいるけど正直そんなきついと思ったことないな
ペイロード防衛時に常に中距離を保とうとしてペイロ触らないシグマが一定数いるけどそれをやるとずっとジリジリ下がり続けて当たれる回数が少なくなるので地雷行為
アクリーションの直撃ダメージは80ではなく100です.
また,メイン攻撃にも自爆ダメージがあることを記載しておいた方がよいと思います.