オーバーウォッチ2に登場するヒーロー、エコーの解説記事です。
ステータスやアビリティの性能、立ち回りのほか、対策やアンチピック(カウンターピック)、相性の良いヒーローも紹介しています。
目次
エコーの性能
エコー |
|
---|---|
即座に周囲の状況に適応する人工知能と戦闘機能を搭載した革新的なロボット。 エコーはあらゆる戦場で求められる役割を完璧に果たすようプログラミングされている。 |
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CV(声優) |
ちふゆ |
ロール |
ダメージを与えた敵の回復量が2秒間20%低下 ※タンクに対しての低下率は10% |
難易度(★☆☆~★★★) |
★★★ |
ステータス |
HP225 |
解放条件 |
マッチを150回完了する。1勝すると2マッチ分としてカウント OW1プレイヤーは初期から解放 |
エコーのアビリティ
アビリティ |
性能 |
備考 |
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---|---|---|---|
メイン武器 |
トライ・ショット |
トライアングル上に同時に3発の弾を発射する |
ダメージ:17×3 連射速度:3発/秒 弾薬:12 リロード時間:1.5秒 ヘッドショット可 |
アビリティ1 |
スティッキー・ボム |
時間差で起爆する粘着性の爆弾を一斉に発射する |
ダメージ:(接着5+爆発25)×6,合計180 爆発範囲:半径2m クールダウン:6秒 自爆あり |
アビリティ2 |
フライト |
前方に急上昇し、自由に飛び回る |
移動速度:8m/秒 効果時間:最大3秒 クールダウン:6秒 |
アビリティ3 |
フォーカス・ビーム |
数秒にわたってビームを放つ。 ライフが半分以下の敵に大ダメージを与える |
ダメージ:50/秒 半分以下の敵へのダメージ:175/秒 効果時間:最大2秒 クールダウン:8秒 |
アルティメット |
コピー |
ターゲットにした敵ヒーローをコピーする。 発動中、敵はヒーローを変更できなくなる |
射程:40m 効果時間:15秒 変身モーション中1.5秒間は無敵 コピー中はアルティメットが4.5倍速く溜まる コピー体の体力上限:350 |
パッシブ |
グライド |
ジャンプボタン長押しで降下中に滑空できる |
滑空中の横方向の移動速度:+50% 落下速度:4m/秒 |
直近の調整
2024/08/21(シーズン12開始) 下方修正
変更点
・ステータス
→基礎ライフが250→225に減少
開発者コメント(意訳)
エコーは最近、数あるダメージヒーローの中でも、ファラと並んで最も高いパフォーマンスを示しています。
このため、ライフ量を減らすだけで十分であり、追加の調整は不要と判断しました。
エコーの立ち回り
エコーの立ち回りや注意点について解説しています。
フライト(飛行)のコツ
フライト発動中(3秒間)は移動速度が上がり、自在に空を飛ぶことができます。ジャンプキーで上昇/しゃがみキーで下降します。
ジャンプキーと同時押しすることで、より高く飛ぶことができます。
フライトやグライドの性能はファラの飛行と異なり、高度を保ち一方的に撃ち続けるのは苦手な一方、自在に飛び回れるという利点があります。
着地位置を見誤って敵の中に落ちたり、戻れなくなることのないように立ち回りましょう。
メイン武器の性能について
ファラのメイン武器と同様即時着弾ではないため、上空から相手の移動を読んで射撃する偏差撃ちをしましょう。また、距離が離れれば離れるほど、三角形の形に飛ぶ弾の間隔は広くなります。
ボムで削りメイン武器やビームで倒す
基本的にはスティッキー・ボムで相手ヒーローを削り、メイン武器でさらにHPを半分以下まで削り、低HPのヒーローに秒間150の大ダメージを与えられるフォーカス・ビームで撃破していきましょう。
コピーについて
敵ヒーローをターゲットしてコピーするアルティメット(コピーされた敵ヒーローは効果時間中は変更できなくなる)です。発動時と終了時に一瞬無敵時間があります。
コピー時にHPが満タンになります(最大300)。
コピー中はアルティメットの溜まる速度が通常の6.5倍と非常に早く、基本的には強力なアルティメットを持ったヒーローをターゲットにし、アルティメットの発動を狙いましょう。また、コピー中にデスしてしまってもデス扱いにならず、HPが満タンのエコーとしてその場で出現します。
敵ヒーローの能力を使える関係上、知らないと有効に使えないため、全てのヒーローについて詳しく知っておく必要があります。
また、敵のエコーをコピー対象にすることはできません。
おすすめのコピー対象
コピーするのにおすすめな敵ヒーローを一部紹介します。基本的には相手の構成を見て、アビリティやアルティメットが刺さりそうなヒーローをコピーしましょう。
コピー対象のロール |
ヒーロー |
補足 |
---|---|---|
タンク |
D.VA ラインハルト |
アルティメットに集団戦をひっくり返せるパワーがある |
ダメージ |
ゲンジ、トレーサー、リーパー(フランカー系) |
フランカー系は総じて相手の陣形を荒らしやすくオススメ |
サポート |
バティスト ※マーシー |
バティストのアルティメットでチームの火力を増強できる ※マーシーは攻撃性能こそ皆無だが、味方を蘇生できるため復帰が難しい状況など、状況次第では強力 |
エコーの対策
ファラより横の機動力が高い
キルチャンスではファラ同様に降下してきて攻撃してきますが、エコーのフライトは、縦軸の移動距離の長いファラの「ジャンプ・ジェット」と異なり、横方向にも自由に飛び回ることができます。
この動きを活かしてフランカー寄りの立ち回りを仕掛けてくることも多いためエコーの接近には気を配っておきましょう。
スティッキー・ボムで味方を巻き込まない
スティッキー・ボムの爆発は範囲ダメージのため、つけられている味方ヒーローや地点からは離れるようにし、無駄にHPを削られないようにしましょう。
HPが半分以下の時は狙われないように下がる
フォーカス・ビームはHP半分の敵限定ですが、秒間175のダメージと非常に高火力です。
削られた状態で無理に前に出ると一瞬で倒されてしまうため、敵にエコーがいる場合は極力被弾を減らし、HPをなるべく高く保つようにしましょう。
エコーのアンチピック(カウンター)
タンク
D.VA
滞空したり高所に一旦降下したエコーを「ブースター」で追い回すことができます。
「ブースター」の効果時間は最大2秒(CT:4秒)、フライトの効果時間は最大3秒(CT:6秒)です。
HPが半分以下になると「ディフェンス・マトリックス」で無効化できないフォーカス・ビームでメックを2秒経たないほどに破壊されてしまうので無理に挑まないようにしましょう。
ダメージ
アッシュ
、キャスディ
、ソルジャー76
いずれのヒーローもメイン武器が即時着弾です。
アッシュは「ダイナマイト」はエコーにほとんど当たりませんが、狙われた場合も「コーチ・ガン」で撤退できます。
キャスディはメイン武器「ピースキーパー」が中距離で強く、ソルジャー76にはオートエイム化するアルティメット「タクティカル・バイザー」があるためエコーを落としやすいです。
スナイパー系(ウィドウメイカー
、ハンゾー
)
ヘッドショットで一撃で倒すことができます。ヒットボックスが大きいため、滞空中に胴撃ちでも1発当てて引かせたり削ることも有効です。
ハンゾーはエコーが削れている場合や接近された場合も「電光石火」で対処がしやすいです。
サポート
バティスト
メイン武器が即時着弾のため、余裕のあるタイミングでエコーが自在に飛び回れないように圧をかけましょう。
高火力のフォーカス・ビームや、こちらの味方をコピー→アルティメットの流れに対しても「イモータリティ・フィールド」を展開することでデスを抑えられる場合があります。
エコーと相性の良いヒーロー
エコーとシナジーのあるヒーローを紹介します。
ウィンストン
メイン武器が前方の敵全員にダメージを与える「テスラ・キャノン」で、ダイブする動きが強力なヒーローです。
ウィンストンのダイブについていき、メイン武器やスティッキー・ボムで追撃し、削れた敵ヒーローにフォーカス・ビームを当てて撃破しましょう。
サポート
ゼニヤッタ
調和のオーブをつけておくことで継続的に回復できます。
ゼニヤッタは火力が高く、フォーカスを合わせることでキルも狙いやすくなります。
マーシー
ファラ+マーシーの組み合わせと同じく、飛行するエコーにマーシーが付き添う動きですが、ファラほどゆったりとした軌道では飛ばず横方向の移動が多いため振り回されてしまうこともあります。
裏取りのタイミングではあえてついていかないなどある程度の意思疎通ができるとベストです。
エコーのストーリー
出典: www.youtube.com
オーバーウォッチのロボット工学者だったミナ・リャオ博士によって設計されたエコーは、高い順応性と卓越したAIを備えている。エコーの人格は、創造主である博士の性格を色濃く受け継いでいる。しかし、リャオ博士の殺害を機に、プロジェクトは凍結。エコー自身も外界から隔離されることとなった。事件から何年も経った後、エコーはコール・キャスディの手によって自由の身となり、世界を救うため新生オーバーウォッチに加わった。
過去の調整履歴
2024/07/10(シーズン11ミッドパッチ)ロール・パッシブに下方修正
・ダメージロールパッシブ
→タンク系ヒーローへの効果が半減(回復量の減少率を10%に変更)
開発者コメント(意訳)
タンクヒーローは前線を維持する役割上、ダメージ・ロールの回復量減少のパッシブをほぼ常時受けるので、回復サポートへの依存度が特に高くなります。
確かに、ヒーローの生存能力とゲームプレイのテンポに変化をもたらす回復量減少のパッシブはゲーム全体を通して見ると重要ですが、このパッシブのタンクに対する影響力が他のロールへの影響力と比べて高いことも事実です。
このため、タンクヒーローに対するパッシブの効果を弱めることで、この問題に対処したいと思います。
2024/05/15(シーズン10リテイルパッチ)上方修正
変更点
・<コピー>(アルティメット)
→変身中のアルティメットチャージの増加倍率を4倍→4.5倍に増加
開発者コメント(意訳)
<コピー>の利点は新たなHPを得ることと、他のヒーローのアビリティを使えるということです。
変身の制限時間中にアルティメットを溜めきるのは少し難易度が高かったため、チャージ倍率を少し増やしています。
2024/05/01 上方修正
ヒーロー自体の上方修正ではありません。ダメージ・ロールのパッシブが強化されています。
変更点
・<ロール・パッシブ>
→ダメージを与えた相手の回復阻害率が 15%→20%に増加
05/01 シーズン10ミッドパッチのより詳細な内容は下記のパッチノートをご覧ください。
2024/02/14(シーズン9開始時) 調整
変更点
・ステータス
→HPが200→250に増加
・<フォーカス・ビーム>
→幅が0.2m→0.25mに増加
・<コピー>(アルティメット)
→合計体力値の最大値が300→350に増加
シーズン4中(2023/05/10)に調整
変更点
・<コピー>(アルティメット)
→アルティメットのコストを25%減少
→<コピー>発動中のアルティメット・チャージ率が5.5倍→4倍に減少
開発者コメント(意訳)
これらの変更により、エコーのアルティメット「コピー」の運用に柔軟性が生まれ、コピーしたアルティメットを複数回使用することだけに集中することがなくなるでしょう。今回の変更により、状況を総合的に考慮してどのヒーローを選ぶべきなのかという判断に重点が置かれるようになり、「コピー」によって生存性が高まるというメリットも生まれます。エコーはこれまでよりも頻繁にアルティメットを発動できるようになりますが、その代わりコピー先のヒーローのアルティメットを発動するのは難しくなります。
ソルジャーが強すぎて影薄いけど、アンチ出されたらキツいのとウルトムズいこと以外はほんとに最強クラスだと思う。