こちらの記事では、『ポケットモンスタースカーレットバイオレット(ポケモンSV)』のストーリーのネタバレ/ラスボスについて解説しています。
以下はストーリーのネタバレを含むのでご注意ください。
スター団関連
実はクラベル校長が「カシオペア」で、スター団の黒幕「マジボス」です。
と思いきや、
実はスターダスト★ストーリーで報酬を手渡しに来てくれる”ボタン”こそがマジボスでした。(直接渡す報酬以外に、リーグのプログラムにハッキングを仕掛け、ポイントを主人公に付与するという形でも渡していました)
彼女は学校のいじめ問題を解決しようと「スター大作戦」を計画し、スター団のボスたちを救おうとしましたが、結果としていじめっ子たちを学校から追い出してしまう形になってしまいました。
ボタンは、スター団ボスたちの処分を見逃してもらうために先代の校長に事情を明かし、留学という名目で学校から去っていました。
彼女は、入学直後の主人公がスター団のしたっぱを倒した姿を見て、団のルールに則って正当に団を解散させるため「スターダスト大作戦」の実行に踏み切りました。
クラベル校長は何がしたかったのか?
クラベルは、学生の立場でスター団問題を解決するため「ネルケ」という架空の生徒になりきり、スター団のアジトで戦う主人公をサポートしつつ問題の解決に努めていました。
ストーリーが進んでいくにつれ、以前の教師がいじめやスター大作戦について隠ぺいしていたことに気づき、スター団を止めるよりマジボス(カシオペア=ボタン)を救う方向で問題を解決しようと考え行動します。
3つのストーリークリア後について ※ネタバレ注意
ザ・ホームウェイ
「レジェンドルート」クリア後に、”「強いトレーナー」と「機械に詳しいトレーナー」を連れて、研究に使う「スカーレットブック/バイオレットブック」を持ってきてほしい”と、パルデアの大穴に潜っている博士が一方的にペパーに言い渡します。
- 従来通りバッジを集める「チャンピオンロード」→強いトレーナー「ネモ」
- スパイスを巡り各地のヌシを倒して回る「レジェンドルート」→ペパー
- スター団と戦う「スターダスト★ストリート」→機械に詳しいトレーナー「ボタン」
3人の頼もしい仲間が揃うと、いよいよ追加シナリオ「ザ・ホームウェイ」が始まります。
博士の正体はパルデアの大穴を管理しているともいえるAIだった
「ザ・ホームウェイ」シナリオ中盤で博士との通信の際、博士の様子が壊れたロボットのように感じ取れる描写があります。ペパーも様子のおかしさから只事ではないと気付いてしまいます。
パルデアの大穴最深部にある研究所前で、押し寄せるパラドックスポケモンたちを仲間たちに任せて研究所内部に入ると、座り込んで力尽きたオーリム/フトゥー博士の姿があります。
博士に話しかけると”自分は本当の博士ではなく、博士本人が生み出した人工知能である“と告げられ(同時に、レジェンドルートで電話をしていた時の博士はすでにAIだったことが判明)、第4観測ユニットで起きた事故によってオリジナルの博士が命を落としてしまったことも判明します。
その後、博士のAIとの会話で「危険なパラドックスポケモンがパルデアの大穴から出るのを阻止していたこと」、「阻止する機能に限界が来たこと」を伝えられます。
本物の博士はパルデアの大穴にあるテラスタルエネルギーでタイムマシンを作り、パラドックスポケモンを無理やり現代の世界に捕獲して呼び出していました。博士は現代のポケモンとパラドックスポケモンの共存する世界を望んでいて、生態系が壊れることは厭わず危険なポケモンたちを無尽蔵に呼び寄せていたようです。
一方、博士のAIは、生態系を破壊しかねない危険なパラドックスポケモンたちがエリアゼロから出て、パルデア地方の生態系を壊してしまうことを危惧していた(既にイダイナキバ/テツノワダチは砂漠に出現してしまいヌシになってしまった)ため、「エリアゼロ内に無尽蔵にパラドックスポケモンたちをテレポートさせているタイムマシンを止めてほしい」と主人公たちに頼みこみます。
しかし、博士のAIにはタイムマシンを停止させようとすると、タイムマシン停止を阻止するために起動する「楽園防衛プログラム」が組み込まれており、不本意ながら博士のAIとの戦いを強いられます。(強いトレーナーを探し求めていたのはこうなることを予め分かっていたと考察します)
強力なパラドックスポケモンを操る博士(AI)との死闘、コライドン/ミライドン同士の戦いに勝利すると、博士のAIはなんとか自我を取り戻します。
自身がタイムマシンのカギであることを悟ったAIは、ペパーに謝罪の言葉をかけ、カギとなる「スカーレットブック/バイオレットブック」を使い、古代/未来へタイムスリップすることでタイムマシンを完全に停止させます。
パルテアの大はな