『ポケットモンスタースカーレットバイオレット(ポケモンSV)』の前作(ソードシールド剣盾)との違いやこれまでに無かった新要素を解説しています。
12/9 ゲームを実際にプレイして追記した情報を追記しました。
目次
前作との違いまとめ
オープンワールド
今作はフィールドがオープンワールドであります。
オープンワールドとは、マップの切り替えの為の暗転などが無くシームレスに他のエリアなどに移動可能なフィールド形式を指します。
陸は勿論、空や海上など様々な移動方法が用意されている場合が多く、1つのエリアにアクセスするにも多くのルートや意外な道が存在する為フィールドを探索するだけでも楽しいというのが大きな特徴です。
スカーレットバイオレットもオープンワールドの例に漏れずポケモンに乗って移動が可能です。
クリアまでのストーリーが複数存在
今作では冒険のストーリーが複数存在する事が発表されています。
本作でもメインの目的であり、これまでの多くのシリーズ作品同様各地に点在するポケモンジムのジムリーダーを倒してジムバッジを集める「チャンピオンロード」。
秘伝のスパイスを集める為に各地のヌシポケモン達を倒す「レジェンドルート」。
学校のトラブルメーカーであり、複数の組から結成されるスター団の各ボスを倒して回る「スターダスト★ストリート」。
の3種類が存在し、最終的にはジムバッジを集めてチャンピオンを目指すものの、1本道ではなく他のストーリーを巡りながらついでにジムを巡るなど、複数の遊び方が用意されているようです。
トレーナーと即バトルにならない
これまではフィールドに居るトレーナーと目が合うと強制的にバトルが始まる仕様でしたが、今作はバトルをしたがっているトレーナーに主人公側から話しかける事でバトルが開始されるようです。
これによってオープンワールドを活かした探索を気ままに行える他、手持ちのポケモンが弱っているので戦いたくないというシーンでもポケモンセンターなどに戻る事無く冒険を続けられる場合もありそうです。
ただしチャンピオンロードなど本来高難易度に設定されているダンジョンでも相手トレーナーを無視して突破出来てしまう為やり応えという面ではこれまでの作品よりもやや見劣りしてしまうかもしれません。
レッツゴー
ポケモンをフィールドに出し、自動的に戦闘をさせる新システム「レッツゴー」が存在します。
レッツゴーを行っている間はポケモンは自動的に付近の野生ポケモンと戦闘を行ってくれ、経験値やドロップアイテムなども入手可能です。
これにより前作よりも野生ポケモンとの戦闘が高速化し、冒険中のレベル上げなどが楽になると思われます。
ポケモンが固有のアイテムを落とす(ポケモンのおとしもの)
野生のポケモンとの戦闘で勝利したり捕獲すると、ポケモンが「おとしもの」と呼ばれる素材アイテムを落とすようになっています。
この素材アイテムはポケモン毎に異なり、わざマシンマシンでわざマシンを作成する際に消費します。
わざマシンマシン
「わざマシンマシン」と呼ばれる、わざマシンを作成する機能が追加されています。
わざマシンは上記の「ポケモンのおとしもの」と「リーグペイ(LP)」を消費して作成することができます。しかし、わざマシンは前作と違って使い切りになってしまっています。
技思い出し・技忘れ
ポケモンの技を思い出すことや忘れさせることは「ポケモンレジェンズ アルセウス」のように、手持ちのポケモン一覧からすぐにできるようになっています。
アイテムを消費しなくても、技思い出しや技忘れをすることができるので好きなタイミングでできます。
タマゴ
ポケモンの預け屋が廃止され、ピクニック時に手持ちに入れているポケモン同士のタマゴが見つかるようになっています。
新要素「テラスタル」
バトルを彩る新要素として「テラスタル」が存在します。
テラスタルはバトル中に一度だけポケモンのタイプを変えられるというシステムで、どのポケモンにも使用出来ます。
タイプはポケモンの中でも基本的且つ重要なシステムである為、それを変更出来るというこれまでにないシステムはポケモンバトルに新たな風を呼び込んでくれる事でしょう。
テラスタルは全てのポケモンが使用可能ではありますが、どのタイプのテラスタルになるかはあらかじめ決まっています。
しかし、「テラピース」というアイテムを使うことにより、ポケモンのテラスタイプを後から変更することができるので、必ず厳選をしなくても大丈夫です。
また、テラスタルをすると、そのテラスタイプに合わせてタイプが変化する「テラバースト」という新しい技も登場しています。
ダイマックスについて
ソードシールド(ポケモン剣盾)での戦闘システムであった「ダイマックス」ですが、剣盾の際もZワザやメガシンカと言った要素を廃止しての新システム導入だったため廃止されました。
今作は新要素となる「テラスタル」を中心にバトルを楽しみましょう。
進化したマルチプレイ
マルチプレイが大幅に進化しており、「ユニオンサークル」と呼ばれる新機能を使って、フレンドと交換や対戦が出来るだけでなく同じワールドで冒険をしたり、一緒に写真を撮ったり、ジェスチャーでコミュニケーションを取ったりと、これまでのシリーズには無かった遊び方が出来るようになりました。
ストーリーの進行やイベントの発生はユニオンサークルを使っていても一人でクリアすることとなっていますが、オープンワールドになったフィールドをフレンドと探索出来るという事を考えると遊びの幅が更に拡がっています。
違うバージョン同士のユニオンサークル
例として、自分が「バイオレット」、フレンドが「スカーレット」でユニオンサークルを使ってお互いに近い場所を探索していると、「バイオレット」では出現しない野生のポケモンが出現するようになります。
ちなみに「スカーレット」で出現しない野生のポケモンも出現するようになり、交換以外でも入手できる方法となっております。
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