『スプラトゥーン3』の「サーモンラン ネクストウェーブ」でキケン度MAXなど高難易度において必須となってくるコツやテクニックを解説しています。
目次
高難易度でのコツについて
高難易度では、基本となるルールを理解している以外にも、納品のための小さな知識や、特殊な状況への正しい対処法を理解していることなども求められます。
「サーモンランが難しすぎる!」という場合はこの記事でまとめている内容を実践できているか確認してみるとクリアしやすくなるでしょう。
初心者向けの基礎解説は以下の記事にて紹介しています。こちらもおさらいしたい方は以下の記事をご覧ください。
ゲームが始まる前に意識すること
編成のブキに合わせた立ち回りを考えよう
基本的にサーモンランではブキ編成が固定です。そのスケジュールで支給されるブキそれぞれの得意分野が分かっていれば、自分の役割や味方にやってもらった方がいいことが明らかになってきます。
例えばリッター4Kはバクダン・ナベブタ・ヘビ・テッパンなど多くのオオモノシャケをフルチャージ一撃で倒すことができます。自分がリッター4Kを持った時はこれらのオオモノシャケをすばやく倒すことで味方の負担を減らしやすくできます。対して雑魚シャケ複数を相手にしたり、ハシラの処理をしたりすることは苦手です。
味方がリッター4Kを使用しているのであれば、他のブキがハシラを率先して倒したり、リッター4Kを持っている人が落ち着いてオオモノシャケの処理に集中できるように周りの雑魚シャケを倒してあげたりするとうまく役割分担ができるでしょう。
ただし、野良のプレイでは特に、自分の考慮した通りに味方が行動するとはもちろん限りません。自分の臨機応変さが求められる場面も多いので味方のこともよく見ておくようにしましょう。
ブキごとの立ち回りの基本は以下の記事にまとめています。
ゲーム中に気を付けること
時間をなるべく無駄にしないことを心がける
通常のWAVEでは、1WAVEの間にオオモノシャケを倒し、出現した金イクラをノルマの数だけ納品するということが求められます。さらに高難易度では、素早くオオモノシャケを処理していかなければシャケがステージにあふれかえってしまうことになります。
こういった状況を避けるには迅速に行動を行う事、そして時間を無駄にしないことが大切です。
孤立とデスはなるべく避ける
デスをしてしまうと味方から助けてもらうまで敵を倒したりコンテナにイクラを入れることができなくなります。1人やられるだけでも戦力が4分の3になってしまい、非常に危険な状態です。
特に敵インクが広がるととても危険な状況になるため、敵を倒すことも大事ですがそれ以上に、生存しているということが重要です。
デスを避けるために味方からのカバーが受けられない位置に立つことはなるべく避けましょう。1人では対処できない状況では味方が対処できる位置に移動しながら生存することが一番大事です。カバーできない位置でデスすると、蘇生にも時間がかかりやすくなります。
特に海岸近くで孤立してしまった場合、海岸から出現したシャケのターゲットがすべて自分に向きやすくなります。これが原因で同時に対処できるキャパシティを超えてしまい、敵の攻撃をよけるので手いっぱいになってしまう場合もあります。特に正面からの攻撃が通らないヘビやテッパンのターゲットを引いてしまったときは危険です。海岸に近づく場合は特に注意するようにしましょう。
何もしていない時間を減らそう
バクダンを倒すためにボムを構える瞬間を待っているときや、味方がやられてしまい蘇生が可能になるまでの時間など、細かくはありますがプレイヤーが行いたい行動が実際にできるようになるまで時間が空いてしまうことがあります。
このような細かい時間も有効に利用しましょう。例えば、その短い時間でも他のシャケを倒したり、塗られていない床や壁を塗ったり、インクを回復したりすることができます。この小さい積み重ねがより簡単にWAVEをクリアするきっかけになったり1デスを減らしてくれることもあるでしょう。
もちろんデスをしないことが最も時間の節約になりますが、味方を蘇生する際には味方を蘇生できるようになった瞬間に蘇生を行う事で自分の時間も味方の時間も節約することができます。また、短射程で近づかないと撃てない場合もボムを使えば遠くから蘇生できることもあるでしょう。
オオモノシャケのターゲットを引きながら
オオモノシャケのターゲットを引いているときも上記と同様でただ逃げるだけではなく、逃げながら他の仕事をこなせるようになると味方の生存率やノルマ達成率が上がります。
そのためにはキャラクターを思い通りに動かせる必要もあるので、少しずつ慣れていくようにしましょう。倒されないギリギリを攻めながら様々な仕事をこなせるようになるとそれだけでできることが増えていきます。
ただし、大きく移動しながら敵と戦っていると、味方をオオモノシャケの攻撃に巻き込んでしまう恐れもあるので注意しましょう。
オオモノシャケをすばやく倒す
オオモノシャケの多くは攻撃行動を起こすことで味方に悪影響を及ぼします。またモグラやカタパッドなど倒せる瞬間が攻撃行動中であるものも多いです。
オオモノシャケはなるべくこの1回の攻撃行動中に倒すことができるのが理想になります。攻撃回数を減らせればそれだけ味方がやられる可能性が減りますし、敵インクを広げられにくくもなります。
また、いつでも攻撃できるオオモノシャケより、攻撃できる時間の限られているオオモノシャケの攻撃中を優先的に狙うことも大事です。
納品をすばやく行うための知識
コンテナの近くでオオモノを倒すと納品が楽になる
オオモノシャケの中には、テッパンやモグラなどプレイヤーを狙って素早く移動をするものもいます。
これらのオオモノシャケをコンテナの近くまで移動させてから倒すことで金イクラをコンテナに運ぶまでにかかる時間を減らすことができます。
これを「誘導」と呼び、効率よくノルマを達成するための重要なテクニックとなっています。誘導できるオオモノシャケや誘導の仕方、誘導しない方がいい場面などについては以下の記事にて解説していますのでこちらの記事も合わせてご覧ください。
タマヒロイで納品を楽にする手段
金イクラを持ち去ってしまうタマヒロイですが、利用することもできます。
タマヒロイは「金イクラを拾ったあと、初めに出現した方向へ帰っていく」性質があります。つまり、コンテナ近くを横断して金イクラに向かっていったタマヒロイは金イクラを持ってまたコンテナの近くを通って帰ろうとします。この帰り道に倒すことで金イクラをコンテナの近くに運ばせることが可能です。運ぶ時間を節約し、他のことに時間を掛けられるようになります。
コンテナ遠くに金イクラが落ちている状況でタマヒロイを見かけた時はそのタマヒロイがどこから来てどの金イクラを拾いに行こうとしているのか確認し、運んできてもらえそうであれば利用することも頭に入れておきましょう。
優先順位をよく考える
よりクリアしやすくするためには行動の優先順位も大切です。
オオモノシャケを遠距離攻撃を行うものから優先的に倒したり、納品のノルマが足りなければ納品を優先するなどその場その場で求められている行動が変わってきます。
何度もバイトを繰り返しながら、状況に応じた判断ができるようになりましょう。
オオモノシャケの優先順位については以下の記事で紹介しています。
味方の行動もよく見ておこう
オオモノシャケの数が多く納品ノルマも多い高難易度では味方との連携も非常に重要になってきます。
例えば、モグラが出現したときに4人が同じモグラにボムを投げると3人分のボムが無駄になってしまいます。このような時間やインクのロスをなるべく減らすことも重要です。
味方が倒そうとしているオオモノシャケがどれなのか、1人で倒すことができそうか、味方が孤立して敵に囲まれていないかなど、味方をしっかり見ておくようにしましょう。
スぺシャルを使用するタイミングは早めに
高難易度では特に、一度シャケであふれかえってしまうとそのまま失敗に陥ってしまうパターンが多いです。
スペシャルウェポンはそのような状況を打開するために使用するのではなく、そのような状況を作らないために使用する方が大事になってきます。
実際に使用するかどうかはもちろん状況を見なければなりませんが、高難易度では例として以下のような場合早めに使用する基準にしてもいいでしょう。
- 倒しにくい位置に遠距離攻撃を行うオオモノシャケが出現してしまった
- 遠距離攻撃を行うオオモノシャケが複数出現してしまっている
- 味方が助けに来れない状況で3~4体のオオモノシャケのターゲットになってしまっている
- 味方が1人落ちてしまったがオオモノシャケの数が多い
残り時間を見ながら臨機応変に立ち回る
残り時間によって必要となる行動が変わる場面も存在します。
納品のペースが間に合っているか、オオモノシャケの数が多くなっていないかなど周りをよく見て状況を判断するようにしましょう。
オオモノシャケは残り28秒付近から新たに出現することがなくなります。その時点での残りのオオモノシャケなどを確認してノルマに必要な金イクラの数を確認し、オオモノシャケを倒す順番や残して耐久するオオモノシャケを決められるようになるとクリアしやすくなります。
残り時間が少ない時は特に判断に注意
残り時間が少ない時に出現しているタワーやテッキュウなど海岸に近いオオモノシャケは、倒しに行ってしまうとコンテナまで戻って納品するという時間が足りない場面も多く存在します。これが原因で納品不足になってしまう場合もあるので、時間ギリギリにこれらのオオモノシャケを倒すべきかどうかは、しっかりノルマを確認して決めるようにしましょう。場合によってはタワーなどを倒さずに攻撃を避けながら戦うという判断が最善のこともあります。
索敵も余裕があるときにしっかり行おう
納品中や、味方だけで処理が追い付いきそうな瞬間など、少し余裕のある時には敵の出現状況を確認しておきましょう。
プレイ中は、ホラガイの笛の音で敵の出現位置が変わったことを確認できます。ホラガイの笛の音を聞き逃さず、鳴る度に敵の位置を確認し、味方に敵の出現位置を知らせることができれば、オオモノシャケへの迅速な対処(≒コンテナ近くへ寄せて倒すことなど)がしやすくなります。
敵の出現位置は決まっている
サーモンランではオオモノシャケの出現位置はステージと潮位ごとに決まった3か所となっています。ホラガイの笛の音が鳴る度に別の出現位置から出現するようになります。
これを念頭に置いたうえで、出現位置が変わる度に出現したオオモノシャケを効率よく処理することができるようになるとプレイに余裕が生まれるでしょう。
まとめ
この記事で紹介している知識も同時にすべて行おうとすると初めは難しいかもしれません。
また、状況に応じてここで紹介しているコツとは相反する行動を求められてしまう場合もあるかもしれません。
知識を持っているだけでなく、何度もプレイして状況判断をすばやく行えるようになることも重要ですので、恐れずにトライするようにしていきましょう。
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