オーバーウォッチ2で、2023/06/14に配信された、シーズン5の開幕に伴う変更をまとめたパッチノートの内容の記事です。
こちらの記事は、公式サイトでのパッチノートを参照し、記載されているヒーローの調整やバグ修正の内容などをまとめています。
シーズン5スタート!
出典: www.youtube.com
シーズン5のバトルパスでは、トレーサーのミシック・スキンが登場します。
一般的な変更
チャレンジのアップデート
・ライフウィーバーのアンロック・チャレンジが追加されました
→全チャレンジの達成で、ライフウィーバーがアンロックされます。
・未完了のウィークリー・チャレンジがリセットされないように変更されました
→前週のウィークリー・チャレンジの進捗状況がすべて持ち越されるようになりました。
・勝利が条件であったウィークリー・チャレンジが「マッチを完了する。1勝すると2マッチ分としてカウント」へ変更されました
開発者コメント(意訳)
私たちの目標は、プレイしたすべてのマッチがウィークリー・チャレンジの進捗に役立つようにすることです。この変更によって、ウィークリー・チャレンジのリセット時にすべての未完了のチャレンジの進捗が次週に持ち越されるようになりました。完了したチャレンジはリセットされます。
マッチ勝利からマッチ完了に変わったことで、チャレンジの完了に必要なプレイ回数は多くなったものの、必要なゲーム数の平均は変わりません。例えば、「10回勝利する」のチャレンジを完了するには平均20マッチ前後必要です。そして、「マッチを30回完了する。1勝すると2マッチ分としてカウント」であれば完了に必要なマッチは15-30ゲームで、これもまた平均20マッチ程度となります。
増えたマッチ数が多く見え驚いてしまいますが、完了に必要なゲーム数の上限が設定され、さらに平均マッチ数に変更はありません。
オン・ファイア機能が復活
新機能と共に、皆さんの素晴らしいプレイを際立たせるオン・ファイアが復活します。
新ステータス:ブレイズの追加
オン・ファイアのその先へ。オン・ファイア以上に燃え上がりましょう!
チームで最も活躍中のプレイヤーがブレイズ状態に入るようになりました。
ブレイズは通常のファイアよりも維持するのが難しいため、ブレイズ状態でい続けるためには素晴らしいパフォーマンスを見せる必要があります。
オン・ファイアのグラフィックとサウンドエフェクトの復活
新しいアニメーションと共にヒーロー ポートレートとスコアボードにオン・ファイアが復活します。オン・ファイアがキル・フィードにも表示されるようになります。
引火
オン・ファイアの敵を倒すとオン・ファイア状態になります。
燃え広がる炎
「オン・ファイアになれるのはゲンジだけ」とはもう言わせません。キルやダメージ以外にも、ダメージ軽減、救出、回復、目標の確保・争奪、ダメージ・ブースト、クラウドコントロールでもファイアが付与されます。
自分のチームのどのヒーローがオン・ファイアなのかに注目し、支援してファイアスコアを上げましょう。
マッチメイキングのアップデート
マッチメイキングの改良
- 新しいマッチメイキング機能を追加して、プレイヤースキルの差を狭めました。シーズン開始時はあまり過剰な調整は行いませんが、シーズンの進行とともに徐々に調整を加えていきます。
- マッチメイキングにおいて、スキル幅が大きいグループ同士が同じマッチへと優先的に配置されるようになったため、ソロのプレイヤーがそのようなマッチに配置される確率が低くなりました。
マッチメイキングの不具合の修正
- クイック・プレイのバックフィルで時間がかかったりバックフィルがされなかった不具合が修正されました
- マッチメイキングによって新規プレイヤーに設定されたMMRが、そのプレイヤーの実力を正しく反映していないことがある不具合を修正。正確なMMR値に調整するためにプレイヤーはマッチを重ねる必要があります
FFAプレイヤーのスキル・レートに関する不具合の修正
- 先日、デスマッチなどのフリー・フォー・オール方式のゲーム・モードにおいて、プレイヤーのスキルを反映する内部レートの更新に影響する重大な問題がマッチメイキングで発生したことをお知らせしました。この問題によって誤ったスキル・レートが割り出され、待機時間が長くなったりマッチの質が悪化してしまうことがありました。
- 間違ったアップデートを引き起こしていた根本的な問題は対処されましたが、残念ながらスキル・レートのズレは解消されていません。これらの特定のゲーム・モードで採用されているFFAのMMRをリセットすることが最善策であると言えるでしょう。リセット後、デスマッチのプレイ数が増えるまではマッチの質が最善ではないと予想されます。リセットという処置は苦渋の決断ですが、将来のためには最善の策だと信じています。
ライバル・プレイのアップデート
ランク不参加の変更
前ライバル・プレイ シーズン中に一度もマッチをプレイしていないプレイヤーは「不参加」あつかいとなります。
不参加プレイヤーにはスキル・ティアとディビジョンが表示されなくなります。ロールキューにおいては各ロールで不参加となる可能性がありますが、オープンキューで不参加となるランクは1つのみです。
不参加のプレイヤーが復帰し、5勝してライバル・プレイのアップデートを達成するとスキル・ティアとディビジョンが再び表示されるようになります
ライバル・ミステリー・ヒーローの追加
ライバル・ミステリー・ヒーローがシーズンを通して復活。何が起こるかわからない大混戦をお楽しみください!また、ライバル・プレイ・チャレンジも復活し、専用の称号やライバル・ダストが獲得できます
ライバル・プレイにおける不具合の修正
初めてライバル・プレイで遊ぶプレイヤーのスキル推定値(MMR)における算出方法を改善しました。
ヒーローの調整
ジャンカー・クイーン
下方修正されました。
変更点
・<コマンディング・シャウト>
→追加ライフが200→150に減少
・<ランペイジ>(アルティメット)
→アルティメット・コストが15%増加
開発者コメント(意訳)
前回のジャンカー・クイーンの変更で継続ダメージと自己回復の両方が増加しました。これで意図したとおり、より長い間生き残って戦えるようになりましたが、当然アルティメットのチャージが平均より早くなってしまいました。
パッシブの「アドレナリン・ラッシュ」の回復がさらに強力になったことでアビリティと相互作用を生み出し、ゲームプレイに面白さが加わりました。
生存力の水準を揃えるため、追加ライフを獲得できる「コマンディング・シャウト」の性能を少し下方修正します。
ロードホッグ
上方修正されています。
変更点
・<テイク・ア・ブリーザー>
→回復終了後、2.5秒間、付与される回復が50%増加
開発者コメント(意訳)
ダメージを防ぐ能力や移動性能に欠けるタンクであるロードホッグをさらに頑丈にしたいと思います。個としての持久力はすでにかなり強力なので、これはチーム向けの変更であると言えるでしょう。「テイク・ア・ブリーザー」の追加効果で、受ける回復量が増加するので、味方がロードホッグをサポートしやすくなります。
キャスディ
<マグネティック・グレネード>にリワークが入りました。
変更点
・<マグネティック・グレネード>
→投射物の最大射程10mを廃止
→1.5m以内の敵ターゲットに向かって磁力で吸いつき、最大1秒間追跡
→着弾ダメージを0→10に増加
→爆発ダメージを120→70に減少
→着弾したターゲットの移動速度が30%減少
→着弾したターゲットに「HINDERED」のステータス効果が適用され、移動アビリティの発動を中断・妨害する
開発者コメント(意訳)
「マグネティック・グレネード」のデザインの目標は、純粋にダメージを与えることではなく、補助系のアビリティとなることでした。そこで、近距離の敵に自動ロックオンする能力から、エイムが必要な投射物へ変更し、敵に接近した場合は磁力で吸い付くように変更しました。
画面上に出る警告メッセージ「STUCK」は、トレーサーの「パルス・ボム」とまぎらわしいため、今後移動能力を制限する効果は「HINDERED」と表示されます。
ハンゾー
下方修正されています。
変更点
・<嵐の弓>
→最大ダメージが125→120に減少
・<鳴響矢水>
→着弾時の音が敵に聞こえるように変更
→第一波の視覚効果が短時間、敵にも見えるように変更
開発者コメント(意訳)
「嵐ノ弓」のダメージ調整は、ライフ250のヒーローがクリティカルダメージの1撃でキルされないようにするための、小さくも重要な変更となります。
また、「鳴響矢水」の着弾時のサウンドと視覚効果をアップデートし、アビリティが使用されたことに付近の敵がより気付きやすくなりました。
メイ
上方修正され、初代オーバーウォッチのメイに近い運用ができるようになります。
変更点
・<凍結ブラスター>
→1秒当たりのダメージが100→55に減少
→メイン攻撃の速度低下効果が40%固定→30~50%の間で変化
→メイン攻撃の効果が蓄積されるようになり、一定値まで溜まると1.5秒間75%の移動速度低下を付与する
→上記の凍結状態の敵に対し、サブ攻撃は40%の追加ダメージを与える
開発者コメント(意訳)
完全に凍結して動けなくなるような激しいクラウドコントロールはないものの、この変更によって以前のメイン攻撃を使用しているような感覚に近くなることでしょう。
リーパー
下方修正されています。
変更点
・<レイス・フォーム>
→機動力を奪う効果(「マグネティック・グレネード」、「スティール・トラップ」、「グラビトン・サージ」など)の影響を受けている時に発動不可
開発者コメント(意訳)
「レイス・フォーム」や「フェード」を持つリーパーとモイラの変更は、ジャンクラットの「スティール・トラップ」、シグマの「グラビティ・フラックス」、ザリアの「グラビトン・サージ」、キャスディの「マグネティック・グレネード」と言った機動力を奪う効果との相互作用の矛盾を解消するものとなります。これらはトレーサーの「リコール」やソンブラの「トランズロケーター」と同様、無敵状態で移動できるアビリティとみなされ無効化されるようになります。
トレーサー
下方修正されています。
変更点
・<パルス・ピストル>(メイン武器)
→拡散距離を15%増加
開発者コメント(意訳)
トレーサーの武器の拡散最大値が意図したものよりも小さく設定されていた不具合を発見しました。修正することで全体の性能に大きな影響を与えてしまう可能性があるため、変更の結果を注視していきたいと思います。
ウィドウメイカー
ワンショットしづらくなるように下方修正されました。
変更点
・<ウィドウズ・キス>(メイン武器)
→スコープ使用時の距離減衰の範囲が70~100メートル→40~60メートルに縮小
→スコープ使用時の最大距離減衰が30%→50%に増加
開発者コメント(意訳)
武器の距離減衰の変更は、かなり長い射線が通るマップでの一撃能力を下げることを目的としています。
フルチャージでライフ200のヒーローをキルできる範囲は平均50mほどになります。フルチャージのクリティカル・ショットは射程距離に関係なく、ライフ150のターゲットをキルできます。
ライフウィーバー
変更点
・<ヒーリング・ブロッサム>
→最大回復量が65→75に増加
・<ソーン・ボレー>(メイン武器)
→投射物のダメージが5→6に増加
→投射物の半径を0.1メートル→0.125メートルに拡大
→弾薬数が60→70に増加
・<ペタル・プラットフォーム>
→上に立てる範囲を15%拡大
→プラットフォームが起動する範囲を中心に2メートル→0.75mに縮小
・<ライフグリップ>
→クールダウンが20秒→16秒に短縮
→ターゲットの味方のライフを50回復するように変更
・<命の樹>(アルティメット)
→アルティメット・コストが8%増加
開発者コメント(意訳)
ライフウィーバーの勝率は時間とともに改善しているものの、まだ十分とは言えません。
今回のアップデートでは、アルティメットを除いたほぼすべてのアビリティに純粋な強化を加え、それによる回復とダメージ量の変化を考慮してアルティメットのコストを調整しました。
<ペタル・プラットフォーム>の範囲の縮小は、設置後に誤ってプラットフォームを作動してしまうことを防ぎ、より快適にプレイできるようにするためのものです。
モイラ
下方修正されています。
変更点
・<フェード>
→機動力を奪う効果(「マグネティック・グレネード」、「スティール・トラップ」、「グラビトン・サージ」など)の影響を受けている時に発動不可
開発者コメント(意訳)
「レイス・フォーム」や「フェード」を持つリーパーとモイラの変更は、ジャンクラットの「スティール・トラップ」、シグマの「グラビティ・フラックス」、ザリアの「グラビトン・サージ」、キャスディの「マグネティック・グレネード」と言った機動力を奪う効果との相互作用の矛盾を解消するものとなります。これらはトレーサーの「リコール」やソンブラの「トランズロケーター」と同様、無敵状態で移動できるアビリティとみなされ無効化されるようになります。
文字色をバフは赤、デバフは青など意味を持ったものにしてほしいです。私の読解力がないせいか、色分けの意味がよくわかりません。