『ポケットモンスタースカーレット/バイオレット(ポケモンSV)』のひこうタイプの弱点や対策ポケモンについて解説する記事です。
ひこうタイプのタイプ相性や特徴、ひこうタイプに関係あるとくせいやアイテムについても併せて紹介しています。
基本的なタイプ相性についての解説は以下に掲載しています。
目次
ひこうタイプのタイプ相性
ひこうタイプを攻撃する場合
4倍 | なし |
2倍 | でんき こおり いわ |
0.5倍 | くさ かくとう むし |
0.25倍 | なし |
無効 | じめん |
弱点
でんき/こおり/いわタイプの技で弱点を突くことができます。
耐性
くさ/かくとう/むしタイプの技は半減されてしまいます。
ひこうタイプに攻撃される場合
倍率 |
タイプ |
---|---|
効果はばつぐん(2倍) |
くさ かくとう ひこう |
効果はいまひとつ(半減) |
でんき いわ はがね |
弱点
くさ / かくとう / ひこう タイプのポケモンは、ひこう技で弱点を突かれてしまいます。耐性
でんき / いわ / はがねタイプのポケモンは、ひこう技を半減で受けることができます。その他の特徴
基本的に常に”じめんにいない”扱い
ひこうタイプを持っている限り、基本的に”じめんにいない”扱いになります。
“じめんにいない”間、場に出されても どくびし まきびし ねばねばネット の影響を受けません。( ステルスロック の定数ダメージは受けてしまいます)
特性 ありじごく や、 エレキフィールド ミストフィールド グラスフィールド サイコフィールド などのフィールドの効果も受けません。
じめんにいる扱いについて補足
うちおとす で攻撃されるとじめん技が当たるようになります。(ひこうタイプは失いません)
はねやすめ を発動後、そのターン中はひこうタイプを失います。
ほのお/ひこうタイプの ファイアロー の場合ほのおタイプ扱いとなります。
ひこうタイプにテラスタルしている場合タイプは失われません。
ひこうタイプに関係あるとくせい
かぜのり
「おいかぜ」を使ったり、風技( ぼうふう や ねっぷう , こごえるかぜ , ふきとばし など)を受けた場合、ダメージや効果を無効化しつつこうげきを1段階上昇させます。
持っているポケモンたち
はやてのつばさ
自分の残りHPが最大値の場合、優先度0のひこうタイプの技の優先度を+1します
( でんこうせっか などと同じ扱いです。優先度+2の しんそく などには上を取られます)
持っているポケモンたち
※夢特性 |
※夢特性 |
※夢特性 |
ふうりょくでんき
「おいかぜ」を使ったり、風技( ぼうふう や ねっぷう , こごえるかぜ , ふきとばし など)を受けた場合「じゅうでん」状態になります(次のでんきタイプの技の威力が2倍になります)
また、 ふきとばし の効果を受けません。
持っているポケモンたち
ひこうタイプに関係あるアイテム
バコウのみ
こうかがばつぐんとなるひこうタイプの技を受けた時、ダメージを1度だけ半減できます。
するどいくちばし
持っていると、じめんタイプの技の威力が1.2倍になります。
くろいてっきゅう
持っていると、すばやさが0.5倍に低下します。
また、とくせい ふゆう やひこうタイプのポケモン、 でんじふゆう の効果を受けているポケモンが持っている場合、じめんタイプの技が当たるようになります。
ひこうタイプの対策
ひこうタイプの対策となりうるポケモンを紹介しています。いずれのポケモンも、不一致技やテラスタル→テラバーストなどで弱点を突かれてしまう場合があります。
ひこう技耐性があり、弱点を突けるポケモンたちを使おう
でんきタイプのポケモンたち(一例) |
|||
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特殊アタッカー |
特殊アタッカー |
特殊アタッカー |
物理アタッカー 特殊アタッカー |
いわタイプのポケモンたち(一例) |
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物理受けなど |
特殊アタッカー 起点作り |
ルガルガン 起点作り 物理アタッカー |
物理アタッカー等 |
でんきタイプのポケモンは、ひこう技を半減で受けることができ、こちらからは弱点を突くことができます。
特にジバコイルの場合ひこう技を1/4に抑えることができます。
カットロトムやパーモットは、くさタイプやかくとうタイプと複合のためひこう技は等倍になってしまいますのでご注意ください。
いわタイプのポケモンも同様、ひこう技を半減で受けつつ弱点を突くことができます。
ひこうタイプと相性の良いタイプ/ポケモン
じめんタイプのポケモンたち(一例) |
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特殊受け |
物理アタッカー |
起点作り/受け |
物理アタッカー |
はがねタイプのポケモン(一例) |
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物理アタッカー 特殊アタッカー |
特殊アタッカー |
物理アタッカー |
物理アタッカー |
ひこうタイプのポケモンが特に相性が良いのはじめんタイプや、はがねタイプののポケモンたちです。
じめんタイプと組ませた場合、こおりタイプは一貫してしまうものの、弱点であるでんき技は無効、いわ技を半減で受けることができます。
はがねタイプと組ませた場合、こおり/いわ技を半減で受けてもらうことができます。更に、ひこうタイプのポケモンははがねタイプの弱点であるじめん技を無効化したり、かくとう技を半減できる点で相性が良いです。
ひこうタイプにおすすめのテラスタル
火力増強
おすすめテラスタイプ |
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・ひこう ・その他複合タイプ(一例としてギャラドスの場合みず)など ・テラバーストをサブウェポンとする場合、必要なタイプ(一例としてウォーグルの場合、じめん)など |
タイプ一致補正が1.5倍→2倍になるので、同タイプにテラスタルして火力を伸ばすことができます。弱点を突く際はもちろん、等倍での殴り合いにも強くなります。
複合タイプのポケモンは、4倍弱点を消すことで疑似的に耐久を上げることにもつながります。
また、より広いタイプ範囲を獲得するため、全く異なるタイプへのテラスタルも有効です。一例としてじめん打点のないウォーグルの場合、じめんテラバーストを採用することでサーフゴーへの打点が持てるようになります。
耐性を変化させよう
おすすめテラスタイプ |
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・じめん ・はがね ・でんき ・その他複合タイプのポケモンの場合、全く異なるタイプ(一例としてボーマンダやカイリューの場合はがね、ギャラドスの場合じめんなど) |
ひこうタイプ対面ででんき技を撃たれることは極めて少ないため、でんきタイプへのテラスタルが有効です。ほとんどの場合で対面のポケモンが撃つ技を等倍~それ以下で受けることができます。
でんきタイプが重い場合、対面でじめん技を無効にしつつテラバーストを採用している場合は弱点を突けるじめんテラスタルがオススメです。
いわ技/こおり技を苦手とする場合ははがねタイプにテラスタルするのが強力です。いわ/こおり技はサブウェポンとして採用されていることが多いため無難な選択肢になります。
また、複合タイプを持つポケモンの場合、もう1つのタイプの弱点や、4倍弱点を打ち消すことができるテラスタルタイプにするのも強力な選択肢です。例としてボーマンダやカイリューの場合、はがねタイプにテラスタルすることで本来4倍弱点であるこおり技を半減で受けられるようになり、苦手なフェアリー技を半減できます。
また、ギャラドスは4倍弱点であるでんき技を無効にしつつ、じしんをタイプ一致で撃てるようになるため、非常にじめんテラスタルとの親和性が高くオススメです。
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