『ポケットモンスタースカーレットバイオレット(ポケモンSV)』で、今後のレギュレーションで使用可能になると思われる禁止伝説級ポケモン「テラパゴス」の育成論やおすすめのテラスタイプ、対策方法を掲載・解説しています。
目次
テラパゴスの育成論
※現在のレギュレーションFでは使用できませんので、飽く迄今後の環境を想定して作成したものになります。
アタッカー型
特性 |
|
---|---|
性格 |
おくびょう (すばやさ↑こうげき↓) |
努力値 |
H4 C252 S252 |
実数値 |
171-x-130-157-130-150 |
持ち物 |
![]() |
テラスタイプ |
ステラ で固定(変えられない) |
技構成 |
・ テラクラスター (Lv60) ・ だいちのちから ( わざマシン133 だいちのちから ) ・ めいそう ( わざマシン129 めいそう ) ・ りゅうせいぐん ( わざマシン169 りゅうせいぐん ) ↳その他の候補 メテオビーム ・ パラボラチャージ ・ かみなり ・ オーバーヒート ・ ラスターカノン ・ バークアウト ・ ソーラービーム ・ ミラーコート ・ テラバースト ・ めいそう ・ みがわり ・ リフレクター ・ ひかりのかべ ・ でんじは ・ ちょうはつ など |
テラパゴスの努力値調整
- HP/耐久
↳HP4振りで奇数 - とくこう
↳なるべく伸ばしたいため252振り - すばやさ
↳最速 サーフゴー の素早さ実数値が149なので最速にして抜いておきたい
テラパゴスの解説
その他の育成方法や技の選択肢を紹介しています。
努力値振り・性格を考察
前述した最速型であれば、最速 サーフゴー 抜きとなっています。
特に意識しないのであればひかえめ(とくこう↑こうげき↓)で育成しても良いでしょう。
耐久面を伸ばしたいのであれば、ぼうぎょ・とくぼうに更に厚く振ったり補正をかけた性格にして めいそう で要塞化するのも選択肢の一つです。
持ち物を考察
・
たべのこし
→ 居座り性能が高いので自身のHPを維持しやすくシナジーがあります。
・
あつぞこブーツ
→ ステルスロック などの設置技で テラスシェル を無効にされなくなります。
・
カゴのみ
→ ねむる 以外の高速再生技を持たないので、特性 テラスシェル を復活させる場合に採用しましょう。
・
パワフルハーブ
→ メテオビーム を採用し、初ターンからとくこうを上げて殴っていく型にオススメです。
技構成
・オススメ
テラクラスター |
フォルムによって性能が異なります。 テラスタルフォルム時 威力120のノーマル技 ステラフォルム時 タイプがステラになり、全タイプに等倍で攻撃できる |
---|---|
トライアタック |
テラスタル時の テラクラスター はタイプ一致補正がなくなるので、こちらも採用しておくのがオススメです。 |
だいちのちから |
ノーマル技と補完がとれるじめん打点です。 |
めいそう |
自身のとくこう・とくぼうを1段階ずつ上昇させる変化技です。 |
・その他の技
メテオビーム |
通りの良いいわ打点の上に、自身のとくこうが1段階上昇します。 |
---|---|
エナジーボール |
くさ打点です。 |
あくのはどう |
あく打点でひるみ効果があります。 |
かえんほうしゃ |
ほのお打点で10%のやけど効果があります。 |
10まんボルト |
でんき打点で、10%のまひ効果があります。 |
れいとうビーム |
|
ラスターカノン |
はがね打点です。 |
アシストパワー |
素の威力が20で、自身の能力上昇の数×20ずつ威力が上がるエスパー打点です。 |
マジカルシャイン |
フェアリー打点です。禁止伝説に多いドラゴンタイプなどへ。 |
こうそくスピン |
相手の ステルスロック などを除去しつつ、自身のすばやさを上げる技です。 ステルスロック と両立できる禁止伝説ポケモンはテラパゴスのみです。 |
ロックカット |
自身のすばやさを2段階上げる技です。 テラスシェル により安全に積むことができます。 |
ステルスロック |
場に出てきたポケモンに定数ダメージを与えます。 |
ほえる |
相手を強制的に交代させる技です。 前述の ステルスロック と合わせるのも強力です。 |
どくどく |
相手をもうどく状態にできます。 テラパゴスミラーや耐久の高い ルギア などに通していけると大きなアドバンテージが稼げると思われm佐生 |
ねむる |
テラスシェル を再使用できる唯一の手段です。 |
テラパゴスの運用方法
テラパゴスは テラスシェル による行動保証を活かし、 めいそう を積みやすい中速特殊アタッカーです。
めいそうを積んだ後は、特性が残っているか否か、対面のポケモンなどの状況によってテラスタルの使用を選びましょう。メインウェポンは テラクラスター と トライアタック で充分ですが 技範囲が広いため、仮想敵に応じてサブウェポンとして採用する技を変えるのがオススメです。
テラスタルを切ったらHP種族値が増えるので疑似的な回復+ テラクラスター で全てのポケモンに等倍を取れるという点が強力です。
先ほど紹介した通り覚える技も非常に多く、有用な変化技としては 没収されているポケモンが多い どくどく を習得したり 禁止伝説級のポケモンが両立できない ステルスロック + こうそくスピン による一方的な起点作りなども行えます。
テラパゴスと相性のいいポケモン
ポケモン |
型 |
---|---|
対テラパゴス コライドン 性能が高いため、こちらのテラパゴスを通しやすくなる点も優秀 |
テラパゴスと似た役割のポケモン
ポケモン |
型 |
---|---|
アタッカー型(AS振り,CS振りなど) 耐久は低く行動保証がない点は異なる エアロック により場にいる間は永続的に天候をカットできるので、天候による展開を止めたい場合に |
テラパゴスの対策
テラパゴスの対策方法
HP満タンの時は テラスシェル があり、どのタイプの技も半減扱いになるため一撃で倒すことはほぼ不可能です。しかし、合計種族値はバランス型で特出した部分がないため、高速アタッカーであれば対面での処理も狙っていけますが めいそう の起点にされてしまうこともあるので、なるべく物理アタッカーで処理しに行くのが安全でしょう。
また、テラスタル前後ともにかくとう打点が一貫します。 コライドン やウーラオスなどの高火力のかくとうアタッカーであれば大ダメージが見込めるでしょう。
テラスシェル対策
テラスシェルの対策としては、予め ステルスロック などを展開したり、 とんぼがえり などでクッション役のポケモンを着地させることが良いです。
また テラスシェル は ルナアーラ などの ファントムガード とは異なり、 かたやぶり で貫通できるということも覚えておきましょう。
ゼロフォーミング(ステラ)対策
テラスタルを切られるとHP・とくこう種族値が大きく上昇し、 ゼロフォーミング で天候やフィールド効果を全て消されてしまいます。この効果は1回限りなので、天候などに強く依存する構築であれば消されてしまうことを想定しておき 再展開できるような立ち回りを心がける必要があるでしょう。
また、 テラクラスター がステラタイプになり、テラスタル中のポケモンに対して抜群となってしまいますので、なるべくテラスタルを切っていないポケモンで撃ち合うのが良いと言えます。
テラパゴス対策におすすめのポケモン
ポケモン |
型 |
---|---|
テラパゴスの技によっては つるぎのまい を積んでいくこともでき、 とつげきチョッキ があればとくぼうを補強できるのでダメージを受けづらい はがねタイプを持ち どくどく が効かないのもポイント |
|
黒いヘドロ型(HSベース)など どくタイプを持つため、 どくどく を受けない |
|
かくとうタイプを持ち、専用技 アクセルブレイク は弱点を突くとさらにダメージがアップする |
テラパゴスの基本情報
タイプ | ノーマル |
---|---|
特性 | HPが満タンのとき相手から受ける技のダメージをすべて「いまひとつ」にする |
テラパゴスの種族値
▼テラスタルフォルム
HP | 攻撃 | 防御 | 特攻 | 特防 | 素早さ | 合計 |
---|---|---|---|---|---|---|
95 (131位) |
95
(251位) |
110
(80位) |
105
(133位) |
110
(66位) |
85
(256位) |
600
(37位) |
▼ステラフォルム
HP | 攻撃 | 防御 | 特攻 | 特防 | 素早さ | 合計 |
---|---|---|---|---|---|---|
160 (6位) |
105
(173位) |
110
(80位) |
130
(36位) |
110
(66位) |
85
(256位) |
700
(4位) |
※仕様上、手持ちにいる時の「ノーマルフォルム」は割愛しています
テラパゴスのタイプ相性
4倍 | なし |
2倍 | かくとう |
0.5倍 | なし |
0.25倍 | なし |
無効 | ゴースト |
テラパゴスの解説
テラパゴスは、DLC以前にもバイオレットブック・スカーレットブックでその存在が示唆されていた 後編DLC『藍の円盤』の終盤に捕獲できる禁止伝説ポケモンです。
通常のオンライン大会やランクマッチ(レート戦)では使用できません。
テラパゴスの入手方法
テラパゴスの仕様について
フォルムで種族値が変わる
ノーマルフォルム
※バトルでは使えません。
HP |
攻撃 |
防御 |
特攻 |
特防 |
素早さ |
合計 |
---|---|---|---|---|---|---|
90 |
65 |
85 |
65 |
85 |
60 |
450 |
テラスタルフォルム
※基本的に場にいる時のフォルムです。
HP |
攻撃 |
防御 |
特攻 |
特防 |
素早さ |
合計 |
---|---|---|---|---|---|---|
95 |
95 |
110 |
105 |
110 |
85 |
600 |
ステラフォルム
※テラスタルを使った場合のフォルムで HP/とくこうが上昇します。
HP |
攻撃 |
防御 |
特攻 |
特防 |
素早さ |
合計 |
---|---|---|---|---|---|---|
160 |
105 |
110 |
130 |
110 |
85 |
700 |
フォルムごとの特性
フォルム |
特性 |
備考 |
---|---|---|
場に出たタイミングで「ステラフォルム」へ変わる |
合計種族値が450 ※このフォルムは戦闘では使えない |
|
HPが満タンの時、受けるダメージをすべて「いまひとつ」にする |
合計種族値が600 |
|
1回きりで発生しているフィールド効果・天候を無効にする |
合計種族値が700 |
仕様を簡単に解説
基本的には「 テラスシェル 」を持ち合計種族値が600の「ステラフォルム」であると覚えておきましょう。
テラスタルを切ると特性が「 ゼロフォーミング 」へと変わり、テラスタルさせたタイミングで 発生しているフィールド系効果・天候をかき消し、合計種族値が上昇します。
テラスタル時の仕様
永続的にステラ補正がかかる
テラスタルを使ったテラパゴスは、ステラテラスタル時のタイプ一致補正が永続的にかかります。
ノーマルタイプの技は常に2倍、それ以外のタイプの技は常に1.2倍の倍率がかかるということです。
テラクラスターが強力に
専用技 テラクラスター のタイプがステラに変更され、全タイプに等倍・ダブルバトルの場合は全体技へ変わります。
テラスタルを使っているポケモンに対しては抜群になります。
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