『ポケットモンスタースカーレットバイオレット(ポケモンSV)』の対人戦で有用なポケモンの1匹「キラフロル」「きあいのタスキ型」「レッドカード型」の育成論やおすすめのテラスタイプ、対策方法を掲載・解説しています。
キラフロルの基本情報
タイプ | いわ どく |
---|---|
特性 | 物理技でダメージを受けると 相手の足下に どくびしがちらばる。 |
ふしょく 夢特性 はがねタイプやどくタイプのポケモンでも、どく状態にすることができる。 夢特性の入手方法 |
キラフロルの種族値
HP | 攻撃 | 防御 | 特攻 | 特防 | 素早さ | 合計 |
---|---|---|---|---|---|---|
83 (242位) |
55
(635位) |
90
(192位) |
130
(36位) |
81
(266位) |
86
(250位) |
525
(196位) |
キラフロルのタイプ相性
4倍 | じめん |
2倍 | みず エスパー はがね |
0.5倍 | ノーマル ほのお ひこう むし フェアリー |
0.25倍 | どく |
無効 | なし |
キラフロルの解説
キラフロルは今作初登場のポケモンで、キラーメがレベル35で進化するポケモンです。
タイプはいわどくと珍しいタイプで、同タイプにはウルトラビーストのウツロイドがいます。
86とそれなりの素早さ種族値と、130と高いとくこう種族値を持つ特殊アタッカーです。
とくせいは物理攻撃を受けるとどくびしを展開する専用特性「どくげしょう」、どくタイプやはがねタイプのポケモンも”どく状態/もうどく状態”にできる「ふしょく(夢特性)」の2つがあります。
どちらの特性も強力ですが、当記事では新特性「どくげしょう」を使った育成論を紹介します。
※「どくげしょう」で展開されたどくびしも、通常のどくびしと同様に、どくタイプのポケモンが場に出たり、「こうそくスピン」の発動などで除去されてしまいます
キラフロルの育成論
タスキアタッカー型
特性 |
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性格 |
おくびょう(すばやさ↑こうげき↓) |
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努力値 |
H(HP)4 C(とくこう)252 S(すばやさ)252 |
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実数値 |
159-x-110-182-101-151 |
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持ち物 |
パーティで持ち物が競合した際などのその他の候補は下記で解説 |
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テラスタイプ |
ひこう
など (テラスタイプの選択肢は下記で詳しく解説) |
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技構成 |
・ だいちのちから ( わざマシン133 だいちのちから ) ・ パワージェム ( わざマシン101 パワージェム ) ・ マジカルシャイン (わざマシン79 マジカルシャイン) ・ ステルスロック (Lv18) |
タスキアタッカー型の努力値調整
- HP/耐久
↳奇数調整するため、HPに4振ることで159にしています。 - とくこう
↳倒せる範囲を広げるために252振っています。 - すばやさ
↳こちらも上を取れる範囲を広げるために252振っています。
タスキアタッカー型の解説
その他の育成方法や技の選択肢を紹介しています。
性格を考察
おくびょうにすると素早さ実数値が151になります。最速サーフゴー(素早さ実数値149)や、準速サザンドラ(実数値150)より速いです。
ひかえめにすると火力を伸ばせますが、上記のポケモンたちを抜けなくなるのでおくびょうの方がオススメです。
持ち物を考察
・
きあいのタスキ
→行動保証がつくため、どくびし展開がしやすくなるので最もオススメです。
・
とつげきチョッキ
→ステルスロックを使えなくなりますが、とくぼう1.5倍の効果があり特殊アタッカーとの撃ち合いに強くなります。
・
レッドカード
→技を受け、倒されなかった場合に裏のポケモンを引きずり出せます。
ステルスロック と合わせて、相手のがんじょうやきあいのタスキをほぼ確実に潰せます。
また、レッドカードの効果で物理アタッカーが出てきた場合殴ってどくびしを展開されるか、特殊ポケモンに引くかの2択を迫れます。
テラスタイプを考察
・ひこう
→4倍弱点のじめんを無効にできます。
・くさ
→じめんを半減にできます。
テラスタル後、タイプ一致補正の乗ったエナジーボールでHD振りカバルドンを確定2発、ウォッシュロトムも乱数1発で倒すことができます。
また、キノガッサの「キノコのほうし」も無効化できます。
技構成の考察
オススメ
だいちのちから |
サーフゴーなど、はがねタイプへの打点として優秀なのでほぼ必須です。 |
---|---|
パワージェム |
|
マジカルシャイン |
サザンドラやドラパルトへの打点になります。 |
ステルスロック |
とくせい「どくげしょう」でばら撒かれるどくびしと合わせて相手の後続を削ることができます。 どくびしと異なり、浮いているポケモン/どくタイプ/はがねタイプのポケモンにも確実に定数ダメージを入れることができます。 |
・その他の技
その他の技の選択肢を紹介します。
いずれかの攻撃技か、ステルスロックと入れ替えてください。
エナジーボール |
テラスタイプがくさの場合オススメです。 じめん/みず技に弱点を突かれなくなり、こちら側が弱点を突けます。 |
---|---|
ヘドロウェーブ |
マリルリへの打点になります。 10%の確率で相手ポケモンをどく状態にします。 |
ヘドロばくだん |
ヘドロウェーブより威力は5劣りますが、こちらは30%の確率で相手ポケモンをどくにできます。 |
アシッドボム |
威力は40とひかえめですが、相手のとくぼうを2段階下げる追加効果が優秀です。 |
タスキアタッカー型の運用方法
ステルスロック、どくどく、おきみやげなど、優秀な補助技を数多く持つポケモンですが、とくこう種族値が130と高い点を活かしてアタッカーとしての運用も可能なポケモンです。
物理技を受けるととくせいで「どくびし」を展開できるので、確実に耐えられるようにタスキを持たせて先発で出し、2回どくびしを撒けるようにするのがオススメです。
対面したポケモンに応じて、ステルスロックを展開したり、弱点を突ける技を選択していきます。じめんタイプの技が飛んでくることが予想できる場合、テラスタルを切って戦うことも視野に入れましょう。
また、上を取れている物理アタッカーに後投げして、どくげしょうを発動させる→次のターンから攻撃という動きも可能です。
タスキアタッカー型キラフロルと相性のいいポケモン
ポケモン |
型 |
---|---|
※ほのおタイプのパルデアケンタロスです |
アタッカー型(AS振り)など キラフロルが打点を出しづらいはがねタイプのポケモンへの打点を持つことができます。 |
アタッカー型(CS振り)など 苦手なカバルドンを対策しやすく、サイクル戦向きのポケモンです。 特性がふゆうなので、キラフロルのじめん弱点を補うことができます。 |
|
アタッカー型(CS振り) どく状態になったポケモンを たたりめ で削っていくことができます。 キラフロルが苦手な浮いているはがねタイプのポケモンにも マジカルフレイム で打点を持てます。 |
|
ドオーなど
特殊受けのポケモン |
どくげしょうは特殊技では発動しないので、初手で不利な特殊アタッカーと対面してしまった際の引き先として優秀です。
ドオーと組ませる場合、じめん/エスパー弱点が一貫する点に気を付けてください。 |
キラフロルの対策
キラフロルの対策方法
どくげしょうは物理攻撃でしか反応しないので、弱点を突かれづらい特殊アタッカーで対面して処理するようにしましょう。
また、どくびしを消したい場合はどくタイプのポケモンを選出しておき、展開後に場に出すことで消すことができます。
▼特殊アタッカーの育成論まとめ
キラフロル対策におすすめポケモン
ポケモン |
型 |
---|---|
ドヒドイデなど
どくタイプのポケモン |
型にかかわらず、どくタイプのポケモンが場に出ると、展開されたどくびしを消されてしまいます。 |
アタッカー型(CS振り) マジカルシャイン が飛んできた場合一撃で倒されてしまうので、はがねタイプにテラスタルできる個体をオススメします。 とくせい「ふゆう」のため、後出ししてもどくにならず、「 だいちのちから 」を透かせるので天敵となります。 |
|
毒が入らず、弱点を突けるじめん技も「どしょく」で無効化されてしまいます。 |
レッドカード型
特性 |
|
---|---|
性格 |
おくびょう(すばやさ↑こうげき↓) |
努力値 |
HP248 防御4 特防4 素早さ252 |
実数値 |
189-x-111-150-102-151 |
持ち物 |
|
テラスタイプ |
ひこう くさ など |
技構成 |
・ ヘドロウェーブ (Lv.50) ・ ひかりのかべ ( わざマシン075 ひかりのかべ ) ・ こらえる ( わざマシン047 こらえる ) ・ ステルスロック (Lv18) |
レッドカード型の努力値調整
- HP/耐久
↳奇数且つ最大 - すばやさ
↳上を取れる範囲を広げるために最速
レッドカード型の解説
性格を考察
おくびょうにすると素早さ実数値が151になります。最速サーフゴー(素早さ実数値149)や、準速サザンドラ(実数値150)より速いです。
テラスタイプを考察
・ひこう
→4倍弱点のじめんを無効にできます。
・くさ
→じめん・みずを半減にできます。テラスタル後キノガッサの「キノコのほうし」も無効化できます。
技構成の考察
オススメ
ヘドロウェーブ |
タイプ一致メインウエポンです。通りはよくありませんが、最低限の火力になります。 |
---|---|
ひかりのかべ |
接触を嫌って特殊技で攻めて来る相手へのカウンターとなり得る展開補助技です。 相手は初手キラフロルに対して特殊技などを当てにくる選出をしてくる可能性が高い為、活用出来れば複数の展開補助が可能になります。 |
こらえる |
そのターンに瀕死になる技を受けても1残して耐える技です。 耐えて特性とレッドカード発動→有利対面なら更に行動という流れが作れる為持ち物特性両方とのシナジーが高い技です。 |
ステルスロック |
とくせい「どくげしょう」でばら撒かれるどくびしと合わせて相手の後続を削ることができます。 どくびしと異なり、浮いているポケモン/どくタイプ/はがねタイプのポケモンにも確実に定数ダメージを入れることができます。 |
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