『ポケットモンスタースカーレットバイオレット(ポケモンSV)』の対人戦で有用なポケモンの1匹「ドオー」の育成論やおすすめのテラスタイプ、対策方法を掲載・解説しています。
ドオーの基本情報
タイプ | じめん どく |
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特性 | 直接攻撃の技を使用すると、30%の確率で相手を「どく」にする。 |
みずタイプの技を受けると、ダメージや効果を受けずに最大HPの1/4のHPを回復する。 | |
てんねん 夢特性 相手の「のうりょく」の変化による影響を受けない。 夢特性の入手方法 |
ドオーの種族値
HP | 攻撃 | 防御 | 特攻 | 特防 | 素早さ | 合計 |
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130 (21位) |
75
(424位) |
60
(510位) |
45
(637位) |
100
(111位) |
20
(804位) |
430
(478位) |
ドオーのタイプ相性
4倍 | なし |
2倍 | みず こおり じめん エスパー |
0.5倍 | かくとう むし いわ フェアリー |
0.25倍 | どく |
無効 | でんき |
ドオーの解説
ドオーはスカーレット/バイオレットで初登場したポケモンで、パルデア地方のウパーがレベル20で進化します。
タイプはどくじめんと珍しいタイプです。
弱点は多めですが、とくせい「ちょすい」でみず弱点を補えるため強力な特殊受けとして機能します。
とくせいは接触技を受けた際に30%の確率で相手をどくにする「どくのトゲ」、みずタイプの技を無効化しつつ最大HPの1/4を回復する「ちょすい」、相手ののうりょく変化の影響を受けない「てんねん(夢特性)」の3つがあります。
夢特性のてんねんも強力ですが、当記事ではみず弱点を補える「ちょすい」個体について解説します。
ドオーの育成論
特殊受け型
特性 |
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性格 |
しんちょう(とくぼう↑とくこう↓) |
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努力値 |
H(HP)252 D(とくぼう)252 S(すばやさ)4 |
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実数値 |
237-95-80-x–167-41 |
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持ち物 |
下記で解説 |
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テラスタイプ |
じめん
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技構成 |
・ あくび (Lv21) ・ じこさいせい (遺伝) ・ ステルスロック ( わざマシン116 ステルスロック ) ・ じしん (Lv48) |
特殊受け型の努力値調整
- HP/耐久
↳特殊耐久を最大限高めるため、HP/とくぼうに252ずつ振っています。 - すばやさ
↳ミラー意識で残りはすばやさに4振っています。
特殊受け型の解説
性格を考察
特殊受けとして運用するためしんちょうで育成するのをオススメします。
努力値振りを考察
物理もある程度受けられるようにしたい場合、B(ぼうぎょ)にも振り分けるのも視野に入れましょう。
持ち物を考察
・
くろいヘドロ
→たべのこしと回復量は同じですが、どくタイプ以外のポケモンが持っていると毎ターン最大HPの1/8のダメージを受けてしまいます。
テラスタルでタイプを変えて、どくタイプを失った場合も同様にダメージを受けてしまうのでご注意ください。
また、 サーフゴー や ロトム などに トリック で奪われてしまった際に定数ダメージで削りを入れることもできる点が優秀です。
・
たべのこし
→ドオーにテラスタルを切って受けることが多い場合はこちらで。
テラスタイプを考察
・じめん
→基本的にあまりテラスタルを切りませんが、じめん弱点を消して受けるためにじめんテラスタルせざるを得ない場面があります。
技構成の考察
・オススメ/確定枠
あくび |
特殊アタッカーに後出しし、あくびを撃って対面操作ができます。 |
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ステルスロック |
サイクル戦で強力な技です。 ステルスロック展開後にあくびを使うことで交代して削るか一匹眠らせるかの二択を強いることができます。 |
じこさいせい |
HPを半分回復することができます。 今作から最大PPが8に減っているのでご注意ください。 |
じしん |
タイプ一致の攻撃技です。 ひこうタイプ/とくせい「ふゆう」のポケモンには当たらないので、そういったポケモンが多い場合は下記の技から選択してください。 |
・その他の技
その他の技の選択肢を紹介します。
どくづき |
じしんとの選択 こちらもタイプ一致技です。 追加効果で30%で相手ポケモンを毒にできます。 こちらの技ははがねポケモンに無効化されてしまいます。 |
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アクアブレイク |
じしんとの選択 タイプ不一致技ですが、とくせい「ちょすい」のポケモン以外にダメージを与えられます。 浮いているポケモン/はがねタイプのポケモンが多い場合はこちらの技をオススメします。 |
まもる |
あくび/ステルスロックを消す場合 どくどくと合わせてじわじわと削っていくことができます。 |
どくどく |
あくび/ステルスロックを消す場合 対面のポケモンにあくびを入れ、交代で出てきたポケモンに当てましょう。 |
特殊受け型の運用方法
特殊ポケモンに後出しし、ステルスロックを展開してあくびを撃ち、ステルスロックの定数ダメージを与えていくのが強力なポケモンです。あくびで後続の積みアタッカーの起点を作ってあげるのもドオーの役割です。
特に環境にも増えている ロトム や ジバコイル などの ボルトチェンジ を持ったポケモンに対して後出しする事で安全にサイクルを止めつつこちらの展開でペースをつかめるのが強力な運用と言えます。
削られた場合はじこさいせいで回復し、苦手な物理アタッカーは物理受けのポケモンを出して流していきましょう。
▼物理受けの育成論まとめ
特殊受け型ドオーと相性のいいポケモン
ポケモン |
型 |
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物理受け型(HB振り) アーマーガアはドオーの弱点のじめんタイプの技を無効化でき、ドオーはアーマーガアの弱点のでんきタイプの技を無効化できます。 物理受け/特殊受けと役割を分担できているのでサイクルの中で疲弊しづらくオススメです。 |
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カイリューなど
積み系アタッカー |
りゅうのまい型(AS振り) ドオーで積みの起点を作り、後続のタスキをステルスロックでつぶし全抜きすることができます。 |
ドオーの対策
ドオーの対策方法
物理方面の耐久はそこまで高くないため、高火力かつ弱点を突ける物理アタッカーで倒してしまいましょう。ぼうぎょの値で計算してダメージを与え、弱点も突ける「サイコショック」を使える特殊アタッカーも有効です。
変化技が多いため、ちょうはつで変化技を使えなくしたり、こだわり系アイテムをトリックで押し付けると機能停止します。変化技を無効化できるサーフゴーも対策として強力です。
また、メインウェポンであるじしんが当たらないひこうタイプのポケモン、とくせい「ふゆう」のポケモンにはほぼ打点がないので、それらのポケモンを選出するようにしましょう。
▼物理アタッカーの育成論まとめ
▼耐久ポケモン・受けループの対策まとめ
ドオー対策におすすめポケモン
ポケモン |
型 |
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アタッカー型(AS振り) 上からじしんで突破することができます。 |
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グレンアルマなど
サイコショックを採用している特殊アタッカー |
アタッカー型(CS振り)など 特殊アタッカーですが、「サイコショック」を採用しているとぼうぎょの値でダメージ計算が行われるので大ダメージを与えることができます。 |
オーロンゲなど
ちょうはつを覚えるポケモン |
起点作り型(HB振り)など ちょうはつで機能停止させることができます。 |
マスカーニャなど
こだわり系アイテムを持っていて、トリックを覚えるポケモン |
こだわりアタッカー型(AS振り) トリックでこだわり系アイテムを押し付けることで機能停止させることができます。
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ふうせん型(CS振り) 変化技を無効化でき、どく技を無効化できます。ふうせんを持っているとじめん技が当たらないためほぼ完封できます。 |
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アタッカー型(CS振り) はがねテラスタルした場合、メインウェポンであるじしんを無効化できます。みがわりを持っている場合、あくびをシャットアウトしてわるだくみを積んで全抜きまで狙えます。 |
物理受け型
特性 |
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性格 |
わんぱく(ぼうぎょ↑とくこう↓) |
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努力値 |
HP252 ぼうぎょ252 すばやさ4 |
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実数値 |
237-95-80-x–167-41 |
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持ち物 |
下記で解説 |
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テラスタイプ |
じめん
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技構成 |
・ あくび (Lv21) ・ じこさいせい (遺伝) ・ ステルスロック ( わざマシン116 ステルスロック ) ・ じしん (Lv48) |
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