『ポケットモンスタースカーレットバイオレット(ポケモンSV)』の対人戦で有用なポケモンの1匹「グレンアルマ」の育成論やおすすめのテラスタイプ、対策方法を掲載・解説しています。
グレンアルマの基本情報
タイプ | エスパー ほのお |
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特性 | ほのおタイプの技を受けてもダメージや効果を受けず、ほのおタイプの技の威力が1.5倍になる。 |
くだけるよろい 夢特性 物理技を受けると「ぼうぎょ」が下がり「すばやさ」が上がる。 夢特性の入手方法 |
グレンアルマの種族値
HP | 攻撃 | 防御 | 特攻 | 特防 | 素早さ | 合計 |
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85 (220位) |
60
(593位) |
100
(118位) |
125
(53位) |
80
(271位) |
75
(357位) |
525
(196位) |
グレンアルマのタイプ相性
4倍 | なし |
2倍 | みず じめん いわ ゴースト あく |
0.5倍 | ほのお くさ こおり かくとう エスパー はがね フェアリー |
0.25倍 | なし |
無効 | なし |
グレンアルマの解説
グレンアルマは今作スカーレット/バイオレットで初登場のポケモンで、序盤から入手できる カルボウ にスカーレット版限定アイテム イワイノヨロイ を使うことで進化させることができます。
タイプはほのおエスパーです。とくこう種族値が125と高めですが、すばやさ種族値は75と控えめな性能になっています。
とくせいは”ほのおタイプの技を無効化し、次以降にほのおタイプの技を使う際にこうげき/とくこうが1.5倍になる”「もらいび」、”物理技を受けた際にぼうぎょが1段階ダウンしすばやさが2段階上昇する”「くだけるよろい(夢)」の2つです。
こちらの記事では物理ポケモンの攻撃を受け、上からみちづれで処理できる「 くだけるよろい 」の個体について紹介します。
グレンアルマの育成論
アタッカー型
特性 |
くだけるよろい ※夢特性 |
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性格 |
ひかえめ(とくこう↑こうげき↓) |
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努力値 |
H(HP)4 C(とくこう)252 S(すばやさ)252 |
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実数値 |
161-x-120-194-100-127 |
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持ち物 |
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テラスタイプ |
ほのお
など (テラスタイプの選択肢は下記で詳しく解説) |
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技構成 |
・ アーマーキャノン ・ エナジーボール ・ サイコショック ・ みちづれ ↳その他の候補 サイコキネシス ・ テラバースト ・ きあいだま ・ アシッドボム ・ ラスターカノン ・ ニトロチャージ |
アタッカー型の努力値調整
- HP/耐久
↳奇数調整するため、HPに4振ることで161にしています。 - とくこう
↳倒せる範囲を広げるために252振っています。 - すばやさ
↳こちらも上を取れる範囲を広げるために252振っています。おくびょう個体の場合実数値が139です。 - ↳くだけるよろい発動後の実数値は278、ニトロチャージを採用した際のすばやさ+1時の実数値は208です
アタッカー型の解説
その他の育成方法や技の選択肢を紹介しています。
性格を考察
ひかえめにするとすばやさ実数値は127です。
くだけるよろい発動後は254となり、ようきスカーフ ガブリアス (素早さ実数値253、最速101族+1)より遅いポケモンの上を取れるようになります。(最速スカーフサザンドラや最速ウルガモスなども同様に抜けるようになります)
おくびょうにすると素早さ実数値が139になります。
くだけるよろい発動後(2加速後)の実数値は278です。準速 マスカーニャ (すばやさ実数値262)を抜けるようになります。
また、ニトロチャージを採用する場合、こうげきに下降補正がかからなくなる下記の性格も選択肢に入ってきます。
- せっかち(すばやさ↑ぼうぎょ↓)
- むじゃき(すばやさ↑とくぼう↓)
- おっとり(とくこう↑ぼうぎょ↓)
- うっかりや(とくこう↑とくぼう↓)
努力値振りを考察
きあいのタスキ を持っているので防御面には振っていません。
すばやさを削ると抜けなくなるポケモンが多い(100族付近のポケモンが抜けなくなる)ため、他のアイテムを持たせたい場合は火力を削って耐久調整するようにしましょう。
テラスタイプを考察
・ほのお
→等倍以上を取れる相手との撃ち合いに強くなり、アーマーキャノンで確定1発で倒せる範囲が広くなります。
・くさ
→エナジーボールでHB252,D4振りの カバルドン をほぼ確定1発(最低乱数切り)で倒せるようになります。(非テラスタル時は2発必要です)
その他にも、ひかえめ個体は最速 キノガッサ (実数値134)に上を取られるので、くさテラスタルで採用すると キノコのほうし を無効化できるメリットがあります。
・フェアリー
→テラバーストを採用する場合、本来弱点を突けないドラゴンタイプへの打点となります。
技構成の考察
・オススメ/確定枠
(確定枠) |
威力120/命中率100%のほのお技です。 攻撃後に自分のぼうぎょ/とくぼうが1段階下がりますが、きあいのタスキを持たせることでケアしています。 |
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ほのお/エスパー技で弱点をつけないみずタイプやじめんタイプ、いわタイプの打点として優秀です。 マリルリ や カバルドン 、 ロトム-ウォッシュロトム への打点となります。 |
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相手のぼうぎょの能力値でダメージ計算するエスパー技です。 |
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みちづれ ※遺伝技 |
処理しにきた相手ポケモンとの1:1交換に持ち込めると非常に強力なので採用しています。 |
・その他の技
その他の技の選択肢を紹介します。
サイコショックとの選択 サイコショックより威力が10高いです。 特殊受けを他のポケモンで処理できる場合はこちらを。 |
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いずれかの攻撃技(アーマーキャノン以外)との選択 テラスタイプをフェアリーにする場合採用の余地があります。 本来打点を持てないサザンドラなどへの打点となります。 |
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いずれかの攻撃技との選択 非テラスタル時のドドゲザンへの打点として。アーマーキャノンでも倒せますが とつげきチョッキ を持たれていた場合きあいだまでしか倒せません。 |
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いずれかの攻撃技との選択 特殊受けを成立できなくするための選択肢ですが、サイコショックを採用する方が汎用性が高くオススメです。 自身のパーティに特殊アタッカーが多い場合は選択肢に入ってきます。 |
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いずれかの攻撃技との選択 フェアリーピンポイントの攻撃技です。 |
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いずれかの攻撃技やみちづれとの選択 威力には期待できませんが、攻撃後にすばやさが1段階する物理技です。 ひかえめ個体の場合ニトロチャージ+くだけるよろいで素早さ実数値が317となり、スカーフ最速ドラパルト(素早さ実数値319)以外のパルデア地方のすべてのポケモンを抜けるようになります。 |
アタッカー型の運用方法
それなりの技範囲を持っており、タスキを持たせることで物理アタッカーとの対面では くだけるよろい 発動後に上から殴ることで1体を確実に倒しやすい点で強力なポケモンです。2体目との対面では みちづれ で更に被害を与えることができます。
特殊アタッカーとの対面になり、削りあいで勝てなさそうな場合は みちづれ を発動しておくことで攻撃を躊躇させることもできます。
アタッカー型と相性のいいポケモン
ポケモン |
型 |
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起点作り型(HB振り)など カバルドンと異なり、すなあらしを展開せずステルスロックやどくびしを展開できるポケモンです。 タスキ枠が競合するため、技 こらえる を採用することをオススメします。 |
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りゅうまい型(AS振り)など 苦手なミミッキュを処理する要因です。 最速オノノクスは最速ミミッキュより素早く、上からはがね技で処理できるためオススメです。 |
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物理アタッカー型(AS振り)など 苦手なサザンドラを処理できる要員としてオススメです。エスパー技を採用しておくとフェアリーの弱点を突くどくタイプのポケモンをグレンアルマで処理できるようになります。 |
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物理アタッカー型(HA振り)など グレンアルマは もらいび 個体の可能性があるため、相手はハッサムの唯一の弱点であるほのお技を撃ちづらくなります。 |
グレンアルマの対策
グレンアルマの対策方法
メインウェポンで弱点を突きづらいドラゴンポケモンや、グレンアルマより早いあくタイプのアタッカーを採用しておくことをオススメします。
グレンアルマ対策におすすめポケモン
ポケモン |
型 |
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特殊アタッカー型(CS振り)など メインウェポンを半減/無効にでき、サブウェポンも通りが悪いのでオススメです。 |
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アタッカー型(AS振り)など ようき個体の場合確実に上を取れるのでオススメですが、みちづれを採用している可能性を考慮する必要があります。 |
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