『ポケットモンスタースカーレットバイオレット(ポケモンSV)』の対人戦で有用なポケモンの1匹「コータス」の育成論やおすすめのテラスタイプ、対策方法を掲載・解説しています。
コータスの基本情報
| タイプ | ほのお |
|---|---|
| 特性 | 「のうりょく」を下げる技や特性を受けない。 野生のポケモンと出会いにくくなる。 |
戦闘に出ると5ターンの間、天気が「ひざいがつよい」状態になる。 | |
シェルアーマー 夢特性 相手からの攻撃が急所に当たらない。 夢特性の入手方法 |
コータスの種族値
| HP | 攻撃 | 防御 | 特攻 | 特防 | 素早さ | 合計 |
|---|---|---|---|---|---|---|
70 (385位) |
85
(320位) |
140
(16位) |
85
(259位) |
70
(375位) |
20
(804位) |
470
(404位) |
コータスのタイプ相性
| 4倍 | なし |
| 2倍 | みず じめん いわ |
| 0.5倍 | ほのお くさ こおり むし はがね フェアリー |
| 0.25倍 | なし |
| 無効 | なし |
コータスの解説
高い防御と今作では貴重な特性ひでりを持ち、ほのお技であれば種族値以上の火力を出せるポケモンです。
また、古代のパラドックスポケモンが特性を発動するにはアイテムのブーストエナジーを持たせるかひでり状態になっている必要がある為、後者の手段としても活躍が見込まれます。
前述の炎火力に加え、ステルスロックあくびなどの起点作り技を覚えるのも特長です。
素早さが非常に低い、炎以外の火力はあまり高くない、メジャーなタイプが抜群になっているなど弱点も多い為、運用の方法や苦手なシチュエーションを明確にして把握しておきましょう。
コータスの育成論
脱出パック型
技名後の括弧内は習得方法です。青文字のものは入手方法にジャンプ可能です。
特性 |
|||||||||||
|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
性格 |
のんき（防御↑素早さ↓） |
||||||||||
努力値 |
HP252 防御52 特攻24 特防180 |
||||||||||
実数値 |
177-×-183-108-113-36~22(個体値V~0) |
||||||||||
持ち物 |
|||||||||||
テラスタイプ |
ほのお
|
||||||||||
技構成 |
・あくび(遺伝技) |
※努力値の端数は6ですが、4振りでも実数値が変わらない為合計値を508として記載している場合があります。
脱出パック型の努力値調整
物理特殊共に一定以上の火力を耐えるようにし、最低限の仕事を遂行しやすいように調整しています。
ただし特殊耐久はあまり高くない為過信は禁物です。
脱出パック型の解説
能力が下がったら手持ちに戻ってくるだっしゅつパックを持ち、使用後能力が下がるオーバーヒートを採用する事で任意のタイミングに手持ちと交代しやすくした型です。
対面の相手に合わせて、攻撃を2発以上耐えられる場合はステルスロックやあくびをしてから、耐えられなさそうな場合はすぐにオーバーヒートで手持ちに戻って交代を行いましょう。
天候をひでり状態にしてから手持ちに戻れる為、特にひでりで強化される古代のパラドックスポケモンを運用する際に有用です。
読まれやすい動きである為、コータスの前で積み技をしようとする相手に対してはクリアスモッグ、物理相手にはおにびが有効なので環境によって技をカスタマイズしていきましょう。
テラスタルを使用する事はあまり多くありませんが、タイプ一致且つ天候での強化も行えるオーバーヒートを更に強化出来るほのおとしています。
脱出パック型の運用方法
古代パラドックスポケモンを選出する際にセットで選出し初手で出していきましょう。
素早さが遅い為後攻でオーバーヒートをし、だっしゅつパックを発動させて手持ちに戻った後安全に主力のポケモンを場に出せます。
多くの場合HPが削れた状態で手持ちに戻っている為、2回目に場に出す際は倒される前提のクッションとして利用する、ひでりを再起動する為だけに攻撃を受けさせるなどコータスが最後の1匹にはならないようにしましょう。
調整対象であるサザンドラ以上の火力を持つ特殊アタッカーの攻撃は受けられない為引き先を用意しておくのが無難です。
脱出パック型と相性のいいポケモン
ポケモン |
型 |
|---|---|
|
|
アタッカー型など コータスがオーバーヒートで削った後、高速アタッカーであるハバタクカミが先制して火力を出す事で相手を倒しやすい。コータスが鋼タイプを呼びづらい為、ハバタクカミが動きやすくなる可能性がある |
脱出パック型と似た役割のポケモン
▼起点作りの育成論まとめ
ポケモン |
型 |
|---|---|
|
|
起点作り型など ステルスロックや状態異常技を使え、起点作り性能に長けている。コータスのように後攻で交代する手段が無いが、高い耐久と素早さ、その他の変化技にも富むという特徴がある |
コータスの対策
コータスの対策方法
コータス自体は炎技の火力、あくび以外はそれ程脅威にはなりません。対面においては炎技を半減出来るポケモンや等倍以上の特殊大火力を使用出来るポケモンをぶつけましょう。
コータス自体よりも、ひでり状態を利用して強化されるようりょくそサンパワーこだいかっせいなどのポケモンが脅威となる場合が多い為、そちらにフォーカスを当てて対策を行っていくのがおすすめです。
最も簡単なのはあまごいやあめふらしで天候を変えてしまう事です。コータス自体の脅威も減少し、ひでり状態による脅威も無くなります。
コータス対策におすすめポケモン
ポケモン |
型 |
|---|---|
|
|
耐久型など コータスのメインウエポンを受けられる為後出しが安定し、天候を塗り替えられる。初手に同時だと素早さ判定による特性発動で天候ひでりになってしまうので注意 |
記事の間違いやご意見・ご要望はこちらへお願いします。