『ポケットモンスタースカーレット・バイオレット(ポケモンSV)』の対人戦で有用なポケモンの1匹「ヒードラン」の育成論やおすすめのテラスタイプ、対策方法を掲載・解説しています。
ヒードランの基本情報
タイプ | はがね ほのお |
---|---|
特性 | ほのおタイプの技を受けてもダメージや効果を受けず、ほのおタイプの技の威力が1.5倍になる。 |
ほのおのからだ 夢特性 直接攻撃を受けると、30%の確率で相手を「やけど」状態にする。 「てもち」にいるとタマゴがかえりやすくなる。 夢特性の入手方法 |
ヒードランの種族値
HP | 攻撃 | 防御 | 特攻 | 特防 | 素早さ | 合計 |
---|---|---|---|---|---|---|
91 (161位) |
90
(290位) |
106
(104位) |
130
(36位) |
106
(95位) |
77
(350位) |
600
(37位) |
ヒードランのタイプ相性
4倍 | じめん |
2倍 | みず かくとう |
0.5倍 | ノーマル ひこう エスパー ドラゴン |
0.25倍 | くさ こおり むし はがね フェアリー |
無効 | どく |
ヒードランの解説
フェアリー・炎・草・鋼など特定のタイプには非常に強く、逆に地面には滅法弱いという得手不得手が非常にハッキリとしたポケモンです。
火力が高く耐久や素早さも平均程度はある事から、扱いを間違えなければ1体で圧倒的な支配力を持ちます。
特に今作ではフェアリー技を使う強力な特殊アタッカーの
ハバタクカミ
や
サーフゴー
に対して有利が取りやすい事から特殊受けとして重宝されやすいです。
たべのこし
を持ってアドバンテージを取っていく型と
とつげきチョッキ
を持って安定した特殊受けを遂行していく型がありますが、今回は安定性を重視したチョッキ型のヒードランの育成論をご紹介します。
ヒードランの育成論
とつげきチョッキ型
特性 |
|
---|---|
性格 |
ひかえめ (とくこう↑こうげき↓) |
努力値 |
HP244 特攻196 素早さ68 |
実数値 |
197-×-126-192-126-106 |
持ち物 |
|
テラスタイプ |
くさ むし など |
技構成 |
・ マグマストーム (基本技) ・ ラスターカノン (基本技) ・ だいちのちから (Lv.54) ・ パワージェム (Lv.48) |
とつげきチョッキヒードランの努力値調整
- HP/耐久
↳奇数で最大 - とくこう
↳対面で倒せる相手や、遂行速度を上げる為にあまりを振り切り - すばやさ
↳無振りサーフゴー +2
とつげきチョッキヒードランの解説
テラスタイプ
・くさ
4倍弱点である地面、2倍弱点である水を半減しつつ炎弱点を特性で無効化出来るテラスタイプです。致命的な弱点が無くなった事で対面性能が大幅に上昇します。
サブウエポンの選択肢が元から少なくない為、攻めとしては大きく範囲が広がるというわけではありません。
・むし
草と同様に4倍弱点を半減しつつ、弱点を特性でカバーしているテラスタイプです。
元の弱点である水を含めて草よりも半減出来ないタイプが多いですが、
ヒードラン
ミラーになった際に
だいちのちから
をテラスタルで半減しに来た相手に対しても抜群を取れるというメリットがあります。
技構成
・オススメ
マグマストーム |
高威力命中不安のメインウエポンです。 追加効果で毎ターン相手に最大HPの1/8のダメージを与えると共にゴーストタイプ以外の交代を封じます。 最も圧力をかけられる技で、相手に不利対面を強制させる力もありますが命中不安を嫌う場合は別の炎技も選択肢に入れましょう。 |
---|---|
ラスターカノン |
安定した威力と命中を持った主力技です。 遂行相手であるフェアリータイプにも使いやすい技ですが、最も対応したい相手である
|
だいちのちから |
ヒードラン ミラーや命中安定のサブウエポンとしての採用です。 |
パワージェム |
![]() ![]() テラスタイプがむしの
|
・その他の技
その他の技の選択肢を紹介します。
ヘビーボンバー |
![]() 威力120の物理技となり、物理耐久が極端に低いハバタクカミには大ダメージを与えられます。 攻撃下降補正でも無振りハバタクカミは確1ですが、他の鋼技を撃ちたいシーンでは威力が安定しないというデメリットがある為どれだけハバタクカミを重く見るかで採用を決めましょう。 |
---|---|
テラバースト |
サブウエポンとしての候補です。 虫の場合は草テラスタル
相手が
|
チョッキ型ヒードランの運用方法
得意な相手には滅法強い為、半減で受けやすい特殊アタッカーをしっかりと覚えておきましょう。
その他炎タイプなどの特殊アタッカーに対しては後出しがしやすく、高い特殊耐久と火力によってダメージレースで試合を有利に運んでいけます。
反面物理アタッカーや自分より速く抜群技を持っている相手などはダメージレースで不利になる為注意しましょう。
ヒードランの対策
ヒードランの対策方法
素の火力は高いものの、火力を上げる手段はほとんど無い為一致抜群などをを取られない特殊受けのポケモンであれば十分に受けきれます。
また、素早さや耐久がそこまで高くなく水・地面・格闘など明確且つメジャーな弱点も存在する為基本的にはそこを突いていくのが理想ですが、特殊受けには みがわり や ちょうはつ と言った絡め手、弱点にはテラスタルで対応可能と弱点に対する対策も対策を講じられている場合があり、事前に見極める必要があります。
特殊受けの場合は
とつげきチョッキ
を持っている場合も多い為、相手の構築に他の特殊受けが居るかどうか、実際の流行りはどうかをポケモンHOMEで確認しておくなどしておきましょう。
高火力物理弱点を突けるポケモンを使うとアイテムなどに左右されづらく、交代された際も相手の控えに被害を与えやすいです。
▼特殊受けの育成論まとめ
ヒードラン対策におすすめポケモン
ポケモン |
型 |
---|---|
タスキアタッカー型(AS振り)など 先制して水・格闘のどちらでも弱点を突け、 インファイト であれば等倍でもHP振りを確定2発で倒す事が出来る。交代先にも圧力をかけやすく汎用性も高い |
|
非常に高い物理火力を持っている事から、
|
たべのこし型
特性 |
|
---|---|
性格 |
おくびょう (すばやさ↑こうげき↓) |
努力値 |
HP244 防御4 特攻4 特防108 素早さ148 |
実数値 |
197-×-127-151-140-127 |
持ち物 |
|
テラスタイプ |
くさ むし |
技構成 |
・ マグマストーム (Lv.72) ・ ちょうはつ ("わざマシン087) ・ みがわり ("わざマシン103) ・ まもる ("わざマシン007) ↳その他の候補 おにび |
たべのこし型ヒードランの運用方法
耐久に大きく振る事で攻撃を耐えやすくなり、特に耐久ポケモンやタイプ有利の特殊アタッカーを みがわり の起点にしやすくした型です。
みがわり によって行動保証をしつつ マグマストーム で交代を封じ定数ダメージなどで削っていきます。
耐久型や積みポケモンには ちょうはつ を使用する事でより安全に遂行が可能ですが、 おにび でダメージソースを増やしつつ相手の物理アタッカーにも対応しやすくするパターンもおすすめです。
アタッカー型
特性 |
|
---|---|
性格 |
おくびょう (すばやさ↑こうげき↓) |
努力値 |
HP180 防御4 特攻236 特防4 素早さ84 |
実数値 |
185-×-127-200-129-108 |
持ち物 |
または |
テラスタイプ |
くさ むし はがね ほのお など |
技構成 |
・ マグマストーム (基本技) ・ ラスターカノン (基本技) ・ だいちのちから ("わざマシン087) ・ パワージェム (Lv.48) |
アタッカー型ヒードランの調整意図
- 耐久
↳珠ダメージ最小 - 素早さ
↳4振りFCロトム抜き - 火力
↳あまりを効率的に振り切り
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