『ポケットモンスタースカーレット・バイオレット(ポケモンSV)』の対人戦で有用なポケモンの1匹「サンダー」の育成論やおすすめのテラスタイプ、対策方法を掲載・解説しています。
サンダーの基本情報
タイプ | でんき ひこう |
---|---|
特性 | 技を受けると相手の技のPPを1多く減らす。 レベルの高いポケモンと出会いやすくなる。 |
せいでんき 夢特性 直接攻撃を受けると、30%の確率で相手を「まひ」状態にする。 でんきタイプの野生ポケモンと出会いやすくなる。 夢特性の入手方法 |
サンダーの種族値
HP | 攻撃 | 防御 | 特攻 | 特防 | 素早さ | 合計 |
---|---|---|---|---|---|---|
90 (168位) |
90
(290位) |
85
(243位) |
125
(53位) |
90
(178位) |
100
(121位) |
580
(82位) |
サンダーのタイプ相性
4倍 | なし |
2倍 | こおり いわ |
0.5倍 | くさ かくとう ひこう むし はがね |
0.25倍 | なし |
無効 | じめん |
サンダーの解説
全ステータスが高水準でタイプも弱点が少なく優秀且つ、 ボルトチェンジ ほうでん はねやすめ のようなステータスを活かしやすい技を多く覚え、特性の せいでんき などで少しずつ試合のテンポを握れるポケモンです。
素早さ種族値が100である為、そのラインで抜けるポケモンが多い環境では特に取り回しやすく安定した仕事が可能です。
現環境では[embeds name= ウーラオス-れんげきのかた]に対して後出しする事で
せいでんき
の発動+
ゴツゴツメット
での削りを狙っていくゴツメ型が主流となっています。
サンダーの育成論
ゴツゴツメット型
特性 |
|
---|---|
性格 |
ずぶとい (ぼうぎょ↑こうげき↓) |
努力値 |
HP252 防御232 特攻4 素早さ20 |
実数値 |
197-×–147-146-110-123 |
持ち物 |
|
テラスタイプ |
でんき |
技構成 |
・ ほうでん (Lv.45) ・ ボルトチェンジ ("わざマシン048) ・ ぼうふう ("わざマシン160) ・ はねやすめ (Lv.48) |
ゴツゴツメットサンダーの努力値調整
ゴツゴツメットサンダーの解説
テラスタイプ
・でんき
耐性が大きく変わるというわけではありませんが、元々飛んできづらいタイプが弱点になりつつタイプ一致メインウエポンを強化出来る為受け攻め両方で有用なテラスタタイプです。
環境の変化や役割の変化が大きく起こらない限りは無難に使用しやすいと言えます。
・こおり
元の弱点に持つ氷を半減しつつ、元の範囲では弱点を突きづらい相手にも テラバースト で抜群を取れるようになります。
特に本来苦手寄りとなる
ボルトロス
や
サンダー
に対して抜群を取れるのは非常に大きいです。
ただしゴツメ型は火力に大きく振っていない為耐久振り相手には決定的なダメージを出しづらく、技スペースの問題もある為今回は非採用としています。
技構成
・オススメ
ほうでん |
命中安定追加効果優秀のメインウエポンです。 物理アタッカーへの後出しで有利対面を作り、相手が退いた先に ほうでん を使用する事でダメージを取りつつマヒ状態を狙う事が出来ます。 |
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ボルトチェンジ |
ダメージを出しつつ交代をして有利対面を作れる技です。 威力は高くないですが、サンダーの素の特攻が比較的高い為相手の交代に合わせて使用する事で有利対面をキープしつつ馬鹿にならないダメージが出ます。 |
ぼうふう |
命中不安定ではあるものの、威力が高く追加効果も優秀なメインウエポンです。 ミラーでの不安が残る為、環境に
|
はねやすめ |
物理受けとしての役割を果たしやすくなる技です。 マヒ状態とも相性が悪くなく、相手の物理アタッカーへの詰みは勿論、噛み合えば特殊アタッカーを詰ませることもある技です。 |
・その他の技
その他の技の選択肢を紹介します。
ねっぷう |
無難に使いやすいサブウエポンです。 追加効果でやけど状態にしてしまう可能性がある為、マヒを撒きたい場合は競合してしまう事やタイプ不一致の為弱点を突かなければ火力が出ない事など難点もありますが、技範囲を拡げる目的であれば十分に採用が見込めます。 |
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テラバースト |
サブウエポンとしての候補です。 テラスタイプが電気の場合は採用候補に挙がりませんが、こおりなど本来の技範囲ではカバーしきれない範囲をカバー出来るようになる場合は採用が見込めます。 |
ゴツゴツメット型サンダーの運用方法
物理アタッカーに後出しをし、マヒやダメージを取る事で試合のテンポを握っていきましょう。
特に接触技をメインとする
ウーラオス
カイリュー
などの物理アタッカーに対しては非常にアドバンテージを取りやすいポケモンです。
火力も低くない為、ダメージも取りつつ有利対面もキープするという動きを意識してみましょう。
特殊アタッカーや特殊耐久が非常に高い耐久ポケモン、特殊耐久も上がる積みポケモン相手には逆にテンポを取られてしまう可能性が高い為他のポケモンで対応するのが望ましいです。
▼特殊受けの育成論
▼特殊アタッカーの育成論
サンダーの対策
サンダーの対策方法
素の火力は高いものの、現環境では火力に振っている事がそこまで多くなく火力を上げる手段もほとんど無い為一致抜群などをを取られない特殊受けのポケモンであれば十分に受けきれます。
ゴツゴツメット
を持たせて物理耐久を高めている事が多い為、見せあいの時点で接触技がメインとなる物理アタッカーの優先度は下げておき、どうしても出さなければならない場合はテンポを握られないような立ち回りや対策ポケモンを用意しておきましょう。
また、特殊で弱点を突ける場合や高火力のポケモンを使用している場合はテラスタルを考慮しなければ2発以内で倒せる場合が多い為、交代技などで対面を作っていきましょう。
ボルトロス
は飛行半減、特性で電気無効とサンダーのメインウエポンを軒並み半減以下に出来る上に素早さも上と非常に強力なカウンターとして機能します。
火力も高く汎用性も低くない為サンダーを重く見るのであればおすすめです。
▼特殊受けの育成論まとめ
サンダー対策におすすめポケモン
ポケモン |
型 |
---|---|
メガネアタッカー型(CS振り)など
ボルトチェンジ
を無効化出来る為後出しからでも安定しやすいです。耐久はそれ程高くなく安定した回復技も無い為、
|
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特殊受け型など 高い特殊耐久とサンダーのメインウエポンを両方半減、サブウエポンも軒並み等倍に出来るタイプによって安定した受けが成立します。 ボルトチェンジ などで有利対面を作られてしまう可能性は高いものの、 たてこもる みがわり などでアドバンテージが取れればその後の試合のテンポは取りやすくなるポケモンです。 |
こだわりメガネ型
特性 |
|
---|---|
性格 |
ひかえめ (とくこう↑こうげき↓) |
努力値 |
HP92 特攻252 素早さ20 |
実数値 |
177-×-105-194-110-141 |
持ち物 |
|
テラスタイプ |
でんき |
技構成 |
・ 10まんボルト ("わざマシン126) ・ ボルトチェンジ ("わざマシン048) ・ ぼうふう ("わざマシン160) ・ ねっぷう ("わざマシン118) |
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