『ポケットモンスタースカーレットバイオレット(ポケモンSV)』のDLC第二弾「藍の円盤」で追加された対人戦で有用なポケモンの1匹「ウガツホムラ」の育成論やおすすめのテラスタイプ、対策方法を掲載・解説しています。
ウガツホムラの育成論
竜舞型(Bブースト可能)
特性 |
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性格 |
いじっぱり(こうげき↑とくこう↓) |
努力値 |
H244 B236 S28 |
実数値 |
211-148-171-x-113-115 |
持ち物 |
あつぞこブーツ など |
テラスタイプ |
フェアリー みず など |
技構成 |
・りゅうのまい([“link “わざマシン100 りゅうのまい”]) ・あさのひざし(Lv42) ・フレアドライブ(Lv84) / (わざマシン165 フレアドライブ) ↳その他の候補 ヒートスタンプ・スケイルショット・ドラゴンテール・じしん・テラバースト・かえんのまもり・にほんばれ・ほえるなど |
竜舞型の努力値調整
- HP/耐久
↳HP偶数、特化ウーラオス-いちげきのかたのあんこくきょうだ2耐え - こうげき
↳無振り。H4振りハバタクカミをフレアドライブで確定1発 - すばやさ
↳最速ガチグマ-アカツキ抜き
アタッカー型
特性 |
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性格 |
ようき(すばやさ↑とくこう↓) いじっぱり(こうげき↑とくこう↓) |
努力値 |
H4 A252 S252 |
実数値 |
ようき :181-167-141-x-113-157 いじっぱり:181-183-141-x-113-143 |
持ち物 |
いかさまダイス など |
テラスタイプ |
ほのお など |
技構成 |
・だいふんげき(Lv91) ・スケイルショット([“link “わざマシン200 スケイルショット”]) ・げきりん(Lv77) ↳その他の候補 ニトロチャージ・ヒートスタンプ・フレアドライブ・サイコファング・じしん・ストーンエッジ・テラバーストなど |
アタッカー型の努力値調整
- HP/耐久
↳4振りで奇数 - こうげき
↳アタッカー性能を高めたいので最大化 - すばやさ
↳252振り。最速であれば157になり、最速ランドロス-れいじゅうフォルム(157)と同速。準速であれば143になり準速コノヨザル(142)を抜ける
ウガツホムラの解説
その他の育成方法や技の選択肢を紹介しています。
努力値振り・性格を考察
素早さにブーストをかけたい場合、こうげき実数値<すばやさ実数値にしましょう。下記の調整案を使うか、自身で調整してみてください。
調整案① |
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性格 |
ようき(すばやさ↑とくこう↓) |
努力値 |
H84 A164 B4 D4 S252 |
実数値 |
191-156-142-x-114-157 |
持ち物 |
こだいかっせいを起動できる ブーストエナジー がオススメ |
持ち物を考察
・ たべのこし
→ 毎ターン最大HPの1/16を回復するアイテムです。
あさのひざし+ワイドブレイカーの起点にできる相手が増え、居座り性能も高まりますのでオススメです。
・ あつぞこブーツ
→ ステルスロック まきびし どくびしの影響を受けなくなります。
タイプと物理耐久が優れていますがステルスロックのダメージが最大HPの1/4と痛いのでこちらもオススメです。
・ こだわりハチマキ
→ 技の撃ち分けができなくなりますが、威力が1.5倍になります。
アタッカー型で採用しましょう。
・ こだわりスカーフ
→ こちらも技の撃ち分けができなくなりますが、素早さが1.5倍となります。
アタッカー型にオススメです。
・ いかさまダイス
→ 連続技の命中回数が4~5回で固定されます。
スケイルショットと相性が良いですが、ニトロチャージで代用も可能なため優先度は低めです。
・ ブーストエナジー
→ サイクル性能は落ちますが、自身のこうげき・ぼうぎょ・すばやさなどの最も高い能力の1つを1.3倍に伸ばすことができます(すばやさは1.5倍)。
主にすばやさブースト型などで使うことになります。
テラスタイプを考察
・フェアリー
→弱点が2つしかなく受けとして優秀な上に、元々の弱点であるドラゴン技を無効化できる点が優秀です。
・みず
→こちらも弱点が2つしかなく、受けとして優秀なタイプです。
オーガポンに弱くなる点には注意が必要です。
・ほのお
→だいふんげき、フレアドライブなどの威力を上げる目的で採用していますので、アタッカー型にオススメです。
技構成の考察
・りゅうまい型
りゅうのまい |
自身のこうげき・すばやさを1段階上げる積み技です。 有利対面を作ったら積んでいきましょう。 |
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あさのひざし |
対面の処理や最後の削りにも役立つ優先度+2の強力な先制技です。 他の先制技より先に動けるので、ウガツホムラを使うのであればこちらもほぼ採用が必須です。 |
フレアドライブ |
威力120のほのお技で、与えたダメージの1/3を受ける反動技です。 |
ワイドブレイカー |
攻撃した相手のこうげきを1段階低下させるドラゴン技です。 主にこの技で物理アタッカーを起点にしていきます。 |
・アタッカー型
だいふんげき |
せいなるほのおより追加効果を引ける確率では劣っており反動もありますが、より高い火力と100%の命中率のほのお技です。 |
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スケイルショット |
攻撃後に自身のすばやさを1段階上昇させるほのお技です。 技スペースを圧迫しがちでくさわけの方が優秀ですが軽めのほのお打点が欲しい場合に。 |
げきりん |
特殊型で運用することになりますが、最大威力が150と最も高い技です。 HPが減ると威力が落ちてしまう点にはご注意ください。 |
アイアンヘッド |
はがね技です。
フェアリーに対する打点として。 |
・その他の技候補
ヒートスタンプ |
相手との体重差によって威力が決まるほのお技です。 ウガツホムラの体重は590kgと重く、ハバタクカミやサーフゴーなどに対しては最大威力を出せますが、相手によっては威力が下がってしまうという点がデメリットです。 |
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スケイルショット |
攻撃後に自身のすばやさを1段階上昇させるほのお技です。 いかさまダイスがあれば4~5回ヒットします。 |
ドラゴンテール |
ほえると同様に相手を交代させることができますが、優先度が低いこととフェアリータイプに通らないのがデメリットです。 |
じしん |
使い勝手のよいじめん打点となります。 |
ストーンエッジ |
いわ打点となります。
命中が80%と少し不安定です。 |
テラバースト |
フェアリーテラスタルなどで使いましょう。 |
かえんのまもり |
読み合いが発生する技ですが、接触技を撃ってきた相手をやけど状態にできる専用技です。 |
にほんばれ |
コータスなどに依存せず自身で晴れ展開ができる技ですが技スペースを圧迫してしまいます。
自身に対するみず技が弱くなり、ほのお打点強化になるのもポイント。 |
ほえる |
こちらを起点にしてくる相手を流すことができます。 |
ウガツホムラの運用方法
竜舞あさのひざし型
耐久に厚く振ったHB寄りのウガツホムラは、等倍であればほぼ全ての物理ポケモンの攻撃を2発耐えることができるレベルの耐久を持っています。
弱点を突かれない物理アタッカーに対して出していき、火力が低めであればりゅうのまいで先に上を取ってからワイドブレイカーで火力を削いだりあさのひざしで回復しながら戦っていくことになります。
アタッカー型
こちらはシンプルなアタッカー型となります。
こだわり系アイテムで素早さや火力を伸ばし、一貫性が取れたらだいふんげきやげきりんで一気に相手を削っていく立ち回りがメインです。
どちらも数ターンの間同じ行動しかできず、終わった後はこんらんしてしまうというデメリットがあるので、相手の裏のポケモンが透けるまではニトロチャージやスケイルショットで素早さ上昇を狙ったり、アイアンヘッドやじしん、フレアドライブなどで殴っていくことをオススメします。
いずれの型も元のタイプが優秀で火力が高いため、テラスタルに依存しづらく他のポケモンにテラスタルを割きやすいという点が優れています。
ウガツホムラと相性のいいポケモン
ポケモン |
型 |
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タイプの一貫は取られているが、にほんばれによりウガツホムラのこだいかっせいを起動しやすい。 ウガツホムラは物理方面に寄った種族値をしているので、前述の調整でこうげき・ぼうぎょ・すばやさのどれかを強化するのがオススメ |
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タイプの補完も取れており、通りの良いじしんを無効にできる いかくでウガツホムラの起点を作りやすくステルスロックの展開も可能。 ステロ撒きはできなくなるが、とつげきチョッキ型のランドロスであれば対特殊アタッカーとして動かすことができる |
ウガツホムラと似た役割のポケモン
ポケモン |
型 |
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ウガツホムラよりタイプは弱いがねつこうかんでやけどにならない物理アタッカー こおりのつぶてによる先制も可能で対面性能寄り |
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りゅうまい型 |
ウガツホムラの対策
ウガツホムラの対策方法
前述の通り、ウガツホムラはりゅうのまいで能力を上げつつ殴り合ってくる型と単体性能を活かしたアタッカー型が存在します。
りゅうまい型は初速は遅め、アタッカー型は単発火力は高めですが1発は受けられるレベルの耐久があるディンルー、ドヒドイデなど物理受けポケモンであれば対処がしやすく、これらのポケモンはふきとばしやくろいきりによる受けや流しの手段もありどちらの型に対しても抗うことができます。
また、いずれの型も特殊耐久はそこまで高くないのでかえんのまもりに引っかかりづらい特殊アタッカーであれば処理がしやすいです。ちょうはつやアンコール、でんじはなどの変化技は無効にされないということも覚えておきましょう。
こだわりハチマキを持ったウガツホムラには一方的に突破されることが多いので、上から攻撃できるハバタクカミ、テツノツツミなどの高速アタッカーを使ったり、一貫ができないように選出することを心がけましょう。特に物理ポケモン多めの選出をしてしまうとワイドブレイカー型を突破できなくなる恐れがあります。
ウガツホムラ対策におすすめのポケモン
ポケモン |
型 |
---|---|
ふきとばしでりゅうのまいを流したり、ステルスロックを展開することで定数ダメージで削っていける | |
アンコールでりゅうのまいを止めることができるがワイドブレイカーなどドラゴン技で弱点を突かれるのでテラスタルを切るのが無難 |
ウガツホムラの基本情報
タイプ | ほのお ドラゴン |
---|---|
特性 | ブーストエナジーを持たせるか 天気が晴れのとき いちばん高い能力が上がる。 |
ウガツホムラの種族値
HP | 攻撃 | 防御 | 特攻 | 特防 | 素早さ | 合計 |
---|---|---|---|---|---|---|
105 (70位) |
115
(117位) |
121
(43位) |
65
(417位) |
93
(176位) |
91
(206位) |
590
(74位) |
ウガツホムラのタイプ相性
4倍 | なし |
2倍 | じめん いわ ドラゴン |
0.5倍 | でんき むし はがね |
0.25倍 | ほのお くさ |
無効 | なし |
ウガツホムラの解説
ウガツホムラは今作で初登場のほのおドラゴンタイプを持つパラドックスポケモンで、今作に内定している同タイプのポケモンは禁止伝説級のレシラムのみとなっています。
合計種族値は他のパラドックス準伝系ポケモンと同じく590、元ネタとなっているエンテイとの比較点としては素早さや特攻が下がっており、物理方面に寄っています。
他の古代パラドックスポケモンと違う点としてはほのおタイプを持っており、こだいかっせいと相性の良いにほんばれ展開などとも合わせやすい点が強力です。専用技は直接攻撃してきた相手をやけど状態にするほのおタイプの変化技かえんのまもりで、択に勝てば不利対面であっても切り返していくことも可能です。
タケルライコの入手方法
- DLC「ゼロの秘宝」を購入している
- 『碧の仮面』のストーリーをクリア済み
- 『碧の仮面』のサザレの写真撮影イベントをクリア済み
- ブルーベリー図鑑登録が200種類以上である
上記の条件を全て満たしているスカーレット版でのみ入手が可能です。
詳細については下記の記事をご覧ください。
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