【ポケモンSV】黒バドレックス(こくばじょうのすがた)の育成論・対策・相性の良いポケモン【スカーレット・バイオレット】

攻略大百科編集部
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『ポケットモンスタースカーレットバイオレット(ポケモンSV)』の対人戦で有用なポケモンの1匹「バドレックス(こくばじょうのすがた)」、「黒バドレックス」の育成論やおすすめのテラスタイプ、対策方法を掲載・解説しています。

黒バドレックスの育成論

特殊アタッカー型

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技名後の括弧内は習得方法です。青文字のものは入手方法にジャンプ可能です。

特性

じんばいったい

性格

おくびょう(すばやさこうげき

努力値

B4 C252 S252

実数値

175-x-101-217-120-222

持ち物

こだわりスカーフ など

テラスタイプ

フェアリー

技構成

アストラルビット (基本) / ( キズナのタヅナ での合体時)

サイコショック (Lv64)

テラバースト ( わざマシン171 テラバースト )

トリック ( わざマシン109 トリック )

↳その他の候補 ドレインキッス サイコキネシス わるだくみ めいそう やどりぎのタネ ちょうはつ おにび みがわり など

 合体時の個体値について

黒バドレックスを手に入れるには、 キズナのタヅナ バドレックス レイスポス を合体させる必要があります。

合体後の黒バドレックスの個体値は、素のバドレックスの個体値が反映されるという仕様になっています。

そのため、A0個体を使いたいのであれば バドレックスのA0個体を入手する必要があります。

 とくせい「じんばいったい」とは?

黒バドレックスは、上記2つの特性を併せ持ちます。

効果としては“相手はきのみを食べられなくなり、相手ポケモンを倒すたびに自身のとくこうが1段階上昇する”というものになっています。

また、白バドレックスも同名の特性を持っていますが、あちらは くろのいななき ではなく、こうげきが上昇する ブリザポス の特性「 しろのいななき 」を内包しています。

 特殊アタッカー型の努力値調整

  • HP/耐久
    ↳HP実数値が奇数になるように余り4はぼうぎょに
  • 攻撃(とくこう)
    アストラルビット の火力を高めたいので252振り
  • すばやさ
    ↳同族意識で最速

 黒バドレックスの解説

その他の育成方法や技の選択肢を紹介しています。

性格・努力値振りを考察

性格

おくびょう(すばやさこうげき)

努力値

H108 C252 S148

実数値

189-x-100-217-120-207

相手の黒バドレックスの対策が他のポケモンでできているのであれば、素早さは過剰になってしまう恐れがあります。

そのためS148まで振って残りを耐久に振るこのような育成方法もオススメです。

こちらの調整では、最速 テツノツツミ (206)まで抜いています( こだわりスカーフ を持たせれば ブーストエナジー 込みのテツノツツミでも抜ける)。

持ち物を考察

きあいのタスキ

→ 自身のHPが最大のとき、ひんし状態になるダメージを受けても必ずHPが1残ります。前作ソード・シールドではほぼ定番の持ち物でした。

今作ではテラスタルでタイプを柔軟に変えられるため少し優先度は下がったと言えますが、4倍弱点の多さを補いつつ、素で高い対面性能を最大限に伸ばすことができます。

こだわりスカーフ こだわりメガネ

→技の打ち分けができなくなりますが、素早さや火力を伸ばすことができる持ち物です。

トリック ともシナジーがあり、 ラッキー ドヒドイデ 、受け型の ホウオウ などを機能停止させて一方的な展開を押し付けることもできます。

反面相手の持ち物に左右されることもあるため、持ち物はある程度判別しておく必要があります。

たべのこし

→毎ターン最大HPの1/16を回復するアイテムです。

テラスタルしつつ めいそう わるだくみ を積んで ドレインキッス を撃つ型や、 やどりぎのタネ で体力を管理するのであればオススメです。

テラスタイプを考察

フェアリー

→4倍弱点であるあくゴーストをどちらも半減しつつ、 テラバースト フェアリー技に変えることができ広い技範囲を持てるようになります。

さらに、 ドレインキッス を採用するのであればタイプ一致補正がかかって威力が伸びるため回復量も伸ばすことができます。

あく

→こちらもあくゴースト技を半減できます。

ノーマル

→ほぼ全てのタイプの技を等倍で受けられるようになり、4倍弱点のゴースト技を無効にできますが、この場合、 テラバースト の採用価値はあまりありません。

特に かげうち の削りダメージなどが厄介なのであればオススメです。

かくとう

→タイプ一致の アストラルビット テラバースト (かくとう)で非常に広い範囲に等倍以上を突くことができます。

技構成の考察

アストラルビット

バドレックス(黒)の専用技で、威力120のゴースト技です。

サイコショック

タイプ一致エスパー技です。

サイコキネシス より威力は10低いですが、相手のぼうぎょを参照して攻撃する仕様があり ラッキー などの特殊受けを突破しやすくなっています。

テラバースト

フェアリーかくとうタイプなど、補完の取れたタイプにテラスタルし、耐性を変えつつ攻撃することができます。

トリック

こだわりメガネ こだわりスカーフ を採用しているのであれば相手に押し付けてプランを崩すことができます。

・その他の技

ドレインキッス

与えたダメージの3/4を回復するフェアリー技です。

威力は50のため、フェアリーテラスタル時には テラスタルの仕様と相まってさらに高いダメージが見込めます。

サイコキネシス

サイコショック より威力が10高いエスパー技です。

わるだくみ

自身のとくこうを2段階上昇させる技です。主に

で機能停止させた後や、テラスタルでタイプ受けしつつ積んでいくことになります。

めいそう

自身のとくこう・とくぼうをそれぞれ1段階ずつ上昇させる技です。

主に特殊アタッカーを起点に動きたい場合に。

やどりぎのタネ

相手をやどりぎ状態にし、与えたダメージ分のHPを回復します。

低速アタッカーや受けサイクルに対して強く出ることができます。

ちょうはつ

相手の変化技を封じることができます。こちらも変化技対策として。

おにび

相手をやけど状態にします。

物理アタッカーを抑え込んだり、 ふいうち 択での選択肢に使えます。

みがわり

自身のHPを1/4削りみがわり状態になる技です。

黒バドレックスは非常に素早さが高いため、中間択として扱いやすい技です。

黒バドレックスの運用方法

黒バドレックスは非常に有利不利がはっきりしている高速特殊アタッカーです。耐久指数はそれなりのものを持っていますが、弱点を突かれるとほぼ一撃で倒されてしまうほど極端な耐性をしています。

その為、初手で不利なポケモンとかち合ってしまうとテラスタルを強要されてしまいその後の展開が厳しくなりますので、基本的に後から投げて くろのいななき を発動させつつスイーパーとして活躍させることになります。 アストラルビット エスパー技+フェアリー技で技範囲は保証されているので、一貫しやすい技を押していき じんばいったい の発生を狙っていきましょう。

また、 ラッキー など受け系のポケモンに対しても アンコール トリック などの変化技があるため機能停止させやすく、 サイコショック で特殊受けを処理していくことも可能です。

黒バドレックスと相性のいいポケモン

ポケモン

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ランドロス

オボン型(HSベース)など

初手出ししやすく ステルスロック 展開でバドレックスの じんばいったい を発動させる形でサポートしやすい。 いかく もあり、物理に対しての後出しでクッション要員としても活躍可能

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アシレーヌ

めいそう型(HBベース)など

あくタイプに対して強く、特に パオジアン イーユイ など高火力のあくタイプアタッカーと撃ち合いやすい。

とりあえずの引き先のクッション要員としても使える上に、有効な打点がない相手を めいそう で特殊アタッカーを起点にもできる

黒バドレックスと似た役割のポケモン

ポケモン

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ハバタクカミ

アタッカー型(CS振り)など

ゴーストフェアリー複合の高速特殊アタッカーで汎用性が高め。

黒バドレックスの対策

 黒バドレックスの対策方法

黒バドレックスは先ほどから解説している通り、あくゴースト技で4倍弱点を突くことができます。あくタイプを持つポケモンであれば アストラルビット を半減、 サイコショック などのエスパー技を無効にでき受け出しも可能です。

ふいうち かげうち などの先制技は素早さを無視して大ダメージが狙える上に、場にいる削れた黒バドレックスの処理も安定するため安定した対策と言えます。

しかし、バドレックス側もこれらの弱点を抑えた上でフェアリーテラスタルをしてきたり おにび トリック アンコール やどりぎのタネ などの変化技を使ってくることがあるため、これらの技には注意が必要です。特に イーユイ 以外の環境のあくタイプのポケモンはフェアリーテラスで有利不利が逆転してしまいます。

 黒バドレックス対策におすすめのポケモン

ポケモン

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パオジアン

アタッカー型(AS振り)など

かみくだく で4倍弱点を突くことができ、 ふいうち こおりのつぶて などの先制技がある

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イーユイ

アタッカー型(CS振り)など

あくのはどう で4倍弱点を突くことができる

一致技を全て半減以下で受けることができる。とくぼうが高めで撃ち合いやすい

フェアリーテラス個体の ドレインキッス も等倍で受けることができる

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ウーラオス

アタッカー型(AS振り、HA振りなど)

あんこくきょうだ で4倍弱点を突け、 ふいうち で先制できる。

フェアリー技は4倍弱点となるのでフェアリーテラス個体には特に注意が必要

黒バドレックスの基本情報

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タイプ
エスパー ゴースト
特性

じんばいったい

バドレックスの[きんちょうかん]と合体した馬の両方の特性をあわせ持つ。

バドレックス-こくばじょうのすがたの種族値

HP 攻撃 防御 特攻 特防 素早さ 合計

100

(81位)

85

(320位)

80

(272位)

165

(4位)

100

(111位)

150

(3位)

680

(8位)

バドレックス-こくばじょうのすがたのタイプ相性

4倍ゴースト あく
2倍なし
0.5倍どく エスパー
0.25倍なし
無効ノーマル かくとう

バドレックス-こくばじょうのすがたの解説

バドレックス(黒)は、ソード・シールドの後編DLC『冠の雪原』で追加された禁止伝説級のポケモンです。

通常のバドレックスが レイスポス に騎乗した姿で合計種族値は680、とくこうが165 すばやさが150と非常に優秀な特殊アタッカーとなっています。この150という素早さ種族値は マルマイン と同速で、レギュレーションGで使用できるポケモンで上を取れるのは レジエレキ のみです。

タイプはエスパーゴースト複合と、環境に多く通りの良いゴーストあく技で大ダメージを受けてしまいますが、テラスタルでこれらのタイプを半減以下で受けられるタイプへ変わることで4倍弱点を消しつつ立ち回ることができます。

バドレックスの入手方法

バドレックスの本体は、現在のスカーレット・バイオレット内で入手することはできません。

Pokemon HOMEを経由し、ソード・シールドで捕まえた個体を輸送することでのみ入手が可能です。

また、バドレックスが騎乗する レイスポス は『藍の円盤』クリア後にブルーベリー学園に出現する「おやつおやじ」から レイスポスのおやつ をもらうことで固定シンボルで出現するようになります。

レイスポス

マップ(タップ/クリックで拡大可能)

拡大マップ(タップ/クリックで拡大可能)

最寄りのそらをとぶポイント

チャンプルタウン:東

8世代(剣盾)からの変更点

弱体化(ナーフ)

特になし

強化(アッパー)

  • テラスタルで4倍弱点を消せるように
  • テラスタル時に、 ドレインキッス など低威力技の威力が上昇する仕様との噛み合いが良い

バドレックス(黒)がポケモンSVで習得した技

『藍の円盤』でスカーレット・バイオレットに登場し、バドレックス(黒)は下記の技を新たに習得しました。

サイケこうせん

ナイトヘッド

テラバースト

じゅうりょく

いたみわけ

じこあんじ

のろい

 

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育成論・育成知識まとめ
6月15日 2
ゲーマー 6月15日

== 『ポケットモンスター』【第10世代での変更点】 == ”フォルムチェンジ”と呼ばれる現象によって、別のポケモンに切り替えることができなくなった。 「複数フォルムポケモン」と呼ばれるようになり、それぞれが完全に独立した1種類のポケモンとなった。 フォルムチェンジが廃止された理由は、ポケモン図鑑自体が姿違いではないため。 「1つの図鑑番号ごとに、複数のポケモンを共存させることは無理」と開発者は考えている。 「フォルムチェンジ系のポケモンは、キャラ立ちや攻略が曖昧になる欠点があったので、スッキリしてよくなったと思う」と開発者は考えている。

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