『ポケットモンスタースカーレットバイオレット(ポケモンSV)』の対人戦で有用なポケモンの1匹「ルカリオ」の育成論やおすすめのテラスタイプ、対策方法を掲載・解説しています。
ルカリオの基本情報
タイプ | かくとう はがね |
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特性 | 相手からひるまされる毎に、「すばやさ」が1段階アップ。 |
相手の技の追加効果でひるまない。 | |
せいぎのこころ 夢特性 あくタイプの技で攻撃を受けると、「こうげき」が1段階アップ。 夢特性の入手方法 |
ルカリオの種族値
HP | 攻撃 | 防御 | 特攻 | 特防 | 素早さ | 合計 |
---|---|---|---|---|---|---|
70 (385位) |
110
(145位) |
70
(385位) |
115
(94位) |
70
(375位) |
90
(211位) |
525
(196位) |
ルカリオのタイプ相性
4倍 | なし |
2倍 | ほのお かくとう じめん |
0.5倍 | ノーマル くさ こおり ドラゴン あく はがね |
0.25倍 | むし いわ |
無効 | どく |
ルカリオの解説
ルカリオは「ポケットモンスター ダイヤモンド/パール」で登場したはがね/かくとうタイプのポケモンで、映画の主人公として抜擢されたこともある人気のポケモンです。
とくせいは”相手の技でひるまされた場合、すばやさが1段階上昇する”「ふくつのこころ」、”相手の技でひるみ状態にならず、「いかく」の効果を受けない”「せいしんりょく」、”あくタイプの技を受けると、こうげきが1段階上昇する”「せいぎのこころ(夢)」の3つです。
※「せいぎのこころ」はダブルバトルではない場合能動的に発動させるのが難しく、「ふくつのこころ」はルカリオが耐久力低めのポケモンであまり相性が良くないため、いかくを無効にできひるみ自体を防ぐことができる「せいしんりょく」の個体を紹介します。
ルカリオの育成論
アタッカー(AS振り)型
特性 |
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性格 |
ようき(すばやさ↑とくこう↓) |
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努力値 |
A(攻撃)252 D(とくぼう)4 S(素早さ)252 |
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実数値 |
ようき: 145-162-90-x-91-156 |
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持ち物 |
![]() パーティで持ち物が競合した際などのその他の候補は下記で解説 |
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テラスタイプ |
はがね
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技構成 |
・ コメットパンチ (Lv48) ・ インファイト (Lv60) ・ しんそく (Lv56) ・ つるぎのまい (Lv40) |
アタッカー型の努力値調整
- HPと耐久
↳無振りでHP実数値が145と奇数になるのであまりはとくぼうに振っています。 - A(こうげき)252振り
↳先制技「しんそく」のリーチを伸ばしたり、つるぎのまい時により高い火力を出せるようにこうげきに252振っています。 - すばやさ面
↳すばやさ種族値が90で、上を取れる範囲を広げるために252振っています。
アタッカー型ルカリオの解説
耐久は低めですが、はがねタイプの耐性を活かして強気な立ち回りができるポケモンです。一致技+しんそくや、つるぎのまい+一致技での火力を押し付けることができ、きあいのタスキを持たせることで対面性能を上昇させています。とくせい「せいしんりょく」で相手のギャラドスやウインディ、ボーマンダのいかくを無効化することもできます。
一度つるぎのまいを積むとしんそくのリーチが伸び、非常に止まりづらくなります。
パーティが苦手なタイプによって、その他の候補にある技を採用するのもオススメです。ギャラドスが重い場合は「かみなりパンチ」、ボーマンダが重い場合は「れいとうパンチ」など採用しましょう。
環境に対面で勝てるポケモンが少なく物理型が多い場合はタスキ+「カウンター」も単純ながら強力(ゴーストタイプには無効のため注意)です。
持ち物を考察
・
きあいのタスキ
→タスキを盾にほぼ確実に つるぎのまい を積める点や、タスキ+ カウンター のコンボが強力(カウンター採用の場合)なためオススメです。
・
いのちのたま
→行動保証は無くなりますが、はがねタイプの耐性が優秀なためある程度の受け出しが効きます。
つるぎのまい を積んだ後の しんそく での抜き性能が高まります。
性格を考察
前作まではドリュウズがいたため、確実に抜けるようにようきにしておく(素早さ実数値が156になる)必要がありました。
今作もいじっぱりにする(素早さ実数値が142になる)と最速ミミッキュ(148)や準速ウルガモス、ボーマンダ(152)などの最速100族に抜かれてしまいますが、しんそくのリーチが伸びるため一長一短です。これらのポケモンを選出されづらい構築を組んだり、他のポケモンで対策できるのであればいじっぱりも強力です。
テラスタイプを考察
テラスタイプはタイプ一致技の火力を上げられるはがねやかくとうタイプがオススメです。
しんそくの破壊力を上げるために、ノーマルタイプにテラスタルするのもオススメです。
アタッカー型ルカリオの運用方法
いかく無効の物理アタッカーのため、相手パーティにいかく持ちがいた場合でも有利対面では「つるぎのまい」を積むことが有効です。
基本的にタスキを活かして上からタイプ一致の技→しんそくで相手ポケモンを倒すことができます。
ルカリオと相性のいいポケモン
ポケモン |
型 |
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起点づくり型(HB振り,HD振り) 特性「すなおこし」や「ステルスロック」を使うことで、相手のタスキを潰すことでルカリオの抜き性能を高めることができます。ルカリオ自身はすなあらしのダメージを受けない点で相性も良いです。「がんせきふうじ」で相手のすばやさを操作し、ルカリオが勝てる範囲を広げることもできます。 |
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アタッカー型(AS振り)など ルカリオが苦手なじめんタイプの技を透かすことができます。ルカリオはカイリューが苦手なフェアリー/はがねタイプに有利を取りやすいため相性補完面で優れており、どちらのポケモンもしんそくが使えるため後続につなぐこともできます。 |
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壁張り型(HB振り)など 新習得した「すてゼリフ」や「リフレクター」「ひかりのかべ」でサポートしましょう。 ルカリオが「れいとうパンチ」を採用していない限り弱点を突きづらいドラゴンタイプへの打点を持つことができ、相性補完に優れています。 また、ふいうちを覚え削り面でも優秀です。 |
ルカリオの対策
ルカリオの対策法
耐久力が低めのポケモンですが、つるぎのまいを積まれると対処が難しくなります。積まれづらいように展開を阻止しましょう。
また、物理受けとして優秀なポケモンもおすすめです。サブウェポンで弱点を突かれないようにだけ気を付けましょう。
▼物理受けの育成論まとめ
ルカリオ対策におすすめのポケモン
ポケモン |
型 |
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物理受け型(HB振り) 物理耐久が高くしんそく/コメットパンチを半減で受けることができ、はねやすめで粘ることができます。 サブウェポンに「ほのおのパンチ」や「かみなりパンチ」を持っている場合弱点を突かれてしまいます。 |
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物理受け型(HB振り)など 物理耐久に特化しているとルカリオのインファイトを2耐えする耐久があり、ステルスロック展開でタスキを潰したり、あくびでつるぎのまいを積めない状況を作り出せます。 |
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物理受け型(HB振り)など 「しんそく」や「インファイト」を呼んで受け出しできると強力です。とくせい「てんねん」によってつるぎのまいも無効化でき、ルカリオ側は打点がなくこちらはほのおタイプ技で一方的に弱点を突くことができます。 |
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りゅうまい型(HA振り/S調整)など いかくは効きませんが、ルカリオのメインウェポンを半減で受けることができます。 |
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