『ポケットモンスタースカーレットバイオレット(ポケモンSV)』の対人戦で有用なポケモンの1匹「イダイナキバ」の育成論やおすすめのテラスタイプ、対策方法を掲載・解説しています。
イダイナキバの基本情報
タイプ | かくとう じめん |
---|---|
特性 | ブーストエナジーを持たせるか 天気が晴れのとき いちばん高い能力が上がる。 |
こだいかっせい 夢特性 ブーストエナジーを持たせるか 天気が晴れのとき いちばん高い能力が上がる。 夢特性の入手方法 |
イダイナキバの種族値
HP | 攻撃 | 防御 | 特攻 | 特防 | 素早さ | 合計 |
---|---|---|---|---|---|---|
115 (39位) |
131
(36位) |
131
(23位) |
53
(580位) |
53
(610位) |
87
(247位) |
570
(113位) |
イダイナキバのタイプ相性
4倍 | なし |
2倍 | みず くさ こおり ひこう エスパー フェアリー |
0.5倍 | どく むし あく |
0.25倍 | いわ |
無効 | でんき |
イダイナキバの解説
2世代で登場したドンファンの古代の姿とされているパラドックスポケモンで、スカーレットでのみストーリー中に土震のヌシとして登場します。
イダイナキバはバイオレットでのみエリアゼロで入手できます(バイオレットバージョンでのみ登場するテツノワダチと対になっています)
通常のドンファンと比較すると耐久面はHP/ぼうぎょともに高くなっていて(HP115/ぼうぎょ131)、特殊耐久が少し低くなっています(とくぼう53)。
攻撃種族値は131と高くなっていて、素早さ種族値は87(セグレイブと同速)。キラフロル、フォルムチェンジロトム(86)、サーフゴー(84)などのポケモンより素早いです。
テツノワダチと同様、原種ドンファンが覚える先制技「こおりのつぶて」を没収されているものの、フェアリー/こおり/いわなどサブウェポンの種類にも恵まれており抜群を突ける範囲が非常に広いケモンです。
タイプは初登場のじめん/かくとう複合で、弱点が6つあるものの物理耐久方面の種族値は優秀、耐久無振りでも意地っ張りパオジアンのつららおとしをほとんどの確率で耐えることができるほどです。
また、でんきの一貫をカットできボルトチェンジでの対面操作を読んで受け出しすることもできます。
こちらの記事では、 とつげきチョッキ を持たせて苦手な特殊技を対策した型を紹介しています。
こだわりスカーフ を持ったイダイナキバの育成方法・努力値振りについては下記の記事をご覧ください。
チョッキイダイナキバの育成論
とつげきチョッキイダイナキバ
特性 |
|
---|---|
性格 |
いじっぱり (こうげき↑ とくこう↓) |
努力値 |
H(HP)4 A(こうげき)252 S(すばやさ)252 |
実数値 |
191-201-151-x-73-139 |
持ち物 |
|
テラスタイプ |
じめん など (テラスタイプの考察は下記) |
技構成 |
・ ぶちかまし (Lv91) / じしん ( わざマシン149 じしん ) ・ インファイト (Lv63)・ アイススピナー ( わざマシン124 アイススピナー ) ・ こうそくスピン (Lv21) ↳その他の候補 じだんだ ・ かわらわり ・ もろはのずつき ・ ストーンエッジ ・ いわなだれ ・ がんせきふうじ ・ アイアンヘッド ・ じゃれつく ・ はたきおとす ・ メガホーン ・ しねんのずつき ・ テラバースト |
とつげきチョッキイダイナキバの努力値調整
- HP/耐久
↳HP4振りで191と奇数になります。 - こうげき
↳倒せる範囲を広げるために252振っています。 - すばやさ
↳こちらも上を取れる範囲を広げるために252振っています。
イダイナキバの解説
その他の育成方法や技の選択肢を紹介しています。
性格を考察
いじっぱりにすると素早さ実数値139です。最速カイリュー(145)に抜かれています。
サーフゴー(136)やロトム(138)を抜いた場合、それらのポケモンが準速もしくはSにあまり振っていないことが判明します。
こうそくスピン後は208となり、準速スカーフ サーフゴー (204)、ウォッシュロトム(207)のほか、最速 テツノツツミ (206)( ブーストエナジー 発動時は抜かれてしまいます)、最速 パオジアン / ハバタクカミ (205)を抜くことができます。
いじっぱり個体の火力面は下記の通りです。
- じしんでH252サーフゴーを確定1発
- ぶちかましでH252/B204のサーフゴーまで確定1発、HB振りは乱数1発(86%~103%,8割で確定1発)、HB特化個体は乱数2発(86.5~103%,2割弱で一発)
- もろはのずつき
- インファイト,ぶちかましでHB特化キョジオーンを確定2発(66%~79%のダメージ)、かくとう/じめんテラスタル込みで乱数1発(88~105%,3割強で一発)
ようきにすると素早さ実数値152です。最速ロトム(151)、最速サーフゴー(149)より素早く、最速コノヨザル(156)に抜かれています。
こうそくスピン後は228となりS+1最速 セグレイブ S+1準速100族(ちょうまい後ひかえめ ウルガモス /りゅうまい後準速 ボーマンダ )などと同速で、最速スカーフ サーフゴー (223),最速スカーフロトム(226)などを抜けるようになります。
ようき個体の火力面は下記の通りです。
- じしんでH156振り以下のサーフゴーを確定1発、H252振りは60%程度で確定1発
- ぶちかましでH252/B100のサーフゴーまで確定1発、H252/B252振りには16%程の低乱数1発
- テラバースト(くさ)でH52振りまでのロトムを確定1発、H252振りは確定2発(84~99%のダメージ)
- インファイト、ぶちかましでHB特化キョジオーンを確定2発(60~72%のダメージ)、かくとう/じめんテラスタル込みでも確定2発(81~96%)
環境にすばやさに補正がかかったサーフゴー/ロトムが多い場合ようきでの育成をオススメします。とくこうに補正がかかっている個体が多い場合は火力が伸び、特化個体も確定1発で倒せる可能性が上がるいじっぱりで育成してください。
※H4 A252 S252を前提とした解説です
努力値振りを考察
いじっぱり個体の場合、すばやさ実数値を138にする(S248振り)ことで、 こうそくスピン 後に208となり最速スカーフロトム/最速サーフゴー以外の仮想敵を全て抜かせます。
ようき個体の場合、すばやさ実数値を150にする(S236振り)ことで、 こうそくスピン 後に225となり、全てのサーフゴーの上を取れます。
※ようき個体は素早さを1でも落とすと最速スカーフロトムに抜かれるため、サーフゴー対策として活用してください
いずれの場合も残りはとくぼうに振ることをオススメします。
テラスタイプを考察
・はがね
→耐性が優秀で、弱点であるフェアリー/ひこう/こおり/エスパー/くさ技を全て半減できるようになります。本来苦手なハバタクカミとの撃ち合いに強くなります(ムーンフォースを半減で受けつつ地震で倒すことができる)。
・じめん
→フェアリー、ひこう、エスパー弱点を消しつつ、じしんやぶちかましの火力を上げることができます。
ボルトチェンジをカットできる利点があるためサイクル戦適性を残しつつ弱点を減らせます。でんじはに対する耐性もあります。
・かくとう
→みず/くさ/こおり弱点を消しつつ、インファイトの火力を上げることができます。
・ほのお
→くさ/こおり/フェアリー弱点を消しつつ、やけどで止まらなくなります。
技構成の考察
・オススメ/確定枠
じしん ぶちかまし |
じしんは威力100のじめん技です。 ぶちかましは威力120ですがぼうぎょ/とくぼうがダウンします。 |
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インファイト |
タイプ一致かくとう技かつ最大打点です。 デメリットはありますが、他に使用できるかくとうタイプの技 かわらわり と威力に大きく差があるため、こちらをオススメします。 |
アイススピナー |
威力80のこおり技です。 ドラゴン/ひこう/くさタイプへの打点として。 |
こうそくスピン |
威力50のノーマル技です。 発動後自身のすばやさを1段階上昇させることができます。 また、場の ステルスロック どくびし などを除去し、 ほのおのうず 、 やどりぎのタネ などの効果も解除できます。 |
・その他の技
その他の技の選択肢を紹介します。
じだんだ |
威力75のじめん技で、直前の技が無効になっていると威力が2倍(150)になります。 |
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かわらわり |
威力は低いですがデメリットのない格闘技です。 壁展開対策にもなります。 |
もろはのずつき |
ひこうへの最大打点です。 反動で与えたダメージの1/2受けてしまいます。 |
ストーンエッジ |
命中不安ですがひこうへの最大打点です。 |
いわなだれ |
比較的命中率の安定したいわ技です。 こうそくスピン と合わせて、上からひるませて突破することもできます。 |
がんせきふうじ |
威力は低いですが後続へのサポートとなります。 |
アイアンヘッド |
フェアリーへの打点として。 いわなだれと同じく、ひるみ効果(こちらは30%)もあります。 |
じゃれつく |
かくとうへの打点として。 |
はたきおとす |
あく技です。 相手が道具を持っているとダメージが1.5倍になり、道具を持っていない状態にできます。 |
メガホーン |
命中率80%のむし技です。 くさ/エスパーへの最大打点となります。 |
とつげきチョッキイダイナキバの運用方法
イダイナキバは高耐久高火力の中速物理アタッカーです。
物理方面の耐久は非常に優秀で、一致技で弱点を突かれても耐えられるほどの高い耐久力があります。反面特殊耐久は低く、特殊アタッカーに弱点を突かれると落ちてしまうため物理アタッカーとの撃ち合いに長けたポケモンです。
こちらの型では ステルスロック は使えませんが、 とつげきチョッキ を持たせているため特殊アタッカーとの撃ち合いができ、 こうそくスピン で素早さを上げた後相手の弱点を突ける技を選択していきましょう。テラスタルを絡めることで、より安定して こうそくスピン を積むことができます。
ASに振っているため、特殊技に対して安定して受け出しすることは難しいですが、 とつげきチョッキ で最低限とくぼうを補強しているので、本来一撃で倒される特殊アタッカーとも最低限の撃ち合いは可能です。
とつげきチョッキイダイナキバと相性のいいポケモン
ポケモン |
型 |
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くさ技は一貫してしまいますが、サイクル戦に向いたポケモンのためイダイナキバが苦手な ヘイラッシャ や アーマーガア の対策ができます。 一貫を切るためにどちらかをくさテラスタル個体にしておくことをオススメします。 |
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こだいかっせい を発動させる要員として。 ステルスロック で後続を削ったり、あくびで対面操作して荒らすことができます。 |
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タイプの補完もできており、特殊耐久が高いため特殊受けもできる特殊アタッカーとして動かすことができます。 また、選出画面ではどちらが ブーストエナジー を持っているかわかりづらいというメリットもあります。 |
とつげきチョッキ型と似た役割のポケモン
▼物理アタッカーの育成論まとめ
▼特殊受けの育成論まとめ
ポケモン |
型 |
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中速程度の素早さと高い物理火力、素早さ上昇技を持つ点などが共通している。イダイナキバは物理耐久が高いのに対してチヲハウハネは特殊耐久が高く、 とんぼがえり を覚える事からサイクル適性が高いと言える |
イダイナキバの対策
イダイナキバの対策方法
広い技範囲を持ち、安定して受けるのは難しいポケモンです。メインウェポンで弱点を突かれない物理アタッカーで撃ち合ったり、物理受けポケモンで受けつつ倒しましょう。
物理耐久は優秀ですが、特殊耐久は貧弱なため、イダイナキバより早く、弱点を突ける テツノツツミ などの特殊アタッカーで上から倒すのが最も確実と言えます。
とつげきチョッキ を持って特殊耐久を高めた型や、 ビルドアップ や こうそくスピン で全抜きを狙ってくる型もあるため1匹で見るのではなく2匹で確実に倒したり、 きあいのタスキ を持ったポケモンで確実に1:1交換を狙うなどで対処しましょう。
イダイナキバ対策におすすめのポケモン
ポケモン |
型 |
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物理受け型(HB振り)など 弱点を突かれず高耐久のため余裕を持って受けることができます。 |
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スカーフ型(CS振り)など スカーフを持たせていると確実にイダイナキバより素早いため、上から倒すことができます。 |
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クォークチャージ型(CS振り)など イーユイと同様、上から倒すことができます。 |
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