『ポケットモンスタースカーレット・バイオレット(ポケモンSV)』の対人戦で有用なポケモンの1匹「ヌメルゴン-ヒスイのすがた」の「とつげきチョッキ型」「たべのこし型」の育成論やおすすめのテラスタイプ、対策方法を掲載・解説しています。
目次
ヌメルゴン-ヒスイのすがたの基本情報
タイプ | ドラゴン はがね |
---|---|
特性 | くさタイプの技を受けると、ダメージや効果を受けずに「こうげき」が1段階上がる。 |
天気が「すなあらし」「あられ」の時にダメージを受けない。「いかりのこな」「キノコのほうし」「しびれごな」「どくのこな」「ねむりごな」「ふんじん」「わたほうし」を受けない。特性「ほうし」の効果を受けない。 | |
ぬめぬめ 夢特性 直接攻撃を受けると、相手の「すばやさ」を1段階下げる。 夢特性の入手方法 |
ヌメルゴン-ヒスイのすがたの種族値
HP | 攻撃 | 防御 | 特攻 | 特防 | 素早さ | 合計 |
---|---|---|---|---|---|---|
80 (250位) |
100
(200位) |
100
(118位) |
110
(110位) |
150
(6位) |
60
(489位) |
600
(37位) |
ヌメルゴン-ヒスイのすがたのタイプ相性
4倍 | なし |
2倍 | かくとう じめん |
0.5倍 | ノーマル みず でんき ひこう エスパー むし いわ はがね |
0.25倍 | くさ |
無効 | どく |
ヌメルゴン-ヒスイのすがたの解説
弱点が少なく耐性が多い優秀なタイプに加え耐久寄りの種族値を持ったポケモンです。
原種と比べると物理耐久がプラス。HPと素早さがマイナスとなっていますが、タイプや総合的な耐久を加味するとこちらの方が活躍のタイミングは多いと言えます。
高い特殊耐久と特殊で弱点を突かれづらい事から特殊受けとして優秀であり、 ヘビーボンバー ボディプレス アシッドボム など遂行相手に刺さる技や火力に努力値を割かなくとも火力が出しやすい技を持っているのも強みと言えます。
一方で使いやすい回復技を持っていない為、持ち物で補うかHPをしっかりとコントロールした受け遂行が求められます。
ヌメルゴン-ヒスイのすがたの育成論
とつげきチョッキ型
特性 |
|
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性格 |
のんき (ぼうぎょ↑すばやさ↓) |
努力値 |
HP252 攻撃44 特攻4 防御180 特防28 |
実数値 |
187-126-157-131-174-72 |
持ち物 |
|
テラスタイプ |
ひこう |
技構成 |
・ れいとうビーム ( わざマシン135 れいとうビーム ) ・ ヘビーボンバー (Lv.67) ・ りゅうせいぐん ("わざマシン169) ・ じしん "わざマシン149 |
とつげきチョッキヒスイヌメルゴンの努力値調整
とつげきチョッキヌメルゴン-ヒスイのすがたの解説
テラスタイプ
・ひこう
元の耐性が優秀な為半減出来るタイプは大きく減りますが、元の弱点であるじめんとかくとうを半減以下に出来、数の多い
ウーラオス
に対して強く立ち回る事が可能になります。
一方でこおりでんきなどメジャーなポケモンが持っている技が弱点にもなってしまう為、相手の選出をしっかりと確認、予想してテラスタルするタイミングを決める必要があります。
技構成
・オススメ
れいとうビーム |
命中安定のこおり技です。 ランドロスや カイリュー に対して特に強く撃てる技となります。仮にテラスタルでかわされた場合でも、相手が先に使用してくれたのであればその後の対応が簡単になる為役割としては悪くありません |
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ヘビーボンバー |
こちらの方が重い程威力が上がるタイプ一致技です。 フェアリータイプに強く出やすく、特に
|
りゅうせいぐん |
高威力のタイプ一致技です。 撃つと特殊火力が落ちますが、物理技も採用しているので居座る場合でもそれ程大きなデメリットにはなりません。
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じしん |
![]() ![]() こちらもテラスタルでかわされる可能性がありますが、先にテラスタルを使わせる事を意識して試合のテンポを取っていきましょう |
・その他の技
その他の技の選択肢を紹介します。
アシッドボム |
相手の特防を2段階下げる特殊技です。 本来火力が低いヌメルゴンですが、耐久を盾にアシッドボムを使っていくと相手を切り崩していけるようになる為、単体で火力を出して欲しい場合に採用が見込まれます。 ただし技範囲は狭くなってしまう点には注意しましょう。 |
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ひやみず |
特殊相手に繰り出した後物理アタッカーへの交代読みで使用すると疑似両受けのような形を作れる技です。 回復技が無い為そのまま耐久は難しいですが、対面を調整したりより多くの行動回数を稼いだりと試合単位での動きに幅が出る技と言えます。 |
チョッキ型ヌメルゴン-ヒスイのすがたの運用方法
物理特殊どちらの耐久も高いですが、
とつげきチョッキ
を持たせている事から特に特殊アタッカー相手に強いです。弱点を突かれない為
などもテラスタルを考慮しなければ後出しでも遂行が間に合います。
れいとうビーム を持っている事から
ランドロス-れいじゅうのすがた
にも大ダメージを負わせられる可能性がありますが、ランドロスは じしん で最大9割のダメージを受け、 カイリュー は じしん + マルチスケイル やテラスタルでの耐性変化から倒し切る事は難しく、あくまで削りとしての役割や相手にテラスタルなどの対処を強要させるに留まっている事を覚えておきましょう。
その他にもなどはテラスタルを使用しなくとも後出しから有利を取りやすいポケモンである為、これらが苦手な構築には採用が見込まれます。
一方で火力の無さから積み技の起点にされる事も少なくない為、そうなっても問題のない立ち回りが必要です。
ヌメルゴン-ヒスイのすがたと相性の良いポケモン
ポケモン |
型 |
---|---|
アタッカー型(AS振り)など 弱点の相性補完が良く、特性 いかく によってヌメルゴンの物理耐久を実質増加させる事が出来る |
ヌメルゴン-ヒスイのすがたの対策
ヌメルゴン-ヒスイのすがたの対策方法
火力が余り高くなく素早さも低い為、テラスタルで抜群を突かれないようにしてから りゅうのまい めいそう などの起点にするか、じめんやかくとうの抜群物理技で攻めていきましょう。
たてこもる とける などを使用して防御を上げた後に ボディプレス を使用してくる型も居る為、 アンコール くろいきり などステータス変化を無効に出来る、積み技で縛れる手段などもあるとより安心出来ます。
▼特殊受けの育成論まとめ
ヌメルゴン-ヒスイのすがた対策におすすめポケモン
ポケモン |
型 |
---|---|
タスキアタッカー型(AS振り)など |
|
アンコール採用型など |
たべのこし型
特性 |
|
---|---|
性格 |
しんちょう (ぼうぎょ↑とくこう↓) |
努力値 |
HP252 防御252 特防4 |
実数値 |
187-120-167-117-171-80 |
持ち物 |
|
テラスタイプ |
ひこう |
技構成 |
・ ボディプレス ( わざマシン089 ボディプレス ) ・ ヘビーボンバー (Lv.67) ・ たてこもる (基本技) ・ みがわり "わざマシン149 ↳その他の候補 のろい |
とつげきチョッキヒスイヌメルゴンの努力値調整
- HP/耐久
↳奇数で最大/防御特化
技構成
・オススメ
ボディプレス |
攻撃では無く防御を参照してダメージを与える物理技です。 たてこもる によって防御をガンガン上げられる為、積めれば実質的なメイン火力となっていきます。 |
---|---|
ヘビーボンバー |
こちらの方が重い程威力が上がるタイプ一致技です。 フェアリータイプに強く出やすく、特に
火力が相手依存になってしまうという問題がある為、純粋な火力はボディプレスで出していきフェアリータイプなどにはこちらを使用するという使い分けをしていきましょう。 |
たてこもる |
防御を2段階上げる変化技です。 ヒスイヌメルゴンは特殊受け寄りの数値とタイプをしている為、こちらの技を使って実質両受けにしていきます。 進化前に覚えられる とける は同じ効果でPPが20とたてこもるより優秀に見えますが、 アンコール をされた際にPP切れによる解除が遠い為今回はたてこもるを採用しています。 |
みがわり |
相手の交代際に使用する事でみがわりを残し、 たべのこし の回復を貰いつつ次の本体への攻撃を たてこもる を使用した状態で受けられます。 |
・その他の技
その他の技の選択肢を紹介します。
のろい |
攻撃と防御を1段階ずつ上げる技です。 一致技の ヘビーボンバー の火力も上がりますが、 ボディプレス に関しては たてこもる よりも威力が下がってしまいます。 耐久の高いフェアリータイプなど遂行したい相手が環境に増えた場合におすすめです。 |
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