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『ポケットモンスタースカーレットバイオレット(ポケモンSV)』の対人戦で有用なポケモンの1匹「マリルリ」の育成論やおすすめのテラスタイプ、対策方法を掲載・解説しています。
マリルリの基本情報
タイプ | みず フェアリー |
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特性 | ほのおとこおりタイプのわざを受けた時のダメージを半分にする。 |
「こうげき」が2倍にアップ。 | |
そうしょく 夢特性 くさタイプの技を受けると、ダメージや効果を受けずに「こうげき」が1段階上がる。 夢特性の入手方法 |
マリルリの種族値
HP | 攻撃 | 防御 | 特攻 | 特防 | 素早さ | 合計 |
---|---|---|---|---|---|---|
100 (55位) |
50
(452位) |
80
(158位) |
60
(310位) |
80
(163位) |
50
(388位) |
420
(330位) |
マリルリのタイプ相性
4倍 | なし |
2倍 | でんき くさ どく |
0.5倍 | ほのお みず こおり かくとう むし あく |
0.25倍 | なし |
無効 | ドラゴン |
マリルリの解説
マリルリは、第6世代(ポケモンXY)でフェアリータイプを追加されたみず/フェアリータイプのポケモンです。
合計種族値は420と低く、100を上回る種族値ががHPのみで、とくにこうげき種族値は50しかないためパッと見は貧弱なポケモンに見えますが、攻撃実数値が2倍になるとくせい「ちからもち」の場合、実際は非常に高火力なポケモンとなります。
そのほかの特性はほのお/こおり技を半減する「あついしぼう」、こくさ技を受けた際に無効化しこうげきを1段階上昇させる「そうしょく(夢)」があります。
こちらの記事ではチョッキを持たせてとくぼう面を強化しつつ、技範囲を広く取るとつげきチョッキ型について紹介しています。
▼はらだいこ型についてはこちらをご覧ください。
マリルリの育成論
とつげきチョッキ型
特性 |
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性格 |
いじっぱり(こうげき↑とくこう↓) |
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努力値 |
H(HP)92 A(攻撃)252 S(すばやさ)164 |
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実数値 |
187-112-100-x-100-91 |
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持ち物 |
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テラスタイプ |
ほのお
など |
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技構成 |
・アクアジェット(遺伝技) ・じゃれつく(Lv25) ・アクアブレイク(わざマシン110) ・テラバースト(わざマシン171) |
とつげきチョッキマリルリの努力値調整
- HP/耐久
↳余りを振っています。 - A(こうげき)252
↳チョッキを持っているため、フルアタ(全部攻撃技)になります。技の火力を高めるため最大まで振っておきましょう。 - S(すばやさ)
↳こちらの育成論で紹介する164振りの場合、実数値が91(当サイトで紹介している28振りラウドボーン抜き)となります。必要に応じて(仮想敵に応じて),調整してください。
とつげきチョッキマリルリの解説
とつげきチョッキマリルリは、チョッキ型と比較すると最大火力は低く、素早さに振っているため物理耐久面では少し劣るものの、特殊ポケモンに対しての受け出し回数が増える点や、必然的にフルアタとなるため技範囲が広くなる点で優れています。
はらだいこ型は抜きエースとして使用することが多く、対してチョッキ型は補完枠としての適性が高めになっています。
性格を考察
先制技「アクアジェット」を持っているので先手を取れます。技の火力を少しでも上げるためにいじっぱりで確定です。
努力値振りを考察
H(HP)92 A(攻撃)252 S(すばやさ)164
上記の振り方で素早さ実数値が91となります。4振りアーマーガア(実数値87)、無振りハッサム(実数値85)、28振りラウドボーン(実数値90)より素早くなるためオススメします。
仮想敵に応じて素早さを調整してください(252振りで102、無振りで70となります)。
テラスタイプを考察
・ほのお
→弱点であるくさ技を半減でき、やけどにならないため機能停止しづらくなります。
テラバースト(ほのお)で安定したくさ、はがねに対する打点にもなります。
・みず
→アクアジェットで倒せる範囲が広がります。
・フェアリー
→じゃれつくの火力が上がり、対ドラゴン性能が上がります。
技構成の考察
・オススメ/確定枠
アクアジェット |
タイプ一致の先制技です。 |
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じゃれつく |
タイプ一致フェアリー技です。 |
アクアブレイク |
タイプ一致水技で命中率100%,最高打点です。 他の水技については下記の”その他の技”をご覧ください。 |
テラバースト(ほのお) |
ほのお技打点が必要な場合に。 |
・その他の技
その他の技の選択肢を紹介します。
アクアテール |
アクアブレイクより威力が5高いものの、命中率が90%と少し不安です。 |
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たきのぼり |
アクアブレイクより威力が5低い代わりに、20%のひるみ効果がついています。 上から殴れる相手は少ないものの、上振れ次第で遅いポケモンからのダメージを抑えたり完封することができます。 |
アイススピナー |
主にこおり4倍弱点のガブリアスなどへの打点として。 |
ばかぢから |
かくとう弱点への最大打点です。 主にバンギラスや鋼に対してダメージが見込めますが、使用後にこうげき/ぼうぎょが1段階低下するため撃ち逃げを徹底しましょう。 |
かわらわり |
かくとう弱点への安定した打点となります。 リフレクターやひかりのかべを破壊できるため、オーロンゲやクレッフィなど壁貼り要員を機能停止させやすくなります。 |
くさわけ |
くさ打点ですが威力は低めのため、自身のすばやさを上げる手段として。 1段階上昇であれば実数値136となり、最速キノガッサなどを抜けます。 |
じならし |
じめん技です。 威力は低めですが後続へのサポートとして使えます。 |
チョッキマリルリの運用方法
はらだいこ型のマリルリと比較すると、技範囲を広く持つことで等倍以上を取れる相手が増えています。
チョッキでとくぼうが上がっているため、特殊技やマリルリの弱点を突けない特殊アタッカーに対する後出し性能が高くなっています。
積み技こそないものの、対面で通りのいい技や、交代先を読んで攻撃していくことでテンポを取れる他、削られてしまっても終盤まで残しておくことでアクアジェットで削れたポケモンを処理する役割も担う事が可能です。
ドラゴンに受け出しも可能
ドラゴンタイプを無効にできるため、こだわり系アイテムでドラゴンタイプの技で固定されているポケモンに後投げして攻撃という流れも強力です。
チョッキマリルリと相性のいいポケモン
ポケモン |
型 |
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テクニシャン型(HA振り)など 型を問わずタイプ相性の補完で優れています。 こちらも強力な先制技「ハッサム」を持っており、互いに削れたポケモンを処理する能力があります。 「とんぼがえり」でマリルリを安全に着地させることができ、有利対面を作ってからチョッキ型につなげやすくなります。 |
マリルリの対策
チョッキマリルリの対策法
HB(HPとぼうぎょ)に厚く振った物理受け系のポケモンで受けてしまいましょう。素早さは低いため、大体のポケモンで上から殴って削っていくことができます。
マリルリをエースに持ってくる構築の場合ほぼ確実にはらだいこ型ですが、相性補完としての採用だと思われる場合、チョッキ型であることも予測した上で立ち回る必要があります。
マリルリ対策におすすめのポケモン
ポケモン |
型 |
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物理受け型(HB振り) とくせい「ちょすい」でみず技を無効化できます。 |
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物理受け型(HB振り) とくせい「ちょすい」でみず技を無効化できます。 |
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アタッカー型(HC振り),(CS振り)など ほとんどの場合でマリルリより素早さが速いため、でんきタイプの技で弱点をつくことができます。 |
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へんげんじざい型(AS)など 上から弱点を突くことができます。しんりょく型の場合はじゃれつく、へんげんじざい型の場合はアイススピナーでこちらも弱点を突かれる点にご注意ください。 |
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