ポケットモンスタースカーレットバイオレット(ポケモンSV)』の対人戦で有用なポケモンの1匹「サーフゴー」の育成論やおすすめのテラスタイプ、対策方法を掲載・解説しています。
サーフゴーの基本情報
タイプ | はがね ゴースト |
---|---|
特性 | 酸化せず丈夫な黄金の体は 相手からの変化技を受けない。 |
おうごんのからだ 夢特性 酸化せず丈夫な黄金の体は 相手からの変化技を受けない。 夢特性の入手方法 |
サーフゴーの種族値
HP | 攻撃 | 防御 | 特攻 | 特防 | 素早さ | 合計 |
---|---|---|---|---|---|---|
87 (216位) |
60
(593位) |
95
(160位) |
133
(35位) |
91
(177位) |
84
(290位) |
550
(136位) |
サーフゴーのタイプ相性
4倍 | なし |
2倍 | ほのお じめん ゴースト あく |
0.5倍 | くさ こおり ひこう エスパー いわ ドラゴン はがね フェアリー |
0.25倍 | むし |
無効 | ノーマル かくとう どく |
サーフゴーの解説
今作で登場したコレクレーの進化後のポケモンで、進化条件は「 コレクレーのコイン を999枚持っている状態でレベルアップさせる」と手間はかかるものの、はがね/ゴースト複合で半減以下で受けられるタイプが多く、種族値も耐久面が優れていて最低限の素早さも兼ね備えている特殊アタッカーです。
とくせい おうごんのからだ によって相手の変化技のほとんどを無効にできるため、絡め手にも対応できる点が優秀で、ランクマッチのシーズン1では使用率1位と初登場のポケモンながら非常に強力なポケモンです。
こちらの記事では、下記の3つの育成論を紹介しています。
▼A0コレクレーの厳選や、出現箇所は以下で掲載しています。
とくせい おうごんのからだ について解説
今作で登場した特性のため解説しています。サーフゴーを使用する際に是非合わせてご覧ください。
無効にできるもの
おにび 、 でんじは など、サーフゴーを対象にする相手ポケモンの変化技が失敗します。
のろい状態にもならないため のろい の定数ダメージも無効となります。
攻撃技の追加効果( かえんほうしゃ のやけど)などを防ぐことはできません。
無効にできないもの
- 場を対象にする リフレクター 、 ステルスロック などの変化技
- 相手ポケモン自身を対象にする つるぎのまい などの変化技
- とくせい かたやぶり / きんしのちから のポケモン( デカヌチャン , リククラゲ など)が繰り出す変化技
上記の変化技/条件で繰り出される変化技は無効にできません。
サーフゴーの育成論
HB振りサーフゴー
特性 |
|
---|---|
性格 |
ずぶとい (ぼうぎょ↑ こうげき↓) |
努力値 |
H244 B220 C12 D4 S28 |
実数値 |
193-x–157-155-112-108 (A0個体の場合、A実数値58) |
持ち物 |
など、下記で解説 |
テラスタイプ |
ひこう など |
技構成 |
・ ゴールドラッシュ (Lv56) ・ シャドーボール (Lv35) / ( わざマシン114 シャドーボール ) ・ じこさいせい (Lv42) ・ わるだくみ (Lv63) / ( わざマシン140 わるだくみ ) ↳その他の候補 テラバースト (かくとう)・ マジカルシャイン ・ きあいだま ・ でんじは ・ たたりめ ・ サイコショック ・ 10まんボルト ・ パワージェム ・ みがわり |
HB振りサーフゴーの努力値調整
- HP
↳193(16n+1)で たべのこし の回復効率を最大に - ぼうぎょ
↳特化キノガッサ(A実数値200)の じならし を たべのこし 込みで99%の確率で2耐え - とくぼう
↳4振りで特化(C実数値193)+[llink こだわりメガネ]を持った テツノツツミ の ハイドロポンプ が最大99%,確定耐え - 特攻
↳無振り テツノツツミ を ゴールドラッシュ で確定1発 - 素早さ
↳無振りセグレイブ、4振りロトム(107)抜き
HB振りサーフゴーの解説
持ち物を考察
・ たべのこし
→ターン終了時に最大HPの1/16を回復するアイテムです。
HP実数値が193なので、毎ターン13ずつ回復します。
・ おんみつマント
→技の追加効果を受けなくなるアイテムです。
代表的なものでは キョジオーン の しおづけ の定数ダメージ、 クエスパトラ の ルミナコリジョン のとくぼう2段階ダウン、 キノガッサ の じならし などをシャットアウトできます。
耐久面に振っているため、受け出しする機会が多く、 れいとうビーム などの追加効果を受けず運負けにつながりにくい点も優秀です。
テラスタイプを考察
いずれも半減タイプは減るものの、対面での撃ち合いの際に切ることをオススメします。
・ひこう
→メジャーなじめん弱点を無効にでき、カイリューに対して役割を持てる点で最もオススメです。
・ノーマル
→ゴースト弱点を無効にできます。サーフゴーミラーや ミミッキュ 対面でアドバンテージが取れる点が優秀です。
・ゴースト
→ゴースト技/あく技は弱点のままですが、じめん/ほのお弱点を消しつつ シャドーボール を強化できます。
・はがね
→最も耐性が優秀なタイプです。じめん技/ほのお技は弱点のままで、かくとう技が弱点になってしまいますが、ゴースト/あくを等倍で受けられるようになります。
ゴールドラッシュ の威力も強化できます。
・かくとう
→本来の弱点であるあく技を半減できます。
命中安定の テラバースト (かくとう)で、 ドドゲザン の弱点を突けます。また、シーズン2で解禁された アラブルタケ に強くなります。
また、今後のシーズンで解禁される パオジアン などの準伝説との撃ち合いに強くなるので今後かくとうテラスタルの個体は開拓されていくと思われます。
技構成の考察
※いずれも特殊技/変化技です
・オススメ/確定枠
ゴールドラッシュ |
威力120のはがね技です。使用後とくこうが1段階下がります。 |
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シャドーボール |
威力80のゴースト技です。 |
じこさいせい |
自身のHPの1/2回復する技です。 今作から最大PPが8まで減少したので、過去作をプレイしていた方はご注意ください。 |
わるだくみ |
自身のとくこうを2段階上げる積み技です。 |
・その他の技
その他の技の選択肢を紹介します。
テラバースト |
かくとうテラスタルの場合に。 呼びやすいはがねタイプ/あくタイプの弱点を突けます。 主に ドドゲザン への打点として。 |
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マジカルシャイン |
威力80のフェアリー技です。 ドラゴンタイプへの打点として。 トドロクツキ の4倍弱点を突けます。 |
きあいだま |
威力120とテラバーストより高いですが、命中率70%と低めです。 テラバースト(かくとう)と同じく、はがねタイプ/あくタイプへの打点になります。 |
でんじは |
相手ポケモンをまひにするでんき技です。 |
たたりめ |
威力65のゴースト技です。 シャドーボールに威力は劣りますが でんじは とのコンボが狙えます。 |
サイコショック |
威力80のエスパー技です。 相手のぼうぎょの値でダメージ計算するため、呼びやすい ラッキー などとくぼうに寄った特殊受けへの対策として。 |
10まんボルト |
威力90のでんき技です。 みずタイプ/ひこうタイプへの打点として。 |
パワージェム |
威力80のいわ技です。 ウルガモス ピンポイントです。 |
みがわり |
自身のHPの1/4を削り、みがわり状態になります。 有利不利がはっきりしているため、有効打のない相手を流す際に置けるとアドバンテージが取れます。 |
HB振りサーフゴーの運用方法
HC振りのたべのこし型と同様、後出しがしやすい優秀なタイプと特性によって有利対面を作り、 わるだくみ や火力を出す事でアドバンテージを稼いでいく型です。 たべのこし 、 じこさいせい もあるためHP管理がしやすく安定感があります。
こちらはHB振りのため、特に物理アタッカーに対して後投げが利く点、物理アタッカーとの撃ち合いに強い点が差別化点となります。シーズン2で解禁された テツノツツミ や、パラドックスポケモンに強い キノガッサ 、環境に多い カイリュー を意識した努力値調整です。
中でも、ひこうワンウェポンの個体、ほのおのうず型のカイリューに対して強く、 アンコール が効かないため一方的に わるだくみ の起点にできます。
立ち回りとしては、相手の変化技やサーフゴーが半減出来る技に対して後出しして みがわり →自分は回復をしつつ相手の後続に負荷をかけていくという形が基本です。
きあいのタスキ を持っていることが想定されるポケモンや、 ハバタクカミ など、こちらを一撃で倒してくる可能性のあるポケモンなどを覚えておき、構築段階でそれらの対処方法を用意しておく事でより活躍が見込めます。
HB振りサーフゴーと相性のいいポケモン
ポケモン |
型 |
---|---|
特殊型など タイプの相性補完が良く、両者共に相手にかけられる圧力が高い。 ガブリアス 、テラゴースト ドラパルト などには注意が必要 |
|
物理受け型、スカーフなど サーフゴーの苦手なタイプを受けやすく、サイクルを行って相手の選出を確認する事が可能 |
HB振りサーフゴーと似た役割のポケモン
▼特殊アタッカーの育成論まとめ
▼物理受けの育成論まとめ
ポケモン |
型 |
---|---|
物理受け型(HB振り) 本来特殊アタッカーとしての運用が多いウルガモスですが、 ほのおのからだ で物理を受けつつ ちょうのまい で起点にできます。 あさのひざし でHP管理も可能です。 |
こだわりメガネ型
特性 |
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性格 |
おくびょう(素早さ↑攻撃↓) |
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努力値 |
HP4 特攻252 素早さ252 |
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実数値 |
163-×-115-185-111-149 |
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持ち物 |
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テラスタイプ |
はがね
または ノーマル
など |
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技構成 |
・ ゴールドラッシュ (Lv56) ・ シャドーボール (Lv35) ・ パワージェム (Lv49) ・ トリック ( わざマシン109 トリック ) ↳その他の候補 きあいだま |
こだわりメガネ型の努力値調整
- HP
↳あまりを振って奇数調整 - 素早さ最速
↳ミラー意識などの最速 - 特攻
↳ダメージを最大限高める為極振り
先制して高い圧力をかけたいので、その為の素早さを確保しつつ火力も最大限出せるようにしています。
こだわりメガネ型の解説
こだわりメガネ と高い特攻、命中によって安定して特殊高火力を出し続ける型です。
自分よりも遅い相手が多い場合は他のポケモンで削ってしまえば半減相手でも強引に押せてしまう場合がある程の制圧力を持ちます。
突破不可能な相手や耐久ポケモン、起点作りのポケモンに対しては トリック を使用する事で技を制限し、試合を有利に運んでいく事も可能です。
テラスタルは高火力一致技を更に強められるはがねか、悪やゴーストとの対面で行動回数を増やせる可能性のあるノーマルとしています。
こだわりメガネ型の運用方法
優秀な耐性と特性を活かして半減技や変化技に対して後出しをし、火力を押し付けていきましょう。
技を撃ち分け出来ない為、相手の選出が見えていない試合序盤などは後出しも意識した技選択を、選出が見えて一貫している技などがハッキリしてからは期待値が高い技で抜き性能を発揮していくと運用しやすいです。
こだわりメガネ型と相性のいいポケモン
ポケモン |
型 |
---|---|
特殊型など タイプの相性補完が良く、両者共に相手にかけられる圧力が高い。 ガブリアス 、テラゴースト ドラパルト などには注意が必要 |
|
物理受け型、スカーフなど サーフゴーの苦手なタイプを受けやすく、サイクルを行って相手の選出を確認する事が可能 |
残飯(たべのこし)型
特性 |
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性格 |
臆病(素早さ↑攻撃↓) |
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努力値 |
HP116 防御4 特攻126 特防12 素早さ252 |
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実数値 |
177-×-116-169-113-149 |
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持ち物 |
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テラスタイプ |
はがね
または ノーマル
など |
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技構成 |
・ ゴールドラッシュ (Lv56) ・ シャドーボール ( わざマシン114 シャドーボール ) ・ わるだくみ (Lv63) ・ じこさいせい (Lv42) |
残飯(たべのこし)型の努力値調整
- HPと耐久
↳残飯効率の16n+1/特防と併せてミラーのシャドーボール耐え - 素早さ最速
↳ミラー意識などの最速 - 特攻
↳残り
耐久は性格補正無しサーフゴーの強化アイテム無しシャドーボール耐え且つたべのこし効率に配慮したものとなっており、最速としている事と併せてミラー対面で強めに動けると言えます。
残飯(たべのこし)型の解説
後出しがしやすい優秀なタイプと特性によって有利対面を作り、 わるだくみ や火力を出す事でアドバンテージを稼いでいく型です。
火力と命中が安定しているタイプ一致技2種に加え、環境に多く後出しされる事も多い キョジオーン などのタイプを押し付けづらい相手をゴリ押せる可能性のある わるだくみ を採用しています。
ウルガモス などが流行った場合はパワージェム、 ドドゲザン が流行った場合は きあいだま などカスタマイズ性が高いのも魅力の1つです。
テラスタイプについてもミラーを意識しつつ、本来の役割対象であるフェアリータイプを見れるものを選択しています。パーティ構成によって変わってくると思われる部分です。
残飯(たべのこし)型の運用方法
相手の変化技やサーフゴーが半減出来る技に対して後出しして みがわり →自分は回復をしつつ相手の後続に負荷をかけていくという形が基本です。
きあいのタスキ を持っているポケモンやこちらを一撃で倒してくる可能性のあるポケモンなどを覚えておき、構築段階でそれらの対処方法を用意しておく事でより活躍が見込めます。
残飯(たべのこし)型と相性のいいポケモン
ポケモン |
型 |
---|---|
特殊型など タイプの相性補完が良く、両者共に相手にかけられる圧力が高い。 ガブリアス 、テラゴースト ドラパルト などには注意が必要です。 |
サーフゴーの対策
サーフゴーの対策方法
火力と特性を含めた耐性は優秀ですが、耐久が極端に高いわけではない為先制して2回攻撃が出来れば倒せる可能性が高いです。
ほのお・じめんなどで攻めていくことで突破が可能ですが、テラスタルを考慮するとどうしても噛み合わないと一方的な展開になってしまうため、ひこうテラスタル/かくとうテラスタルなどにも対応できるように選出しておく必要があります。
わるだくみ で火力を上げる型も存在する為、1ターンの隙が命取りとなってしまう場合もあります。相手にサーフゴーが居る場合は、この技を撃った際にサーフゴーが出てきても隙を作られないかという事を意識して立ち回ると仕事をさせづらくなります。
ドヒドイデ など、搦め手をメインとして戦うポケモンで倒しに行くことは不可能で、後出しから起点にされてしまうため、サーフゴーの選出が予想できる場合や、選出が確定している場合は悠長な立ち回りをしないようにしましょう。
サーフゴー対策におすすめポケモン
ポケモン |
型 |
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一致技のどちらも半減で受けられ、 ふいうち による縛り性能も持っている。高火力の為後続にも圧力をかけやすい |
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高い特殊耐久を更に めいそう で上げる事でサーフゴーでは突破不可能な状態を作る。 |
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