『ポケットモンスタースカーレットバイオレット(ポケモンSV)』の対人戦で有用なポケモンの1匹「ハピナス」の育成論やおすすめのテラスタイプ、対策方法を掲載・解説しています。
ハピナスの基本情報
タイプ | ノーマル |
---|---|
特性 | 戦闘から引っ込むと、状態異常が治る。 |
追加効果の出やすさが2倍にアップ。 | |
いやしのこころ 夢特性 自分以外の味方の状態異常がターン終了時に1/3の確率で治る。 夢特性の入手方法 |
ハピナスの種族値
HP | 攻撃 | 防御 | 特攻 | 特防 | 素早さ | 合計 |
---|---|---|---|---|---|---|
255 (1位) |
10
(828位) |
10
(829位) |
75
(347位) |
135
(16位) |
55
(547位) |
540
(146位) |
ハピナスのタイプ相性
4倍 | なし |
2倍 | かくとう |
0.5倍 | なし |
0.25倍 | なし |
無効 | ゴースト |
ハピナスの解説
ハピナスは初代で登場したラッキーの進化系で、第2世代で追加されたポケモンです。
タマゴうみのPP減少やちいさくなる、トライアタックが没収され、テラスタルの実装により崩されやすくなってしまいましたが、特殊耐久が非常に高く特殊受けとして活躍させることができます。
長所もラッキーと同じく、HPを半分回復するタマゴうみ、とくせいてんのめぐみで状態異常にも耐性があります。特殊耐久は劣っていますがハピナス独自の強みがあります。
ラッキーとの差別化点
75と最低限のとくこう種族値を持っているため、特殊技で負荷をかけつつ戦える点や、しんかのきせきに対応しないが故にこだわりトリックを解除できるなげつけるを採用しやすい点、持ち物の幅が広い点が挙げられます。
ハピナスの育成論
ハピナス
特性 |
|
---|---|
性格 |
ひかえめ (とくこう↑ こうげき↓) |
努力値 |
H(HP) 4 B(ぼうぎょ)252 C(とくこう)252 |
実数値 |
331-x-62-139-155-75 (A0の場合A実数値13) |
持ち物 |
|
テラスタイプ |
ゴースト など ウルガモスピンポイントの対策としていわもオススメ |
技構成 |
・タマゴうみ(Lv44) ・なげつける(Lv20) |
なげつけるハピナスの努力値調整
-
- HP/耐久
↳HP4振りで実数値331と奇数になります。無振りでも特殊耐久は高いため、ぼうぎょに252振って物理方面を補強しています。 - とくこう
↳高火力ではありませんが、振っておくことで負荷をかけられる相手が増えるので252振っています。
- HP/耐久
ハピナスの解説
その他の育成方法や技の選択肢を紹介しています。
テラスタイプを考察
・ゴースト
→かくとうを無効にできます。
また、一撃技であるハサミギロチン / つのドリルを無効にできる点が優秀,より突破しづらくなります。
・ひこう
→かくとう半減かつ環境で採用されていることが多い一撃技じわれを無効にできます。
・あく
→かくとうは一貫しますが、物理耐久で計算する特殊技サイコショックを無効にできます。また、サーフゴーなどの特殊技メインのゴーストポケモンに強くなります。
あく技は無効にされないためテラバーストを採用する場合に特にオススメです。
・いわ
→テラバースト(いわ)が後出しされやすいウルガモスの4倍弱点です。
・フェアリー
→かくとうを半減でき、どく/はがねが弱点となります。
技構成の考察
・オススメ/確定枠
タマゴうみ |
HPの1/2を回復する技です。受けポケモンとして必須なため確定枠です。 今作から最大PPが8となっているので、過去作プレイヤーの方は気を付けてください。 |
---|---|
なげつける |
かえんだま
を投げつけることで相手ポケモンをやけどさせることができます。
また、こだわり系アイテムを押し付けられた場合もなげつけることでロックを解除できるため機能停止しづらくなります。 |
かえんほうしゃ |
威力90のほのお技です。 もらいびのポケモン以外に無効にされず、通りが良いため採用しています。 |
シャドーボール |
威力80のゴースト技です。 こちらもノーマルタイプ以外に無効にされない点で優秀なので採用しています。 |
・その他の技
その他の技の選択肢を紹介します。
かえんほうしゃ/シャドーボールの枠は自由枠なため、環境やパーティ次第で10まんボルト/れいとうビーム/テラバーストなどと入れ替えることをオススメします。
ステルスロック |
サイクル戦が得意なポケモンのため、受けてサイクルを回し続けるだけで相手ポケモンを疲弊させることができます。 物理受けと組ませる際に特にオススメです。 |
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めいそう |
とくこう/とくこうを上昇させる積み技です。 要塞化して特殊アタッカーを完封する目的のほか、ラッキーより高いとくこうを活かすことができます。 |
ハイパーボイス |
タイプ一致威力90のノーマル技です。 音技のため、みがわりを貫通して攻撃できます。 |
10まんボルト |
威力80でんき技です。 みずタイプ/ひこうタイプへの打点として。 |
れいとうビーム |
威力80のこおり技です。 じめんタイプ/ドラゴンタイプへの打点として。 |
テラバースト (いわ) |
火力が低めでウルガモスに起点にされやすいため、ウルガモスピンポイントの対策となります。 |
なげつけるハピナスの運用方法
ハピナスは、ラッキーと同様特殊受けとして強力なポケモンです。ラッキーよりとくこうが高く、特殊アタッカーとの撃ち合いが得意なためラッキーより遂行速度が速く、相手パーティを攻撃技で削る能力に長けています。
基本的には特殊アタッカーに後出ししたり、特殊アタッカーとの撃ち合いをする立ち回りをしていきます。
かえんだまを持っているため、なげつけて相手の物理アタッカーをやけどにして機能停止させることで実質的に両受けとしての活躍が見込めます。他のポケモンと交代して場に出した際はやけどになってしまいますが、特性しぜんかいふくで手持ちに引っ込んだ際にやけどを回復できます。
また、すりかえやトリックなどでこだわり系アイテムを押し付けられた場合もなげつけるでロックを解除し、起点回避ができます。
なげつけるハピナスと相性のいいポケモン
ポケモン |
型 |
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ハピナスを起点にされてもとくせいてんねんで受けることができ、ハピナスが苦手なサーフゴーとの撃ち合いも可能です。 |
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ラウドボーンと同様、てんねんで積み技が無効です。 火力が低めで遂行速度は遅いものの、一撃必殺技じわれの圧がある点が強力です。 |
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物理受け型(HB振り)など ハピナスが苦手な物理を受けることができ、かくとう半減です。相手のどくびしをカットできる点も優秀です。 特性さいせいりょくでサイクル戦にも向いています。 |
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物理受け型(HB振り) てっぺきで要塞化しつつボディプレスで大ダメージを狙える物理受けです。じこさいせいもあるため粘り強く戦えます。また、特性がんじょうにより相手の一撃技を止められるため事故りづらい物理受けです。 |
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特殊受け型(HD振り)、アタッカー型(CS振り)など とくせいどくげしょうでどくびし展開ができ、サイクル戦の中で相手ポケモンを削るスピードが上がります。ハピナスに役割集中させたくない場合は特殊受け型で。 先発で出して確実にどくびしを展開したい場合や崩しの枠として使いたい場合はアタッカー型で。 |
なげつける型と似た役割のポケモン
▼物理受けの育成論まとめ
▼特殊受けの育成論まとめ
ポケモン |
型 |
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特殊受け型など 持ち物が固定される代わりに、ハピナスよりも高い耐久を持ったポケモン。トリックが致命的になる為、環境や構築と相談してどちらを採用するか決定するのが吉 |
ハピナスの対策
ハピナスの対策方法
これらはラッキーと同様の対処法となりますが、高火力物理アタッカーでタマゴうみでの回復が間に合わないように大ダメージを与えていきましょう。
特殊アタッカーでの撃ち合いは無謀ですが、サイコショックはぼうぎょの値で計算するため大ダメージを与えることができます。グレンアルマやニンフィアなどが覚えます。
どくどくなどはとくせいしぜんかいふくで回復されてしまうため、ハピナスを流すことはできますが、削りとしては期待できません。交換のタイミングを読んで有利なポケモンを合わせる必要があります。
ラッキーと異なる点として、主なダメージ源はとくしゅ技のため、とくぼうが高い物理アタッカーや、とつげきチョッキを持たせた物理アタッカーで対策が可能です。
また、低火力の特殊アタッカーをちょうのまいの起点にできるウルガモスもオススメです。
▼物理アタッカーの育成論まとめ
▼耐久ポケモン・受けループの対策まとめ
ハピナス対策におすすめのポケモン
ポケモン |
型 |
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など、物理アタッカー |
物理アタッカー型(AS振りなど) いずれも優秀な積み技を覚える物理アタッカーなため受けられづらいです。 セグレイブはとくせいねつこうかんでやけどにならず、かえんほうしゃを受けた際にこうげきが1段階上がるため、読んで受け出しすることで大きなアドバンテージを稼げます。 また、ガブリアスはつるぎのまいを覚えさせているとハピナスを起点にしやすいためオススメです。 ※物理アタッカーの一部を掲載しています。基本的に高火力物理アタッカーであればハピナス単体の対策は可能です。 |
など、サイコショックを覚える特殊アタッカー |
特殊アタッカー型(HC振り,CS振りなど) サイコショックは相手のぼうぎょでダメージ計算するため、特殊アタッカーにもかかわらずハピナスに大ダメージを与えることができます。また、裏にいる物理受けに対しても大きなダメージが見込めるため、ハピナス+物理受けの並びを単体で崩しやすい点でオススメです。 ※ハピナスがあくテラスタルを切ってきた場合、サイコショックを無効にされてしまう点が懸念点となります。 |
など、両刀アタッカー |
両刀型(ACS調整) 両刀(ぶつり/とくしゅともに火力を出せる育成方法)のポケモンたちは、単体でハピナス+物理受けの並びを崩しやすい点で強力です。 |
とつげきチョッキ を持たせた物理アタッカー |
変化技が使えなくなる代わりに、とくぼうを1.5倍にするアイテムです。 ハピナスの弱点を突いて大ダメージを与えられるかくとうタイプの技を習得しているポケモンがオススメです。 |
ハピナスの火力は低めのため、ちょうのまいの起点にできます。
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