『ポケットモンスタースカーレットバイオレット(ポケモンSV)』のDLC第二弾「藍の円盤」で追加された対人戦で有用なポケモンの1匹「ジャローダ」の育成論やおすすめのテラスタイプ、対策方法を掲載・解説しています。
ジャローダの育成論
壁貼り型
特性 |
あまのじゃく ※夢特性 |
---|---|
性格 |
おくびょう(すばやさ↑こうげき↓) |
努力値 |
HP252 D4 S252 |
実数値 |
182-x-115-95-116-181 |
持ち物 |
|
テラスタイプ |
ほのお など |
技構成 |
・ リーフストーム (Lv56,( わざマシン159 リーフストーム ) ・ へびにらみ ( ノコッチ などから ものまねハーブ で横遺伝) ・ リフレクター ( わざマシン074 リフレクター ) ・ ひかりのかべ ( わざマシン075 ひかりのかべ ) ↳その他の候補 ちょうはつ ・ こうごうせい ・ やどりぎのタネ ・ はたきおとす ・ りゅうのはどう ・ ミラーコート ・ テラバースト など |
壁貼り型の努力値調整
壁貼り型の解説
その他の育成方法や技の選択肢を紹介しています。
努力値振りを考察
努力値 |
HP244 D12 S252 |
---|---|
実数値 |
181-x-115-95-117-181 |
HP実数値が偶数になっているのが気になる方は 上記のように振り分けることで奇数にしつつ、 ダウンロード を対策できます。
性格を考察
アタッカー寄りに育成する場合はひかえめ、物理受けで育成する場合はずぶといでの育成をオススメします。
持ち物を考察
・
ひかりのねんど
→ 持たせていると リフレクター ひかりのかべ のターンを3ターン延長できます(合計8ターン)。
・
きあいのタスキ
→ ジャローダのすばやさ種族値は113と、現環境では少し心もとなく 耐久面もそこまで高くありません。
テツノツツミ
や
パオジアン
など、持たせていないと行動すらできない対面も多いので、初手でぶつかってしまった場合も安定して立ち回れます。
・
オボンのみ
→ きあいのタスキ のように行動保証が得られるわけではありませんが、確定数をズラせるというメリットがあります。
・
ゴツゴツメット
→ リフレクター + こうごうせい で対物理アタッカーを見る場合に。 ウーラオス-れんげきのかた の すいりゅうれんだ など、接触する連続技に後出しすることで大ダメージを狙うこともできます。
テラスタイプを考察
・ほのお
→ほのおこおりむしなどの本来の弱点を全て半減できます。
また、狭い技範囲を テラバースト (ほのお)で補強することもできますので最もオススメです。
・いわ
→弱点は多いものの、 テラバースト (いわ)で カイリュー など環境の多くのポケモンの弱点を付ける点が優秀です。
・ステラ
→耐性は変わりませんが、 テラバースト (ステラ)のデメリット効果も あまのじゃく でメリットに変えることができます。
技構成の考察
・オススメ
リーフストーム |
攻撃後、とくこうが2段階低下する技です。 あまのじゃく の効果でとくこうが2段階上昇するため、とくこうに振っておらずとも負荷をかけていくことができます。 |
---|---|
へびにらみ |
相手をまひ状態にでき、起点作成に役立ちます。 でんじは とは異なり、じめんタイプに対しても通していけるので パーティを組む際に入れることが多いじめん枠に対してもこちらの展開を通していけるのが強みとなります。 ※まひはでんきタイプには無効 |
リフレクター |
5ターンの間壁を展開し、場にいるポケモンが受ける物理ダメージを半分にできます。 |
ひかりのかべ |
5ターンの間壁を展開し、場にいるポケモンが受ける特殊ダメージを半分にできます。 |
・その他の技
その他の技の選択肢を紹介します。
ちょうはつ |
相手の展開阻止や、起点回避に役立ちます。 |
---|---|
こうごうせい |
ゴツゴツメット を持たせた物理受け寄りの型であれば採用しやすくサイクル適性も持てるようになります。 |
やどりぎのタネ |
こちらもサイクル戦を重視するのであればオススメです。 |
はたきおとす |
|
りゅうのはどう |
|
ミラーコート |
相手から受けた特殊技のダメージを2倍にして返す技です。 あくタイプには無効となります。 |
テラバースト |
ほのおやいわ、ステラなどにテラスタルする場合にオススメです。 |
壁貼り型の運用方法
ジャローダはできることこそ少ないポケモンですが、攻撃するたびに あまのじゃく でとくこうが上がっていく関係上、壁ターンを消費しようにも徐々に受けづらくなっていくため起点にされづらい展開要員として優秀です。
特に先発で出てきやすい
ラグラージ
や
カバルドン
などの展開要員に対して
リーフストーム
で弱点を突いていけるため、展開要員同士の対面でも動かしやすくなっています。
立ち回りは初手で出し、 へびにらみ で相手をまひさせてから リフレクター や ひかりのかべ で場作りしていくのが基本ですが、 リーフストーム の一貫がとれる相手に対しては刺さっており、リーフストーム連打で火力がどんどん上がっていき受けられなくなるので 無振りであってもアタッカーとして動いていくことも可能です。
壁貼り型と相性のいいポケモン
壁展開とシナジーのある積みアタッカーであれば無難に構築に取り入れやすいので、下記で紹介しているポケモン以外もオススメです。
ポケモン |
型 |
---|---|
ほのお弱点が一貫しますが、 わるだくみ の起点を作っていくことができます。 おうごんのからだ を持つため、相手の変化技に対しても抗えるという利点があります。 |
|
こちらはこおり弱点が一貫しますが、 りゅうのまい の起点を作っていくことができます。 また、『碧の仮面』で習得した スケイルショット ですばやさを伸ばしていくこともできます。 |
|
りゅうのまい型・スケイルショット型など 上記のポケモンたちと異なり、弱点タイプの補完ができており 耐性も優秀です。 ほのおタイプなので おにび などでやけどにならず物理アタッカーとして機能停止しづらいのも強力。 専用技 かえんのまもり により物理アタッカーとの対面では択を仕掛けられるのも優秀です。 |
壁貼り型と似た役割のポケモン
ポケモン |
型 |
---|---|
いたずらごころ で先制して壁展開を行えるポケモンで、壁貼り型が主流となっています。 |
|
存在するポケモンの中で最速で、壁展開も特殊アタッカーとしての運用もできるポケモンです。 |
ジャローダの対策
ジャローダの対策方法
覚える技のレパートリーが少ない為できることは限られており範囲も狭いポケモンですが、壁展開や あまのじゃく リーフストーム による積みが厄介なポケモンのため、なるべく行動回数を稼がれないように立ち回る必要があります。
テラスタルして テラバースト (ほのお)や テラバースト (いわ)で技範囲を広げてくることもあるため、これらのタイプの打点も意識しておくべきでしょう。
すばやさ種族値が117と、現環境ではそこまで素早いわけではないので
パオジアン
や
テツノツツミ
などの高速アタッカーであれば一致技で上から処理することができます。
特性
てんねん
のポケモンであれば
あまのじゃく
の能力上昇を無視して殴り合うことができるので
リーフストーム
を半減できる
ラウドボーン
などもオススメです。
また、特性 そうしょく を持つポケモンであれば リーフストーム 自体を無効にできます。
ジャローダ対策におすすめのポケモン
ポケモン |
型 |
---|---|
アタッカー型など
フリーズドライ
や
れいとうビーム
で上から弱点を突くことができ、
|
|
上からタイプ一致のこおり技で弱点を突いて一撃で倒すことができ、 つららおとし であれば怯みの追加効果もあるため きあいのタスキ も貫通して倒すことができます。 |
|
壁展開や へびにらみ こそ通ってしまうものの、特性 てんねん で あまのじゃく の効果を無視して殴り合うことができ、 フレアソング で弱点を突きつつ自身のとくこう上昇の起点にすることもできます。 新たに みわくのボイス も習得し、テラスタルなしでフェアリー打点を持てるようになったのもポイント |
|
などのでんきタイプ |
サーフゴー は おうごんのからだ があり変化技を受けず、でんきタイプのポケモンは麻痺にならないので いずれも へびにらみ のまひ撒きによる起点作りを防ぐことができます。 また、でんきテラスタルで採用しやすいポケモンであれば 対面でテラスタルを切ることで相手のターンを無駄にできます。 |
ジャローダの基本情報
タイプ | くさ |
---|---|
特性 | HPが1/3以下になると、くさタイプの技の威力が1.5倍になる。 |
あまのじゃく 夢特性 「のうりょく」の変化が逆転する。 夢特性の入手方法 |
ジャローダの種族値
HP | 攻撃 | 防御 | 特攻 | 特防 | 素早さ | 合計 |
---|---|---|---|---|---|---|
75 (319位) |
75
(424位) |
95
(160位) |
75
(347位) |
95
(154位) |
113
(61位) |
528
(192位) |
ジャローダのタイプ相性
4倍 | なし |
2倍 | ほのお こおり どく ひこう むし |
0.5倍 | みず でんき くさ じめん |
0.25倍 | なし |
無効 | なし |
ジャローダの解説
ジャローダは、第5世代 ブラック・ホワイトの御三家ポケモン
ツタージャ
の最終進化系です。
種族値は低火力な両刀配分で、通常特性も しんりょく とパッとしない性能だったものの、夢特性が あまのじゃく となり、壁を展開しつつ リーフストーム でとくこうを上昇させながら攻撃できるため処理がしづらく厄介な性能をもつポケモンです。
今作ではテラスタルでくさ単の耐性を補いつつ、 テラバースト を採用して リーフストーム 以外の打点を持つことができます。
また、新たなテラスタイプ「ステラ」で使用する テラバースト は、こうげき/とくこうが1段階低下する追加効果があります。この効果も あまのじゃく とシナジーがあるため、ステラでの採用も視野に入ってきます。
ステラテラバーストについて
- 威力が80→100に上昇 (×1.2倍補正込みで、初回のみ威力120)
- テラスタルしているポケモンに対して抜群、それ以外のポケモンには全て等倍
- 使用後 こうげき/とくこうが1段階ダウン
ジャローダがポケモンSVで習得した技
『藍の円盤』でスカーレット・バイオレットに登場し、ジャローダは下記の技を新たに習得しました。
記事の間違いやご意見・ご要望はこちらへお願いします。