『ポケットモンスタースカーレットバイオレット(ポケモンSV)』のDLC第二弾「藍の円盤」で追加された対人戦で有用なポケモンの1匹「ドサイドン」の育成論やおすすめのテラスタイプ、対策方法を掲載・解説しています。
ドサイドンの育成論
とつげきチョッキ型
特性 |
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性格 |
いじっぱり(こうげき↑とくこう↓) |
努力値 |
H68 A252 B4 D180 S4 |
実数値 |
199-211-151-x-98-61 |
持ち物 |
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テラスタイプ |
くさ みず など |
技構成 |
・ じしん (Lv47) ・ ロックブラスト (Lv30), わざマシン076 ロックブラスト ) ・ サンダーダイブ ( わざマシン210 サンダーダイブ ) ・ れいとうパンチ ( わざマシン069 れいとうパンチ ) ↳その他の候補 ストーンエッジ ・ やけっぱち ・ アームハンマー ・ ヘビーボンバー ・ つのドリル ・ メタルバースト ・ テラバースト など |
とつげきチョッキ型の努力値調整
- HP/耐久
↳ とつげきチョッキ を持った状態で 物理耐久指数・特殊耐久指数をそれぞれ最大化しつつHP実数値を奇数に - 攻撃
↳最大 - すばやさ
↳余った4を振って実数値61
とつげきチョッキ型の解説
その他の育成方法や技の選択肢を紹介しています。
特性を考察
ハードロック であれば弱点を突かれた場合のダメージが3/4になるため撃ち合い性能が向上します。テラスタル依存もしないため汎用性が高いのはこちらなのでオススメです。
ひらいしん はでんき技を無効にできますが、素のタイプで無効にできるのでテラスタルを切らない限り実質的には死に特性となってしまいます。 テラバースト の使用機会が多い場合や、ドサイドンにみず・ひこうテラスタルなどを切ることが多い場合は耐性がつく ひらいしん も良いでしょう。
持ち物を考察
・
とつげきチョッキ
→ 変化技は使えなくなりますが、とくぼうが×1.5倍になるアイテムです。低いとくぼうを補えるためほぼ確定枠としています。
・
じゃくてんほけん
→ 弱点を突かれた場合にこうげきが2段階上昇します。
ドサイドンは弱点となるタイプが6つもあり弱点を突かれやすく発動機会が多いのでオススメですが、 とつげきチョッキ の恩恵を受けられなくなるのでとくぼうにより厚く振る必要が出てきます。
・
いかさまダイス
→ ロックブラスト の命中回数が4~5回で固定されるため、より安定して高い打点を出せるようになります。
テラスタイプを考察
・くさ
→ こおりタイプ以外の元々の弱点をほぼ半減~等倍へと変えることができます。また、弱点が多いため ハードロック を活かせる機会も増え、本来持てないはずのくさ打点を テラバースト で補うこともできます。
・みず
→ くさ弱点は一貫しますが4倍弱点→2倍弱点となり、みず弱点を半減できるようになります。
こちらの場合は弱点タイプが少ないため、でんき技をカットできる ひらいしん を採用すれば弱点タイプは1つのみとなります。
・ひこう
→ くさ技が4倍弱点でしたが半減となります。こちらの場合も ひらいしん もオススメです。
技構成の考察
・オススメ
じしん |
タイプ一致のじめん技で通りが良いため確定枠です。 |
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ロックブラスト |
タイプ一致のいわ技で 2~5回の連続攻撃となるため、 ミミッキュ や きあいのタスキ を盾に撃ち合ってくるポケモンを処理しやすくなります。 |
サンダーダイブ |
みずタイプ相手に撃っていけるでんき技です。 じめんタイプのポケモンを合わせられた場合反動ダメージを受けてしまうため安易には選択できないのがデメリットです。 |
れいとうパンチ |
こおり技となります。
カイリュー などのドラゴンタイプや、くさタイプのポケモンに撃っていくことができます。 |
・その他の技
その他の技の選択肢を紹介します。
ストーンエッジ |
タイプ一致のいわ技で急所に当たりやすいですが少し命中率が不安です。 |
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やけっぱち |
エアームド
など浮いているはがねタイプへの打点となるほのお技です。
技を外した次のターンは威力が2倍になるため、 ロックブラスト などのいわ技を外した場合にリカバリがきく場合があります。 |
アームハンマー |
かくとう打点となります。対 ポリゴン2 などのウェポンとして。 |
ヘビーボンバー |
はがね打点で、体重が重いため広い範囲に大きなダメージが見込めます。 |
つのドリル |
有効打を持てない相手や、対面で処理できない硬い物理受けに対して撃っていくことになります。 |
メタルバースト |
受けたダメージの1.5倍のダメージを相手に与える技で、高耐久のため相性が良いと言えます。 |
テラバースト |
本来習得できないくさみず打点などが欲しい場合に。 特に、 テラバースト (くさ)は ウーラオス-れんげきのかた に対して有効です。 |
とつげきチョッキ型の運用方法
ドサイドンは物理方面の耐久が高く、低めの特殊耐久も とつげきチョッキ を持たせることで補強しています。技範囲は広く火力も高いので、幅広い相手の弱点を突いて撃ち合っていくことができる鈍足物理アタッカーです。
基本的には先手を取られてしまうため相手のポケモンをドサイドンが全て処理するということはほとんど起きませんが、 ロックブラスト で きあいのタスキ を貫通できたりと対面性能に優れているため1:1交換以上の活躍は可能です。
多弱点ですが耐性も多く、半減以下で受けられるタイプも6つあり耐久面も優れているのでサイクル介入もしやすくでんき技などを読んで無償降臨を狙っていくこともできます。
とつげきチョッキ型と相性のいいポケモン
下記のポケモン以外にも、対面性能の高いポケモンと同じ構築に入れると活躍しやすいです。
ポケモン |
型 |
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こちらも対面性能が優れており、先制技 アクアジェット も持っている対面性能の高い物理アタッカーです。 |
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対面性能に優れた高速特殊アタッカーで汎用性が高く構築に組み込みやすいです。 |
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広い技範囲を持ち くさわけ での抜き性能もある物理アタッカーです。 |
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ドサイドンの4倍弱点を全て半減以下で受けることができ、 キノコのほうし での催眠や さいせいりょく によるサイクル性能の高さを持っています。 | |
など トリックルーム を展開できるポケモン |
トリックルーム を展開することで、ドサイドンの低い素早さを活かすことができます。 クレセリア は みかづきのまい で削れたドサイドンを全回復させることもできる点でシナジーがあります。 |
とつげきチョッキ型と似た役割のポケモン
ポケモン |
型 |
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対面性能に優れた物理アタッカーで、 がんじょう による行動保証があり高火力のいわ技で殴っていくことができます。 |
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アタッカー型(AS振り)、とつげきチョッキ型(AD振り)など 種族値配分が似ており広い技範囲を持つ中速アタッカーです。 |
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種族値配分が似ている物理アタッカーで、こちらも広い技範囲を持ちます。アタッカーとしての運用であればガチグマに軍配が上がりますが、 とつげきチョッキ を持ったドサイドンの方が耐久面に優れており一撃技の有無も差別化点となります。 |
ドサイドンの対策
ドサイドンの対策方法
物理耐久と攻撃面は優れていますが、特殊耐久と素早さは低めなので特殊アタッカーで攻撃すれば処理しやすいポケモンです。テラスタルを切ってくることも多いので、くさタイプやみずタイプになるかもしれないといった点は抑えておく必要があります。
弱点は多いですが じゃくてんほけん を持っている場合もあり 生半可な火力であれば耐えられて返り討ちにされてしまうので、なるべくタイプ一致+高火力技で殴って一気に処理しにいくのが無難な対処法と言えます。
ロックカット や つるぎのまい などを採用している個体もいることにも注意が必要で、「相性の良いポケモン」の欄でも紹介した クレセリア や サケブシッポ などの トリックルーム を展開できるポケモンがパーティに入っていた場合、 トリックルーム の警戒も必要になってきます。
ドサイドン対策におすすめのポケモン
ポケモン |
型 |
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タイプ一致の だいちのちから で低いとくぼうを突いて大ダメージを出すことができる特殊アタッカーで、 しんがん + ブラッドムーン や 先制技 しんくうは があるため 扱いやすく強力です。 |
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タイプ一致のくさ技で弱点を突くことができ、 ウッドホーン で大量に回復することができます。 |
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タイプ一致技はどちらも弱点を突くことができ、倒し切れなかった場合も アクアジェット で先制して倒すことができます。 |
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アーマーガア:物理受け型(HB振り) エアームド:物理受け型(HB振り) 物理耐久が高く じめん技は無効、いわ技を等倍で受けることができ てっぺき + ボディプレス でドサイドンを処理しやすいです。 エアームド は がんじょう で つのドリル を無効にできるため突破されづらいですが、いずれのポケモンも やけっぱち や サンダーダイブ に注意する必要があります。 |
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物理耐久が高く サンダーダイブ も耐えることができ弱点を突いたり あくび で流すことができます |
ドサイドンの基本情報
タイプ | いわ じめん |
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特性 | でんき技が全て自分に来るようになる。でんき技を受けると、ダメージや効果を受けずに「とくこう」が1段階上がる。 |
「こうかばつぐん」の技を受けた時、ダメージを3/4にする。 | |
すてみ 夢特性 攻撃した時に自分も反動ダメージを受ける技の威力が1.2倍になる。 夢特性の入手方法 |
ドサイドンの種族値
HP | 攻撃 | 防御 | 特攻 | 特防 | 素早さ | 合計 |
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115 (39位) |
140
(19位) |
130
(25位) |
55
(540位) |
55
(564位) |
40
(679位) |
535
(155位) |
ドサイドンのタイプ相性
4倍 | みず くさ |
2倍 | こおり かくとう じめん はがね |
0.5倍 | ノーマル ほのお ひこう いわ |
0.25倍 | どく |
無効 | でんき |
ドサイドンの解説
ドサイドンは 初代で登場した サイドン の進化先です。第4世代 ダイヤモンド・パールで進化先が追加されました。種族値はサイドンをより攻撃・耐久に特化させた鈍足物理アタッカーといった配分になっています。
基本的には効果抜群の技を受けた際のダメージが3/4になる特性 ハードロック を盾に撃ち合うことが多いポケモンですが、弱点タイプが多いというデメリットを新要素「テラスタル」で打ち消すことができ、実質的な死に特性であった ひらいしん +みずテラスタルなどの個体も環境に存在しているので読みづらさが増しています。
ドサイドンがポケモンSVで習得した技
『藍の円盤』でスカーレット・バイオレットに登場し、ドサイドンは下記の技を新たに習得しました。
ほえる ※再習得 |
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