『ポケットモンスタースカーレットバイオレット(ポケモンSV)』 DLC前編『碧の仮面』で登場した準伝説ポケモンの1匹「オーガポン」の「いしずえのめん」フォルムの育成論、対策方法を掲載・解説しています。
オーガポン(いしずえのめん)の基本情報
タイプ | いわ くさ |
---|---|
特性 | HP満タン時にひんしになるダメージを受けてもHPが1残る。「ぜったいれいど」「じわれ」など、一撃で「ひんし」になるわざが効かない |
がんじょう 夢特性 HP満タン時にひんしになるダメージを受けてもHPが1残る。「ぜったいれいど」「じわれ」など、一撃で「ひんし」になるわざが効かない 夢特性の入手方法 |
オーガポン(いしずえのめん)の種族値
HP | 攻撃 | 防御 | 特攻 | 特防 | 素早さ | 合計 |
---|---|---|---|---|---|---|
80 (250位) |
120
(80位) |
84
(263位) |
60
(474位) |
96
(149位) |
110
(67位) |
550
(136位) |
オーガポン(いしずえのめん)のタイプ相性
4倍 | なし |
2倍 | こおり かくとう むし はがね |
0.5倍 | ノーマル でんき |
0.25倍 | なし |
無効 | なし |
オーガポン(いしずえのめん)の解説
オーガポンはポケモンSVのDLC第一弾「碧の仮面」で追加された準伝説ポケモンの1匹で、仮面を持たせることで技の威力が1.2倍になります。また、持たせた仮面によってタイプと特性、専用技 ツタこんぼう のタイプが変化します。
種族値は攻撃と素早さが高く、耐久は並み程度と物理方面であれば無難な性能をしています。
いしずえのめん を持たせると、行動保証がつき一撃技を無効にする強力な特性 がんじょう になりいわ くさタイプになります。同タイプはリリーラ系列のみで、今作には登場していないため固有タイプとなります。
テラスタルした際はいわ単タイプになり、特性が おもかげやどし に変化し、場に出るたびにぼうぎょが1段階上昇する効果がつきます。
▼オーガポンの入手方法
▼おもかげやどしについて
オーガポン(いしずえのめん)の育成論
アタッカー型
特性 |
|
---|---|
性格 |
ようき(すばやさ↑とくこう↓) |
努力値 |
A252 B4 S252 |
実数値 |
155-172-105-x-116-178 |
持ち物 |
![]() |
テラスタイプ |
いわ ※変更不可 |
技構成 |
・ ツタこんぼう (Lv30) ・ ウッドホーン (思い出し) ・ はたきおとす ( わざマシン181 はたきおとす ) ・ アンコール ( わざマシン122 アンコール ) ↳その他の候補 がんせきふうじ ・ とんぼがえり ・ くさわけ ・ けたぐり ・ ばかぢから ・ じゃれつく ・ カウンター ・ ちょうはつ ・ つるぎのまい など |
オーガポン(いしずえのめん)の努力値調整
- HP/耐久
↳無振りでHPが奇数になるので4はぼうぎょへ - 攻撃
↳最大化 - 素早さ
↳252振り, オーガポン-かまどのめん , カイリュー 意識
オーガポン(いしずえのめん)の解説
その他の育成方法や技の選択肢を紹介しています。
性格を考察
基本的に オーガポン-かまどのめん との対面で勝ちたいため、最速での育成を推奨しますが、他のポケモンで充分に対処でき、オーガポンの決定力を伸ばしたい場合はいじっぱり(こうげき↑とくこう↓)での育成をオススメします。
その場合の実数値は下記のものになります。
実数値 |
155-189-105-x-116-162 |
---|
持ち物を
・
いしずえのめん
→ オーガポン-いしずえのめん のため確定、持たせていると技の威力に×1.2の補正がかかります。
ザシアンの くちたけん などと同様、 はたきおとす トリック などを無効化します。
テラスタイプ
- いわ
→テラスタイプを変更できないので固定となります。
前述の通り、テラスタル時には特性が おもかげやどし になるため がんじょう を失います。 オーガポン-いしずえのめん は、場に出るたびにぼうぎょが1段階上昇する効果が発動します。
いわ技はくさ技を半減してくるひこう ほのおタイプに対して弱点を突くことができるため補完が取れており、環境に多い オーガポン-かまどのめん や カイリュー に強い型です。
技構成
・オススメ
ツタこんぼう |
高威力命中安定で、急所に当たりやすい効果があります。 オーガポンの姿によってタイプが変わり、 いしずえのめん を持たせるといわタイプとなります。 |
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ウッドホーン |
与えたダメージの半分を回復できます。 ウッドハンマー は がんじょう と相性が悪いのでこちらを採用しています。 |
はたきおとす |
通りの良いサブウェポンで、 オーガポン-かまどのめん のように炎打点がないため、 サーフゴー などに対する打点になります。 こだわりスカーフ でオーガポンを抜けている相手を対面で処理できるようになります。 |
アンコール |
3ターン同じ技しか使えなくする変化技です。 実数値178と素早いため使用しやすいです。 |
・その他の技
その他の技の選択肢を紹介します。
がんせきふうじ |
相手のすばやさを低下させる技でタイプ一致となります。すばやさ操作により本来勝てない相手にも対面で勝てるようになります。 |
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とんぼがえり |
技スペースが厳しく弱点を突ける相手が少ないので採用しづらいですが、不利対面から退く際に使えます。 |
くさわけ |
威力は低いですが、追加効果で自分の素早さを1段階上げられる技です。 がんじょう とシナジーがあり積みやすく、撃てればテラスタル込みで抜き性能が大きく上がります。 |
けたぐり |
デメリットなしのかくとう打点ですが、相手の体重によってダメージが変動するので不安定です。 |
ばかぢから |
使用後にこうげき/ぼうぎょが1段階低下するかくとう打点です。 |
じゃれつく |
対ドラゴン用に採用することになります。 カイリュー に対しては岩技があるので優先度は低めです。 |
カウンター |
がんじょう と相性が良く、物理アタッカーを楽に処理できます。 |
ちょうはつ |
相手の変化技を封じることができます。 |
つるぎのまい |
がんじょう とシナジーがあるので他の オーガポン より積みやすいです。 |
オーガポン(いしずえのめん)の運用方法
オーガポン(いしずえのめん)は特性 がんじょう が行動保証として強力なためテラスタル依存度が低く、対面性能に長けたポケモンです。受け系のポケモンが主に使用する じわれ などの一撃必殺技も効かないため、一撃技に対してノーリスクで出ていくことができます。
おもかげやどし を発動させて防御を上げた場合、B4振り個体のぼうぎょ実数値は157まで向上する(参考として、B無振りのキョジオーンのぼうぎょ実数値は150)ので、物理相手の撃ち合いとなると非常に強力です。
オーガポン-かまどのめん とは異なり、いきなりテラスタルを切るのではなく、防御アップで受けられない不利な特殊アタッカーに対しては がんじょう を盾にして撃ち合ったり、裏のポケモンに引くといった風に柔軟に立ち回りを変えることができ、 おもかげやどし の防御アップで確定数を変えられる物理アタッカーや、テラスタル補正のダメージで倒せる相手に対しては積極的にテラスタルを切って撃ち合っていきましょう。
オーガポン(いしずえのめん)と相性のいいポケモン
ポケモン |
型 |
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すなあらし 中のいわタイプのポケモンはとくぼうが1.5倍となるので、 おもかげやどし と合わせて物理/特殊どちらに対しても硬くなる。 ステルスロック で全抜きのサポートも狙える ウーラオス-いちげきのかた 、 パオジアン など使用率の高い物理アタッカーが軒並み重くなる点に注意 |
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壁貼り型(HAベース)、(HB振り)など 特に つるぎのまい くさわけ の積みエースとしての運用の際に強力で、積みきったオーガポンは ウッドホーン で回復しつつ粘り強く戦えるため壁展開とは相性が良い
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相性補完に優れており、変化技無効の おうごんのからだ があり汎用性が高い |
オーガポン(いしずえのめん)と似た役割のポケモン
ポケモン |
型 |
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見れる範囲が比較的似ている。 役割や立ち回り方などは比較的タスキしんりょく型が似ているといえる |
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こちらは おもかげやどし で対特殊性能が伸び、対特殊アタッカーのオーガポン。 サーフゴー に強くなる。 アタッカー型であればダメージ感覚もほぼ同じ、受けの場合はとしては受けとして優秀なタイプを盾に こうごうせい や やどりぎのタネ で粘ることも可能。 対 カイリュー で有効打がなく起点にされやすいのがネック |
オーガポン(いしずえのめん)の対策
オーガポン(いしずえのめん)の対策方法
テラスタル前のタイプ相性
4倍 | なし |
2倍 | こおり かくとう むし はがね |
0.5倍 | ノーマル でんき |
0.25倍 | なし |
無効 | なし |
テラスタル後のタイプ相性
4倍 | なし |
2倍 | みず くさ かくとう じめん はがね |
0.5倍 | ノーマル ほのお どく ひこう |
0.25倍 | なし |
無効 | なし |
オーガポン(いしずえのめん)は、テラスタル前/テラスタル後どちらもはがね技、かくとう技が一貫するため、これらのタイプで攻撃できるアタッカーでの対処がオススメです。
みず こおり打点が両立できるアタッカーもどちらに対しても弱点を突くことができ、特に テツノツツミ は構築が歪みづらくパーティに採用しやすいポケモンなのでオススメです。
また、 おもかげやどし のぼうぎょ上昇効果を無視でき、 カウンター をケアする必要がない特殊アタッカーの方が対面で安定して処理しやすいと言えます。
オーガポン(いしずえのめん)対策におすすめのポケモン
ポケモン |
型 |
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アタッカー型(AS振り) など いわ技を半減でき、テラスタル後であれば じしん で弱点を突ける。 |
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ブーストエナジー型(CS振り) テラスタル前、テラスタル後どちらに対してもタイプ一致の ハイドロポンプ , れいとうビーム , フリーズドライ が一貫する |
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ランドロス ランドロス |
オボン型(HAS調整) など |
ツタこんぼう (みず)で弱点を突くことができ、タイプが優秀なため物理受け/特殊受けも可能 |
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アタッカー型(HA振り) 起点作り型(HAベース)など 汎用性が低めでピンポイントメタとなるが、はがね技が常に抜群で通る。 |
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