『ポケットモンスタースカーレットバイオレット(ポケモンSV)』の対人戦で有用なポケモンの1匹「モロバレル」の育成論やおすすめのテラスタイプ、対策方法を掲載・解説しています。
モロバレルの基本情報
タイプ | くさ どく |
---|---|
特性 | 直接攻撃を受けると、30%の確率で相手を「どく」「まひ」「ねむり」状態のどれかにする。 |
さいせいりょく 夢特性 戦闘から引っ込むと、最大HPの1/3のHPを回復する。 夢特性の入手方法 |
モロバレルの種族値
HP | 攻撃 | 防御 | 特攻 | 特防 | 素早さ | 合計 |
---|---|---|---|---|---|---|
114 (46位) |
85
(320位) |
70
(385位) |
85
(259位) |
80
(271位) |
30
(757位) |
464
(425位) |
モロバレルのタイプ相性
4倍 | なし |
2倍 | ほのお こおり ひこう エスパー |
0.5倍 | みず でんき かくとう フェアリー |
0.25倍 | くさ |
無効 | なし |
モロバレルの解説
モロバレルは タマゲタケ の進化系で、第5世代(ブラック/ホワイト)で初登場しました。 キノガッサ 、 アラブルタケ 、 リククラゲ と同じ キノコのほうし の使い手で、素早さ種族値は30と低いものの耐久方面に寄った種族値とくさ / どくの独特な耐性、とくせい さいせいりょく と こうごうせい によるサイクル性能の高さを持ち味とするポケモンです。
また、 イカサマ で物理アタッカーのこうげき実数値で攻撃でき、 クリアスモッグ で能力変化をリセットし積みアタッカーでの突破を防ぐこともできます。
モロバレルの育成論
物理受けモロバレル
特性 |
さいせいりょく ※夢特性 |
---|---|
性格 |
ずぶとい(ぼうぎょ↑ こうげき↓) 特殊技を使う場合はずぶといでの育成をオススメします |
努力値 |
H(HP)236 B(ぼうぎょ)252 D(とくぼう)20 下記で解説 |
実数値 |
219-x–134-105-103-50 (A0の場合A実数値81) |
持ち物 |
|
テラスタイプ |
どく など |
技構成 |
・ キノコのほうし (Lv54) ・ イカサマ ( わざマシン062 イカサマ )・ クリアスモッグ (Lv20) ・ ギガドレイン (Lv28) |
物理受けモロバレルの努力値調整
- HP/耐久
↳ さいせいりょく の回復効率を最大化するためHPを3の倍数にしています。物理受けが役割のためぼうぎょに252、余った20はとくぼうに振っています。
物理受けモロバレルの解説
その他の育成方法や技の選択肢を紹介しています。
努力値振りを考察
こちらの調整は さいせいりょく の回復効率を度外視し、物理方面の耐久を最大化したものです。
努力値 |
H(HP)252 B(ぼうぎょ)252 D(とくぼう)4 |
---|---|
実数値 |
221-x–134-105-101-50 (A0の場合A実数値81) |
持ち物を考察
・
くろいヘドロ
→ たべのこし と同様、毎ターンHPの1/16を回復するアイテムです。 サーフゴー や ロトム などに トリック で奪われてしまった際に定数ダメージで削ることができます。
・
ゴツゴツメット
→接触技を受けた際に相手ポケモンのHPの1/8の定数ダメージを与えることができます。
受け出しするだけで相手ポケモンを疲弊させることができる点が優秀です。
テラスタイプを考察
パーティ構築にもよりますが、あまりテラスタルを切ることがありません。
・どく
→じめん弱点になってしまいますが、ほのお/ひこう/こおり技を半減できます。
とくしゅ地面技は少ないため特にオススメです。
また、他のテラスタイプと異なり くろいヘドロ がダメージ効果に変わりません。
・はがね
→ほのおは一貫しますが、本来の弱点であるひこう/こおり/エスパーの3タイプを半減できます。
技構成の考察
・オススメ/確定枠
キノコのほうし |
相手ポケモンを眠り状態にする命中率100%のくさ技です。 起点作りや対面のポケモンを安全に処理することができます。 くさタイプのポケモンや、とくせい
ぼうじん
,
おうごんのからだ
,
きよめのしお
のポケモン、
|
---|---|
イカサマ |
相手ポケモンのこうげき実数値で攻撃するあく技です。 (相手のこうげき実数値を参照するため、こちらがA0個体でも火力が出せます) |
クリアスモッグ |
相手ポケモンの能力変化をリセットする追加効果のあるどく技です。 タイプ相性上、はがねタイプのポケモンには無効にされます。 また、 みがわり が場にあり相手ポケモンにダメージが入らなかった場合は追加効果が発動しません。 |
ギガドレイン |
タイプ一致のくさ技で、与えたダメージの1/2を回復できます。 くろいヘドロと合わせてHPの水準を高く保つことができる点が優秀です。 |
・その他の技
その他の技の選択肢を紹介します。
ヘドロばくだん |
ギガドレインとの選択枠です。 主にフェアリーへの打点として。 |
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こうごうせい |
最大HPの1/2を回復できるため倒されづらくなります。 |
どくどく |
相手ポケモンをもうどくにできます。モロバレルはどくタイプのため必ず命中します。 受けループ(受け回し)で使う際に。 |
物理受けモロバレルの運用方法
モロバレルは物理アタッカーに後投げして、 キノコのほうし で起点を作ったり、 イカサマ で削っていく動きが基本となります。積みアタッカーに対しては クリアスモッグ で能力変化をリセットすることができます。
とくせい さいせいりょく の回復効果を活かすため、眠らせた対面のポケモンに通りやすい技がない場合は裏のポケモンを出していくようにしましょう。
また、高い耐久力ととくせいを活かしてクッションとしての役割も果たすことができます。
物理受けモロバレルと相性のいいポケモン
ポケモン |
型 |
---|---|
イルカマン イルカマン |
タイプの補完ができていて、初手のイルカマンの引き先としてモロバレルが優秀です。 |
モロバレルが苦手なみがわりを フレアソング で貫通でき、クリアスモッグが通らなかった場合もとくせい てんねん で積みを無効にできます。 |
|
などの積みアタッカー |
モロバレルで起点を作り、積みアタッカーで積んで全抜きを狙うことができます。 中でもマリルリはタイプの補完に優れています。 |
物理受け型と似た役割のポケモン
▼物理受けの育成論まとめ
▼特殊受けの育成論まとめ
ポケモン |
型 |
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特殊受け、物理受け型など 同じく さいせいりょく による回復とサイクル適性、高い耐久を持つ。 キノコのほうし のような後続への圧は無いものの、耐久の数値としてはドヒドイデが優れている |
モロバレルの対策
モロバレルの対策方法
非常に耐久力が高く イカサマ で物理アタッカーと撃ち合い、 クリアスモッグ で積み技を無効にしてきますが火力が控えめなため、 キノコのほうし を対処できるポケモンがオススメです。
対処法として、
・上から みがわり を使う(積み技を使うポケモンの場合、 クリアスモッグ も対策できます)
・特性で状態異常にならない/ねむり状態にならないポケモンを使う( やるき , きよめのしお , おうごんのからだ など)
・
ラムのみ
を持たせたアタッカーを選出する(積みアタッカーの場合、変化技に
クリアスモッグ
を合わせられることがあります)
・
ぼうじんゴーグル
を持たせたポケモンを
キノコのほうし
に受け出しする
などが挙げられます。
モロバレル対策におすすめのポケモン
ポケモン |
型 |
---|---|
専用特性 おうごんのからだ によってキノコのほうし,どくどくともに効果がありません。 クリアスモッグ は無効のためわるだくみで起点にでき、 イカサマ は抜群なもののサーフゴーのこうげき実数値を低くしておくことで低いダメージに抑えることができます。 こだわり系アイテムを持っている場合は トリック で機能停止させることもできます。 |
|
とくせい やるき で眠らないため、キノコのほうしに安定して後出しすることができ、イカサマも等倍で受けることができます。 |
|
など
|
ぼうじんゴーグル でキノコのほうしを無効にできます。また、アーマーガアははがねタイプのため どくどく も無効となります。 |
タイプ一致のつららおとしで9割ほどのダメージを与えることができます。 引かれることが予想できる場合は つるぎのまい を積んで全抜きまで狙うことができます。 |
|
タイプ一致のほのお技で一発で倒すことができます。 |
特殊受けモロバレル
特性 |
さいせいりょく ※夢特性 |
---|---|
性格 |
おだやか(とくぼうぼう↑ こうげき↓) |
努力値 |
HP236 ぼうぎょ20 とくぼう252 下記で解説 |
実数値 |
219-x–105-105-145-50 (A0の場合A実数値81) |
持ち物 |
|
テラスタイプ |
どく など |
技構成 |
・ キノコのほうし (Lv54) ・ ヘドロばくだん (わざマシン148 イカサマ)・ クリアスモッグ (Lv20) ・ ギガドレイン (Lv28) |
物理受けモロバレルの努力値調整
- HP/耐久
↳ さいせいりょく の回復効率を最大化するためHPを3の倍数にしています。特殊受けが役割のため特防に252、余った20は防御に振っています。
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