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『ポケットモンスタースカーレットバイオレット(ポケモンSV)』の対人戦で有用なポケモンの1匹「カイリュー」の育成論やおすすめのテラスタイプ、対策方法を掲載・解説しています。
カイリューの基本情報
タイプ | ひこう ドラゴン |
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特性 | 相手の技の追加効果でひるまない。 |
マルチスケイル 夢特性 HPが満タンの時、受けるダメージが半分になる。 夢特性の入手方法 |
カイリューの種族値
HP | 攻撃 | 防御 | 特攻 | 特防 | 素早さ | 合計 |
---|---|---|---|---|---|---|
91 (114位) |
134
(20位) |
95
(97位) |
100
(109位) |
100
(73位) |
80
(212位) |
600
(24位) |
カイリューのタイプ相性
4倍 | こおり |
2倍 | いわ ドラゴン フェアリー |
0.5倍 | ほのお みず かくとう むし |
0.25倍 | くさ |
無効 | じめん |
カイリューの解説
カイリューはミニリュウから進化できる初代で登場した600族のドラゴン/ひこうポケモンで、高いこうげき種族値と広い技範囲を持つ物理アタッカーです。
とくこうも100あり覚える特殊技も豊富で、テラスタルの選択肢も多く型を読み違えると簡単に崩壊させるパワーがあります。
とくせいは相手の技でひるまなくなり、いかくを受けなくなる「せいしんりょく」、HP満タン時に受けるダメージを半減する「マルチスケイル(夢)」の2つがあります。
こちらの記事では、HBに厚く振り、ゴツゴツメットの定数ダメージで削る物理受け型のカイリューを紹介しています。
▼その他の育成論についてはこちら
カイリューの育成論
ゴツゴツメット型(HBベース)
特性 |
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性格 |
わんぱく (ぼうぎょ↑とくこう↓) |
努力値 |
HP244 こうげき12 ぼうぎょ92 とくぼう4 すばやさ156 |
実数値 |
197-154-141–x-120-120 |
持ち物 |
|
テラスタイプ |
ノーマルなど
下記で解説 |
技構成 |
・しんそく(基本技) ・りゅうのまい(Lv62) ・はねやすめ(基本技) ↳その他の候補 アンコール・でんじは・ほのおのうず・げきりん・ドラゴンクロー・アイアンヘッド・ほのおのパンチ・かみなりパンチ・れいとうパンチ・けたぐり・かわらわり・つばめがえし・エアスラッシュ・テラバースト |
ゴツゴツメットカイリューの努力値調整
一般的に使われているゴツゴツメットカイリューの調整です。
- HP/耐久
↳244振りで奇数、余りをぼうぎょに - こうげき
↳12振り - S(すばやさ)252
↳りゅうのまい後に実数値180になるように調整(最速110族(実数値178)、最速サケブシッポ(実数値179)抜きとなります。素早さは仮想敵に応じて調整してください。
ゴツゴツメットカイリューの解説
性格/努力値振りを考察
遂行速度は落ちますが、かぜのり以外で無効化されないエアスラッシュをメインウェポンとし、完全な物理受けとして育成する場合はずぶといで育成してください。
性格 |
ずぶとい (ぼうぎょ↑こうげき↓) |
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努力値 |
HP252 ぼうぎょ252 すばやさ4 |
実数値 |
198-x–161-120-120-101 (A0の場合実数値125) |
同様にりゅうのまいを採用せず、耐久面を最大化し物理受けしつつ場合HBに特化させることもオススメします。
性格 |
わんぱく (ぼうぎょ↑とくこう↓) |
---|---|
努力値 |
HP252 ぼうぎょ252 すばやさ4 |
実数値 |
198-154-161–x-120-101 |
テラスタイプを考察
・ノーマル
→弱点がかくとうタイプだけになり、しんそくのダメージが大きくなります。
・はがね
→耐性が最も優れたタイプで、本来の弱点であるこおり/いわ/ドラゴン技を全て半減できます。
・ひこう
→こおりが2倍弱点になり、テラバースト(ひこう)やエアスラッシュなどのダメージが上がります。
・フェアリー
→ドラゴン技を無効にでき、数値が高いドラゴンタイプ達の一致メインウェポンを止められる点で優れています。
技構成の考察
・オススメ/確定枠
しんそく |
威力80のノーマル技です。 優先度が+2と、他の先制技(アクアジェットなど)より上から撃つことができる点が優秀です。 |
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じしん |
威力100のじめん技です。 通りが良いため採用しています。 |
りゅうのまい |
自身のこうげき/すばやさを1段階上昇させる技です。 |
はねやすめ |
自身のHPの1/2を回復する技です。 今作から最大PPが8まで減少したので、過去作をプレイしていた方はご注意ください。 |
・その他の技
その他の技の選択肢を紹介します。非常に技範囲が広いポケモンのため、仮想敵やパーティに応じて技を変更してください。
アンコール |
高い耐久力を活かして相手の技を受けたり、変化技で縛ることで相手ポケモンの動きを制限できます。 |
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でんじは |
相手ポケモンをまひにすることができます。 |
ほのおのうず |
カイリューに対して有効打のない相手や、テラスタル後に有効打のない相手をキャッチしてりゅうのまいを積む目的で採用しています。 |
げきりん |
威力120のドラゴン技です。 2~3ターンの間げきりん以外の行動ができなくなるデメリットがあります。 |
ドラゴンクロー |
威力80のドラゴン技です。 |
アイアンヘッド |
威力80のはがね技です。 無効タイプがないため安定した打点として使うことができ、ひるみ効果も狙えます。 |
ほのおのパンチ |
威力75のほのお技です。 |
かみなりパンチ |
威力75のでんき技です。 |
れいとうパンチ |
威力75のこおり技です。 |
けたぐり |
威力20~120のかくとう技です。 かわらわりより高い打点が出ますが不安定な点がデメリットとなります。 |
かわらわり |
威力75のかくとう技です。 |
つばめがえし |
威力60のひこう技です。 必中のため、かげぶんしんを使っている相手にも確実に当てることができます。 |
エアスラッシュ |
威力75の特殊ひこう技です。 性格:ずぶとい で育成する場合に。 |
テラバースト |
威力80の技です。 ひこうテラスタル/フェアリーテラスタル個体の場合にオススメします。 |
ゴツゴツメットカイリューの運用方法
カイリューは、基本的にマルチスケイルを盾にりゅうのまいを積む”積みアタッカー”として活躍するポケモンです。
こちらの育成論では、こうげきにはあまり振っていないため火力が出ませんが、物理方面に厚く振っているため、マリルリのじゃれつくが半分入らないほどの耐久力を持っています。
テラスタルを絡めることで有効打を持たない物理ポケモンを安定してりゅうのまいで起点にしたり、はねやすめでゴツゴツメットの定数ダメージを入れつつ相手ポケモンを処理することができます。
物理型の場合、つばめがえしかテラバースト(ひこう)は無効にされず安定した打点となるためオススメです。
ゴツゴツメットカイリューと相性のいいポケモン
ポケモン |
型 |
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アタッカー型(AS振り) カイリュー、ミミッキュともに対面性能が高いポケモンです。カイリューで暴れて残ったポケモンをミミッキュが処理するようにしましょう。 |
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アタッカー型(HC振り),(CS振り)など はがねタイプのポケモンは、カイリューが苦手ないわ/こおり/フェアリーを半減で受けることができます。カイリューははがねタイプの弱点であるじめんが無効、ほのお/かくとうを半減できます。サーフゴーは「トリック」や「でんじは」など優秀な補助技を覚えるため、カイリューが動きやすい場を作る能力もあります。 |
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アタッカー型(HC振り),(CS振り)など サーフゴーと同様、相性補完の面で優れています。ジバコイルは地面が4倍弱点ですが、カイリューはひこうタイプでじめん技を透かせる面で相性が良く、こちらはボルトチェンジでカイリューを着地させることもできます。 |
ゴツゴツメットカイリューと似た役割のポケモン
▼物理アタッカーの育成論まとめ
ポケモン |
型 |
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とつげきチョッキ型(HA振り)など カイリューのように豊富な変化技は使用できませんが、こちらはとつげきチョッキにより対特殊性能が高くこおりのつぶてでの先制が可能です。 |
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くらいつく型(HB振り) ゴツゴツメットの定数ダメージはありませんが、耐久面に努力値を厚く振っているため、相手をりゅうのまいの起点にできる点で似ており、くらいつくで相手ポケモンをキャッチできます。 |
カイリューの対策
カイリューの対策方法
カイリューは非常に対面性能が高いポケモンですが、同じく対面力が高く連続技を持つポケモンや、カイリューより素早く弱点を突けるポケモンがオススメです。
カバルドンやバンギラスで砂やステルスロックを撒き、マルチスケイルが機能しないようにするのも対策になりえます。(ステルスロックは「あつぞこブーツ」、砂ダメージは「ぼうじんゴーグル」で無効化されますが、どちらも展開しておくことで確実にマルチスケイルを潰すことができます)
▼起点作りポケモンの育成論まとめ
カイリュー対策におすすめポケモン
ポケモン |
型 |
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アタッカー型(AS)など 同じ性格かつ同じすばやさランクの場合必ず先制できます。 ゴーストタイプのため、先制技「しんそく」の一貫を切ることもでき、パーティに入っているだけでも安易なしんそく連打ができないようになります。 |
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からやぶ型(AS振り)など 「つららばり」で4倍弱点を突くことで確実に処理できます。 先制技「こおりのつぶて」や強力な積み技「からをやぶる」も覚えることができ、先に展開して「からをやぶる」を積んでおくとカイリューを動かしづらくなります。 |
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りゅうまい型(AS振り)など こちらも「つららばり」で4倍弱点を突くことで確実に処理できます。 先制技「こおりのつぶて」や強力な積み技「りゅうのまい」も覚えることができます。 とつげきチョッキを持つ個体の場合は特殊アタッカーとの撃ち合いも可能で強力です。 |
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物理受け型(HB)など 特性「すなおこし」の砂ダメージや、ステルスロックでカイリューのマルチスケイルをはがすことができます。 がんせきふうじでりゅうのまいの素早さ上昇を無効化したり、積まれても「あくび」で流したり、「ふきとばし」で強制的に交代させることができます。(あくびはラムのみを持たれていると眠りません) |
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物理受け型(HB)、アタッカー型(HA、AS)など どちらの型でも、特性「すなおこし」の砂ダメージがあります。場作りに特化した型の場合、でんじはで素早さを落としたり、ステルスロックを展開することもできます。 バンギラス自身も600族のポケモンで、アタッカー型の場合りゅうのまいを積んだり、高いこうげき種族値からがんせきふうじやストーンエッジを使うことができます。 |
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