【ポケモンSV】両受け型キチキギスの育成論・努力値振り|努力値調整案も解説【スカーレット・バイオレット】

攻略大百科編集部
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『ポケットモンスタースカーレットバイオレット(ポケモンSV)』 DLC前編『碧の仮面』で登場したポケモンの1匹「キチキギス」の育成論やおすすめのテラスタイプ、対策方法を掲載・解説しています。

キチキギスの基本情報

タイプ
どく フェアリー
特性

どくのくさり

攻撃技を当てた時、確率で相手を猛毒の状態にする

テクニシャン 夢特性

威力が60以下の技の威力が1.5倍になる。威力の変動する技や、技の影響で威力が変動している場合も効果がある。

夢特性の入手方法

 キチキギスの種族値

HP 攻撃 防御 特攻 特防 素早さ 合計

88

(174位)

91

(257位)

82

(222位)

70

(330位)

125

(24位)

99

(127位)

555

(91位)

 キチキギスのタイプ相性

4倍なし
2倍じめん エスパー はがね
0.5倍くさ あく フェアリー
0.25倍かくとう むし
無効ドラゴン

 キチキギスの解説

キチキギスは今作のDLC『碧の仮面』の準伝説ポジションのポケモンで、キタカミの里で イイネイヌ マシマシラの2体と合わせて「ともっこさま」と呼ばれ英雄として祀り上げられています。

タイプはパッと見ではわかりづらいどく/フェアリー複合となり、非常に防御面で優れたタイプと言えます。 同タイプには同じタイミングで解禁された マタドガス-ガラルのすがたがいます。

種族値は攻めの面は控えめですが、ぼうぎょはそれなり/とくぼうが高めとなっています。

こちらの記事では、はねやすめあまえるで耐久して相手ポケモンの攻撃を受け、どくどくどくのくさりの追加効果で相手ポケモンをもうどくにしたり とんぼがえりでサイクルを回す立ち回りができる受け型のキチキギスを紹介しています。

▼キチキギスの入手方法

とくせい「どくのくさり」について

攻撃技を当てた際に、30%の確率で相手ポケモンをもうどく状態にする特性です。

似ている効果を持つどくしゅと異なり、ムーンフォースなどの非接触技でも発動する仕様になっています。

追加効果扱いとなるため、 おんみつマント を持たせることで無効化できます。

キチキギスの育成論

両受け型

特性

どくのくさり

性格

ずぶとい(ぼうぎょこうげき)

努力値

H236 B244 S28

実数値

193-99146-90-145-123

持ち物

くろいヘドロ など

テラスタイプ

みず など

技構成

どくどく(わざマシン175 どくどく)

はねやすめ(Lv84)

とんぼがえり(わざマシン060 とんぼがえり)

ねっぷう(わざマシン118 ねっぷう)

↳その他の候補 じゃれつくムーンフォースヘドロばくだんアシッドボムこごえるかぜエアスラッシュまもるちょうはつみがわりめいそうあまえるなど

両受け型の努力値調整

  • HP/耐久
    ↳16n+1 (くろいヘドロの回復効率を最大限に高めるため),残りは物理耐久の最大化。奇数であるため、はねやすめの回復量も少しだけお得(切り上げのため97回復する)。

特化パオジアンのつららおとしたべのこし込みで2耐え

両受け型キチキギスの解説

その他の育成方法や技の選択肢を紹介しています。

個体値の考察

すばやさ個体値0かつ下降補正をかけることで実数値93まで下げることができます。

特定のポケモンより遅くとんぼがえりなどで行動したい場合は活用できる可能性があります。

性格を考察

特殊技を採用せずじゃれつくなどを採用する場合、わんぱく(ぼうぎょとくこう)で育成してください。

努力値振りは同じ調整で問題ありません。

また、おくびょう(すばやさこうげき)ようき(すばやさとくこう)などの個体を異なる努力値振りで育成すると、最速ウーラオス-いちげきのかた、準速オーガポン などの上を取れるポテンシャルもあります。

努力値振りを考察

調整案

性格

ずぶとい(ぼうぎょこうげき)

努力値

H236 B148 S124

実数値

193-99133-90-145-135

素早さに124振ることで実数値135となり、最速 キノガッサ (134)を抜けるようになります。

この場合ぼうぎょの努力値は148実数値は133と防御性能は落ちますが、パオジアンつららおとしたべのこし込みでギリギリ2発耐えられます。

環境のキノガッサの性格の割合や、他に抜きたいポケモンがいる場合は耐久力を失わない程度にすばやさの調整を行ってください。

持ち物を考察

たべのこし

→ターン終了時に最大HPの1/16を回復するアイテムで、はねやすめと合わせてHP管理がしやすくなります。

くろいヘドロ の場合、トリックなどを使われた場合に相手に定数ダメージが入る効果もありますが、テラスタルでタイプを変えると定数ダメージが入るのでたべのこしも選択肢に入ります。

おんみつマント

キョジオーンしおづけの定数ダメージ、 パオジアン つららおとしの怯みなどを受けなくなり立ち回りが安定します。

回復効果がないため、5%程度の低乱数でパオジアンつららおとし2発で落ちてしまうようになります。

オボンのみ

→HPが半分以下になった際に最大HPの1/4回復でき、ウーラオスすいりゅうれんだなどの確定数をズラせるようになります。

アイテムが競合するなどでくろいヘドロ,たべのこしを持たせられない場合の選択肢として。

テラスタイプを考察

ひこう

→環境でほぼ必須とされている地面枠、主に ガチグマ などのじしんを透かせるようになります。

みず

→苦手なじめんを等倍にでき、耐性面も優秀で前述のひこうテラスタルと異なりこおり技を半減できます。

技構成の考察

・オススメ/確定枠

どくどく

相手ポケモンをもうどく状態にして削っていきます。

キチキギスはどくタイプを持つため、必中で撃つことができます。

はねやすめ

自身のHPの半分を回復する技です。

とんぼがえり

攻撃後控えと入れ替わる技で、対面操作に使います。

特性どくのくさりの追加効果の発動が狙えるため、サイクルを回す立ち回りとは相性が良いです。

ねっぷう

追加効果でやけどになることがあるので特性のどくのくさりとは少し相性が悪めですが、呼びやすいはがねタイプに対して打点がないため採用しています。

H252振りのハッサムに74.6~88.2%のダメージとなります。

サーフゴーを倒すには3~4発必要となり、交換読みが成功しても倒せないため対サーフゴーとしては火力不足です。

・その他の技

その他の技の選択肢を紹介します。

じゃれつく

物理技のみで育成する場合に使用するフェアリー技です。

命中率が90%と少し不安要素は残るものの、追加効果で相手のこうげきを1段階下げる効果もあります。

ムーンフォース

タイプ一致で撃つことができるフェアリー技で、環境的にもそれなりに通りは良いです。

とくこう実数値は90と低いため、環境に存在するポケモンの中で確定1発で倒せるのは ウーラオス のみとなります。

ヘドロばくだん

タイプ一致で撃つことができるどく技で、30%で相手ポケモンをどく状態にすることができます。

アシッドボム

タイプ一致で撃つことができるどく技で、とくぼうを2段階下げる追加効果があります。

この技を採用すると鋼タイプに対してできることが無くなるという点が苦しいですが、特殊受けなどに対して圧力をかけられるようになります。

こごえるかぜ

相手のすばやさを1段階下げるこおり技です。

後続の起点を作って とんぼがえりで対面操作したり、すばやさ関係を逆転させることではねやすめで受けつつどく技で削ったりとテクニカルな立ち回りができます。

エアスラッシュ

相手を30%でひるませることがあるひこうタイプの技です。

もうどく状態の相手を怯ませて削ることができます。

まもる

もうどく状態の相手を定数ダメージで削りつつ、自身は くろいヘドロ などで回復できます。

ちょうはつ

相手の変化技を封じることができます。

火力が乏しく定数ダメージでの削りがメインとなるため起点回避として。

みがわり

自身のHPの1/4を削ってみがわり状態になる技です。

もうどくの削りだけではなく、相手の受けポケモンに対して強く出られるようになります。

あまえる

相手のこうげきを2段階下げることができます。

物理アタッカーの攻撃力を下げつつどくどく はねやすめのコンボで削ることができます。

両受け型キチキギスの運用方法

キチキギスは弱点3つ/6タイプ半減以下と優秀な耐性に加えて高めのとくぼうを持っており、対特殊アタッカーの面で非常に優れたポケモンです。

特に環境で猛威をふるっている ハバタクカミ に対して強く、C特化+ こだわりメガネ の場合も余裕を持って2発は耐えることができます。

確定2発で倒されない相手に対しては、とくせいどくのくさりどくどくでどく状態にしたらはねやすめで耐久しつつ削っていくことができます。

両受け型キチキギスと相性のいいポケモン

ポケモン

オーガポン

アタッカー型(AS振り/ASベース等)

キチキギスが苦手なはがねタイプ、じめんタイプに対して強く、一致技の範囲的にはオーガポンが対処しづらいドラゴンタイプ相手にはフェアリータイプを持つキチキギスが強く出ることができる

ゴリランダー

アタッカー型(ASベース/HAベース等)

特性グラスフィールド下ではじしんを半減でき、はたきおとすとんぼがえりでのサイクルも可能、終盤まで残しておくことでサイクル戦で削れた相手をグラススライダーで一気に処理することができる 

アーマーガア

物理受け型 (HB振り)、特殊受け型(HD振り)など

キチキギスが苦手なじめん技を透かすことができ、はがね技にも耐性を持っている

キチキギス/アーマーガアでサイクルを回したい場合、どちらかが物理受け特化,もう片方を特殊受け特化とすると立ち回りやすくなると思われる

ロトム

こだわりメガネ型(HC振り)オボン型(HSベース)など

弱点が少なく特性ふゆうでキチキギスが苦手なじめん技を透かすことができ、ボルトチェンジでサイクル回しができる

両受け型キチキギスと似た役割のポケモン

ポケモン

ドヒドイデ

特殊受け型(HD振り) , 物理受け型(HB振り)など

じこさいせいによる高速回復、じこさいせいや交代時に発動するさいせいりょくでの耐久が得意

タイプ面や種族値で差別化ができているが、どくどくの定数ダメージでの削りがダメージソースとなる点が共通点

グライオン

ポイズンヒール型(HDベース/HSベース)など

はねやすめはなく高速回復ができないものの、 どくどくだま を持たせ、ポイズンヒールみがわりまもるで耐久し続けることができる。

どくどくをサイクルの中で撃っていったり、新規習得のどくびしでサイクル戦

種族値はキチキギスをぼうぎょ寄りにした感じで、タイプ一致じしんで最低限の火力が担保されている

※未解禁、2023/10月~のレギュレーションで解禁予定

キチキギスの対策

キチキギスの対策方法

技の威力も低めでアタッカー性能は低く、火力のほとんどをどくどくどくのくさりによる猛毒の定数ダメージに頼っているポケモンのため、どく状態にならないはがねタイプやどくタイプのポケモンを後出しすることで容易に対処ができます。

アタッカーで殴り合う場合はじめんタイプのポケモンを使うと基本的に有利を取れますが、不意のテラスタルでじめん技を透かされたり受けきられる場合があるので注意が必要です。

また、キチキギスに弱めな低速受け系のポケモンであっても おんみつマント を持たせることで特性の追加効果に対しては対処が可能です。

キチキギス対策におすすめのポケモン

ポケモン

おんみつマント

を持ったポケモン

おんみつマントで特性どくのくさりを無効

みがわりちょうはつ を習得している個体はどくどくも封じ込めることができる

サーフゴー

こだわりメガネ型(CS振り) など

はがねタイプのためどくを無効にできる

テラスタルを切った場合もおうごんのからだで[どくどくをシャットアウトでき、ちょうはつなどがあった場合も効果を受けないので完封できる。

トリックを採用していればこだわり系アイテムを押し付けることで機能停止も狙える。

ドドゲザン

とつげきチョッキ型(HAベース),アタッカー型(ASベース) など

はがねタイプなのでどくを無効にできる

特性まけんきの場合、こごえるかぜあまえるを採用している個体に耐性がある

ランドロス

HASベース(オボンの実)、AS振りアタッカー、HA振りなど

タイプ一致じめん技で弱点をつくことができ、上を取っている場合は新規習得した ちょうはつで変化技を封じられる。

サイクル戦や読み合いになった場合もステルスロックでの削りやとんぼがえりでの対面操作などで立ち回っていける。

ガチグマ

火炎玉型(HAベース) など

タイプ一致じめん技で弱点をつくことができ、毒を入れられても特性こんじょうで火力を伸ばすことができる。テラスタルを切られた場合もタイプ一致高火力のからげんきが通りやすい。

先にかえんだまを発動させていた場合は疑似的に毒耐性がある

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