【あつまれどうぶつの森】青いバラ発生の仕組みと遺伝子情報・発生確率を徹底解明【あつ森】

攻略大百科編集部
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『あつまれどうぶつの森(あつ森)』の青いバラについて、海外のユーザーが解析した遺伝子情報や発生確率などを詳しくご紹介しています。


目次

青いバラが発生する仕組み

青いバラがどのように発生するのか、少し難しい話になりますが 遺伝子情報 発生確率 に注目してご説明していきましょう。
青いバラの基本的な情報は以下のページをご覧ください。

情報元・参考サイト

海外のゲーム情報サイト「GameSpot」に、交配種の花の咲かせ方ガイドが掲載されています。この記事によると青いバラの咲く確率が25%まで上がった特別な赤いバラの作り方が説明されています。

出典: www.gamespot.com

花の遺伝子や入手可能性の詳細など技術的な情報はACNH Flower Researchを元にしています(現在は情報公開停止)。この「ACNH Flower Research」には、あつ森のゲーム内にある花の遺伝子情報を考案し、どういった組み合わせをするとどのくらいの確率で交配種が出現するのか、といった研究内容が細かくまとめられています。

あつ森の花の遺伝子情報について、以下のWebサイトを参考にさせて頂きました。大変わかりやすく良い情報をご提供頂きありがとうございます。この場で御礼申し上げます。

あつ森(あつまれどうぶつの森) 攻略 | hyperWiki

あつ森の花の遺伝子情報

あつ森の花の遺伝子情報は、下のように表されます。

白いバラ(種) :01-00-00-00
黄色いバラ(種):00-11-00-00
赤いバラ(種) :00-00-11-01

0 と 1 で表す2ケタの数値が4つつながった構造になっています。
「00」「01」「10」「11」の4パターンになるかと思われますが、「01」と「10」はここでは同じ扱いなので、「00」「01」「11」の3パターンを4つ組み合わせた形 になっています。

交配での遺伝子の受け継ぎ方

花の交配では、2つの花の遺伝子情報をかけ合わせて、新しい遺伝子情報をもった花を作ることになります。種から生まれた白いバラ(01-00-00-00)を2つ掛け合わせると以下の3種類の花が生まれます。

白いバラ(種)(01-00-00-00)×
白いバラ(種)(01-00-00-00)の交配

交配後の花

遺伝子情報

発生確率

しろいバラ

00-00-00-00

25 %

しろいバラ (種)

01-00-00-00

50 %

むらさきのバラ

11-00-00-00

25 %

4つの数値の塊のそれぞれ同じ位置同士で掛け合わせた結果が交配後の花の遺伝子になります。
親の遺伝子が 00 同士の部分は 00 となります。親の遺伝子が 01 同士の場合、1つ目の親の「0」か「1」から1つ持ってきて、2つ目の親も「0」か「1」のどちらかを持ってくるので、組合せとしては 00・01・10・11 の4パターンが均等に発生します。”10″ は “01” と同じ扱いの為、”01″ だけ発生確率が2倍で50% になります。

血液型に例えると分かる方もいるのではないでしょうか。

血液型のA型は、実は AA 型と AO 型がいます。親がどちらの型かで、生まれてくる子供の血液型は変わってきます。

  • 親が A(AO)型O(OO)型 の場合
    →  子どもは A(AO)型 O(OO)型
  • 親が A(AA)型O(OO)型 の場合
    →  子どもは A(AO)型 のみ

あつ森の花の遺伝子情報の受け継ぎ方も、この血液型の遺伝子の受け付き方と同じという事ですね!

同じ白いバラでも、親と同じ遺伝子情報の白バラと、親とは違う遺伝子情報を持つ白バラが生まれます。このように、同じ色の花でも遺伝子情報が違うので、その交配によって生まれてくる花の色も花ごとに異なってきます。
例えば、白(種)のバラ同士で生まれた白いバラ(00-00-00-00)同士を掛け合わせても、紫のバラは生まれないことになります。

そして、青いバラの遺伝子情報は「11-11-11-00」となります。つまり 花をどんどん掛け合わせ、遺伝子が「11-11-11-00」となる花が出来ればそれが青いバラになる ことになります。

花の交配の流れ(手順1・4STEPルート)

青バラを作るまでの交配の流れを、遺伝子情報と発生確率も付けて順にみていきましょう。
手順1は一般的に知られている、低確率だけど 少ない手順で青いバラが発生するルート です。

(1)黄色(種) × 赤(種) → オレンジ(50%)

交配の元になる花

遺伝子情報

きいろいバラのたね

00-11-00-00

あかいバラのたね

00-00-11-01

交配後の遺伝子情報

花の色

発生確率

00-01-01-00

オレンジ (★これを使う)

50 %

00-01-01-01

黄色

50 %

(2)白(種) × 白(種) → 紫(25%)

交配の元になる花

遺伝子情報

しろいバラのたね

01-00-00-00

しろいバラのたね

01-00-00-00

交配後の遺伝子情報

花の色

発生確率

00-00-00-00

25 %

01-00-00-00

白(種)

50 %

11-00-00-00

(★これを使う)

25 %

(3)オレンジ × 紫 → 赤A(25%)、赤B(25%)

交配の元になる花

遺伝子情報

オレンジのバラ

 (1)で作った花

00-01-01-00

むらさきのバラ

(2)で作った花

11-00-00-00

交配後の遺伝子情報

花の色

発生確率

01-00-00-00

白(種)

25 %

01-00-01-00

(A)

25 %

01-01-00-00

25 %

01-01-01-00

(B)

25 %

実は、ここでできた赤いバラは(A)と(B)どちらの赤いバラなのか判別がつきません。
作りたい青いバラは「11-11-11-00」の遺伝子情報になるのですが、(A)の赤いバラは2つ目の塊の遺伝子情報が「00」の為、どの花と組み合わせても2つ目の塊が「00」か「01」になり、ここが「11」になる花は生まれません。

つまり、赤いバラ(B)同士を交配させたときだけ青いバラが生まれる、という事になります。

(4)赤B × 赤B → 青(1.56%以下)

交配の元になる花

遺伝子情報

あかいバラ (B)

01-01-01-00

あかいバラ (B)

01-01-01-00

交配後の遺伝子情報

花の色

発生確率

00-00-00-00

1.56 %

00-00-01-00

3.12 %

00-00-11-00

1.56 %

00-01-00-00

黄色

3.12 %

00-01-01-00

オレンジ

6.25 %

00-01-11-00

オレンジ

3.12 %

00-11-00-00

黄色(種)

1.56 %

00-11-01-00

オレンジ

3.12 %

00-11-11-00

オレンジ

1.56 %

01-00-00-00

白(種)

3.12 %

01-00-01-00

6.25 %

01-00-11-00

3.12 %

01-01-00-00

6.25 %

01-01-01-00

12.5 %

01-01-11-00

6.25 %

01-11-00-00

黄色

3.12 %

01-11-01-00

オレンジ

6.25 %

01-11-11-00

オレンジ

3.12 %

11-00-00-00

1.56 %

11-00-01-00

3.12 %

11-00-11-00

1.56 %

11-01-00-00

3.12 %

11-01-01-00

6.25 %

11-01-11-00

3.12 %

11-11-00-00

1.56 %

11-11-01-00

3.12 %

11-11-11-00

1.56 %

この表より、(B)の赤いバラと(B)の赤いバラを交配した時に、1.56%(1/64)の確率で青いバラが咲く事がわかります。実際には 赤A と 赤B が入り混じった状態で交配を行うので、1.56%(1/64)より低い確率になると思われます。

手順1の特徴・メリット&デメリット

この手順の特徴は、手順が少なくて早く青バラの元となる赤いバラが手に入りますが、最後の段階で青バラが咲く確率が極端に低い点があげられます。

  • メリット :手順が少なくて済む、親と同じ色の交配種を使わないのでクローンが混ざる心配がない
  • デメリット:最後の青バラの発生確率が低い

おススメの使い方としては、手順3で作れる赤いバラを大量に島中に植えておく事です。細かい管理が必要なく、ひたすら赤いバラを植えておいたらいつの間にか青いバラができていた、なんてことを期待する人には最適です。ただし1年経っても青いバラが発生しない可能性もあるので、その点はご注意ください。

▲確率が低いので大量に赤いバラを用意しましょう。放置する人に向いていると思われます

花の交配の流れ(手順2・9STEPルート)

手順2は海外で考案された交配ルートで、手順が多いけど高確率で青いバラが発生する 確率重視のルート です。

(1)白(種) × 白(種) → 紫(25%)

交配の元になる花

遺伝子情報

しろいバラのたね

01-00-00-00

しろいバラのたね

01-00-00-00

交配後の遺伝子情報

花の色

発生確率

00-00-00-00

25 %

01-00-00-00

白(種)

50 %

11-00-00-00

(★これを使う)

25 %

(2)黄色(種) × 白(種) → 白(50%)

交配の元になる花

遺伝子情報

きいろいバラのたね

00-11-00-00

しろいバラのたね

01-00-00-00

交配後の遺伝子情報

花の色

発生確率

00-01-00-00

黄色

50 %

01-01-00-00

(★これを使う)

50 %

(3)紫 × 白 → 紫A(25%)、紫B(25%)

交配の元になる花

遺伝子情報

むらさきのバラ

 (1)で作った花

11-00-00-00

しろいバラ

 (2)で作った花

01-01-00-00

交配後の遺伝子情報

花の色

発生確率

01-00-00-00

白(種)

25 %

01-01-00-00

25 %

11-00-00-00

(A)

25 %

11-01-00-00

(B)(★これを使う)

25 %

ここでも、紫(A)と紫(B)がそれぞれ25%の確率 で発生します。

(4)紫B × 黄色(種) → 黄色(50%以下)

交配の元になる花

遺伝子情報

むらさきのバラ (B)

 (3)で作った花

11-01-00-00

きいろいバラ (種)

00-11-00-00

交配後の遺伝子情報

花の色

発生確率

01-01-00-00

50 %

01-11-00-00

黄色(★これを使う)

50 %

 

もし、紫(A)を使ってしまった場合の交配は以下のようになり、黄色が発生しないので影響はありません。

交配の元になる花

遺伝子情報

むらさきのバラ (A)

 (3)で作った花

11-00-00-00

きいろいバラ (種)

00-11-00-00

交配後の遺伝子情報

花の色

発生確率

01-01-00-00

100 %

ここでハズレの紫A(11-00-00-00)を使った場合目的の黄色が発生しないだけで、遺伝子情報が誤った黄色が出来るという事はないので大きな問題にはなりません。但し、紫A と 紫B が混じった状態での交配となるため、実際の黄色の発生確率は 50 %より低い確率 となります。

(5)黄色 × 黄色 → 白(25%)

交配の元になる花

遺伝子情報

きいろいバラ

 (4)で作った花

01-11-00-00

きいろいバラ

 (4)で作った花

01-11-00-00

交配後の遺伝子情報

花の色

発生確率

00-11-00-00

黄色(種)

25 %

01-11-00-00

黄色

50 %

11-11-00-00

(★これを使う)

25 %

(6)黄色(種) × 赤(種) → オレンジ(50%)

交配の元になる花

遺伝子情報

きいろいバラのたね

00-11-00-00

あかいバラのたね

00-00-11-01

交配後の遺伝子情報

花の色

発生確率

00-01-01-00

オレンジ (★これを使う)

50 %

00-01-01-01

黄色

50 %

(7)白 × オレンジ → オレンジ(25%)

交配の元になる花

遺伝子情報

しろいバラ

 (5)で作った花

11-11-00-00

オレンジのバラ

 (6)で作った花

00-01-01-00

交配後の遺伝子情報

花の色

発生確率

01-01-00-00

25 %

01-01-01-00

25 %

01-11-00-00

黄色

25 %

01-11-01-00

オレンジ (★これを使う)

25 %

(8)白 × オレンジ → 赤(25%)

交配の元になる花

遺伝子情報

しろいバラ

 (5)で作った花

11-11-00-00

オレンジのバラ

 (7)で作った花

01-11-01-00

交配後の遺伝子情報

花の色

発生確率

01-11-00-00

黄色

25 %

01-11-01-00

オレンジ

25 %

11-11-00-00

25 %

11-11-01-00

(★これを使う)

25 %

(9)赤 × 赤 → 青(25%)

交配の元になる花

遺伝子情報

あかいバラ

 (8)で作った花

11-11-01-00

あかいバラ

 (8)で作った花

11-11-01-00

交配後の遺伝子情報

花の色

発生確率

11-11-00-00

25 %

11-11-01-00

50 %

11-11-11-00

25 %

手順2の特徴・メリット&デメリット

この手順2の特徴は、手順が9段階もあり長いように感じますが、どの段階でも目的の花が発生する確率が割と高めで着実に青いバラを咲かせることが出来るという事です。
ただし、親と同じ色の交配種を使う為、うっかり親のクローンの花が混じらないように注意が必要です。

  • メリット :各手順で目的の花が咲く確率が割と高い
  • デメリット:手順が多い、間違った交配種が混ざるリスクがある、親のクローンが混ざるリスクが4カ所ある

他の品種が混ざらないようにすることと、毎日花をチェックして目的と違う花が咲いていたら、すぐに取り除かなければいけないので細かなお世話が必要になります。きっちりと毎日お花のチェックができて、着実に目標に向かってすすめたい人にオススメです。

▲数が増えたら、水やりをしやすい形に植え直すと毎日の水やりが楽になります

花の交配の流れ(手順3・7STEPルート)

waibi(わいびー)さん@wai6i)が考案した、青バラ交配ルートの流れをご紹介します。
手順2の交配ルートより若干手順が少なく、手順1の交配ルートより確率が高めの良いとこどりの交配ルートです。

(1)白(種) × 白(種) → 紫(25%)

交配の元になる花

遺伝子情報

しろいバラのたね

01-00-00-00

しろいバラのたね

01-00-00-00

交配後の遺伝子情報

花の色

発生確率

00-00-00-00

25 %

01-00-00-00

白(種)

50 %

11-00-00-00

(★これを使う)

25 %

(2)白(種) × 黄色(種) → 白(50%)

交配の元になる花

遺伝子情報

しろいバラのたね

01-00-00-00

きいろいバラのたね

00-11-00-00

交配後の遺伝子情報

花の色

発生確率

00-01-00-00

黄色

50 %

01-01-00-00

(★これを使う)

50 %

(3)紫 × 白 → 紫A(25%)、紫B(25%)

交配の元になる花

遺伝子情報

むらさきのバラ

(1)で作った花

11-00-00-00

しろいバラ

(2)で作った花

01-01-00-00

交配後の遺伝子情報

花の色

発生確率

01-00-00-00

25 %

01-01-00-00

25 %

11-00-00-00

紫A

25 %

11-01-00-00

紫B (★これを使う)

25 %

※ここではハズレの紫(11-00-00-00)も発生しますが、この紫を後の手順で使っても遺伝子事故はおきないので気にしなくても大丈夫、とのことです。

(4)赤(種) × 黄色(種) → オレンジ(50%)

交配の元になる花

遺伝子情報

あかいバラのたね

00-00-11-01

きいろいバラのたね

00-11-00-00

交配後の遺伝子情報

花の色

発生確率

00-01-01-00

オレンジ (★これを使う)

50 %

00-01-01-01

黄色

50 %

(5)紫B × オレンジ → オレンジ(12.5%以下)

交配の元になる花

遺伝子情報

むらさきのバラ

(3)で作った花

11-01-00-00

(11-00-00-00 の可能性有)

オレンジのバラ

(4)で作った花

00-01-01-00

交配後の遺伝子情報

花の色

発生確率

01-00-00-00

白(種)

12.5 %

01-00-01-00

12.5 %

01-01-00-00

25 %

01-01-01-00

25 %

01-11-00-00

黄色

12.5 %

01-11-01-00

オレンジ (★これを使う)

12.5 %

ここでハズレの紫A(11-00-00-00)を使った場合目的のオレンジが発生しないだけで、遺伝子情報が誤ったオレンジが出来るという事はないので大きな問題にはなりません。但し、紫A と 紫B が混じった状態での交配となるため、実際のオレンジの発生確率は 12.5 %より低い確率 となります。

(6)オレンジ × オレンジ → 赤(12.5%) または 青(6.25%)

交配の元になる花

遺伝子情報

オレンジのバラ

(5)で作った花

01-11-01-00

オレンジのバラ

(5)で作った花

01-11-01-00

交配後の遺伝子情報

花の色

発生確率

00-11-00-00

黄色(種)

6.25 %

00-11-01-00

オレンジ

12.5 %

00-11-11-00

オレンジ

6.25 %

01-11-00-00

黄色

12.5 %

01-11-01-00

オレンジ

25 %

01-11-11-00

オレンジ

12.5 %

11-11-00-00

6.25 %

11-11-01-00

(★これを使う)

12.5 %

11-11-11-00

6.25 %

※この時点で 6.25% の確率で、直接「青バラ」が咲く可能があります。

(7)赤 × 赤 → 青(25%)

交配の元になる花

遺伝子情報

あかいバラ

(6)で作った花

11-11-01-00

あかいバラ

(6)で作った花

11-11-01-00

交配後の遺伝子情報

花の色

発生確率

11-11-00-00

25 %

11-11-01-00

50 %

11-11-11-00

25 %

この表より、(6)の赤いバラと(6)の赤いバラを交配した場合に 25%(1/4)の確率 で青いバラが咲きます。

手順3の特徴・メリット&デメリット

手順3の特徴は、手順1と手順2の良いとこどり、という事です。

  • メリット :各手順で目的の花が咲く確率がそれなりに高い、手順2よりは手順が少し少ない
  • デメリット:間違った交配種が混ざるリスクがある、親のクローンが混ざるリスクが3カ所ある

手順2と同じく、他の品種が混ざらないようにすることと、毎日花をチェックして目的と違う花が咲いていたらすぐに取り除かなければいけないので、細かなお世話が必要になります。きっちりと毎日お花のチェックができて、着実に目標に向かってすすめたい人にオススメです。

▲元の花と交配でできた花が混ざらないような工夫をしましょう。自作立て看板で目的の色を分かりやすくしました

 

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